ペアデザイニングによるデザイン作業

どうも初めまして。デジタルプロダクトデザイナーのさだこえと申します。

この記事はFOLIO Advent Calendar 12日目の記事です。昨日は弊社フロントエンドエンジニアpika_shi氏の、ストレスフリーな規約同意UIとその実現方法でした。

今回は大手ITベンチャーからスタートアップに転職したデザイナーとして、日々どんなことを意識しながらデザインに望んでいるか、それをお伝えできればなと思います。

より良いアウトプットを出すために

プロダクトのUIデザインが私の主な業務ですが、業務を進める中で1人でデザインをするより、複数人で同じ画面や要素のデザインをする方が、より良いアウトプットを出すことに繋がるのではないかと考えています。

時には最初から最後まで1人で完結するデザイン作業もありますが、その場合でもなるべく他のデザイナーのフィードバックを取り入れています。UI設計に関しては1人だと視野が狭い・バイアスが掛かってしまうことが多いため、複数人で設計した方が私の経験上、短い時間でより良いアウトプットを出すことに繋がるからです。

実際に複数人でデザイン作業を行うことは珍しいことではなく、世の中の様々な企業で実践されているかと思います。今回は抽象的な概念にするために、ペアデザイニングという名称で提起します。(ペアプログラミングという用語に合わせて命名をしました)

ペアデザイニングの定義及び実践

この記事では以下のようにペアデザイニングを定義します。

・お互いが同じタスクに対して、ソフトウェアを操作しながら作業を行う(片方が実際に手を動かして作業する)・アウトプットしてからレビューを貰い修正するサイクルを、今回ではペアデザイニングの対象から外す

実際にペアデザイニングを具体的に行うためには以下の項目を意識しています。

1.片方は細部を、片方は全体感を

プロダクトのUIは様々な要素、状態によって構成されています。タイムライン画面をデザインするといっても、インターネットに接続されていない場合はどのような表示になるか、コンテンツが空の場合の初期表示はどうするのか、通知が来た場合の状態など、様々なケースを考慮する必要があります。

正常系の状態ではうまく収まっているが、異常系の状態では画面が崩れてしまうため都度デザインを修正する等、デザイナーなら誰しも経験したことがあるのではないでしょうか。

ペアデザイニングでは片方が細部を、片方が全体感を見て作業を行うことで、上記のような問題をデザイン作業中に発見できるメリットがあります。またプロトタイピングを作る前の段階に上記の項目などに気付けることで、改修サイクルを高速で回すことが出来ます。

2.思考を言語化する

すべてのデザインには理由が存在しますが、その理由は汲み取ってもらうのではなく伝える必要があります。

作業中の思考を言語化することで、なぜ今このようなユーザーインタフェースにしたのか...。ダイレクトに相手に伝えることにより、コミュニケーションの活発化や相手からインプットを貰いやすい状況を生むことに繋がります。

また言語化することにより、その理由を自分自身でも再認識し、日頃から理由を考えてデザインする習慣も身につけることが出来るメリットもあります。

3.知識や技術を積極的に共有する

ペアデザイニングをすることで、自分が知らなかった知識や技術をお互いに共有することが出来ます。

例えばツールで例を挙げると、多くのUIデザイナーはSketchを利用してプロダクトのUIをデザインしますが、多機能な分、なかなかツールを使いこなすことが難しい事情があります。(Sketchに限らずPhotoshopやIllustrator等も)

1人だと決まった機能や慣れている手法で作業を進めますが、複数人が同じ画面で作業することで、自分が知らない新しい機能や手法を発見できるかもしれません。

つまり自身の知識や技術を積極的に共有することで、その作業だけに留まらず、今後行うかもしれないデザインタスクの工数削減、結果的に作業の効率化に繋がることになります。ペアデザイニングは、そのような利点も含んでいます。

最後に

いかがだったでしょうか。ペアデザイニング自体はコレといって決まった定義や方法はまだ確定されていませんが、この記事が少しでも参考になれば幸いです。明日は弊社バックエンドエンジニアkraita氏によるブロックチェーン関係の記事、まだまだ要チェックです!

FOLIO Advent Calendar 2017

FOLIOはデザインドリブンで、プロダクトの改善提案や新機能を進めることが多く、また組織全体がデザインの重要性について理解してくれている会社です。AdventCalendarをきっかけに、少しでも弊社に興味を持って頂けたなら嬉しいです!FOLIOではデザイナーを含め、全職種 を絶賛募集中です。

それでは、良いデザインライフを!

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MAMORU KIJIMA

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