見出し画像

【人が喧嘩するとき】

.
.

僕の家庭環境は平凡といえば平凡。
父親がいて、母親がいて、姉がいる。

.
.

何も変わらない普通の家族だ。
日常も普通だ。

.
.

例えば、父親と母親は仕事に行き寝る。
姉は嫁ぎ先の旦那と一緒に暮らしている。

.
.

しかし、今年の1月から急に父親と母親の喧嘩が増えた。僕はほぼ毎日のように喧嘩を見てきた。

.
.

いつしか、よく父親と母親を見るようになった。
僕はお互いに気を使い仲介役によく入った。

.
.

母親が何かポロッと傷つくような小言を吐くと
僕は、あえて大声で『孫って元気かなー?』
みたいな話をする。

.
.

父親が何かポロッと暴言を吐くと
僕は、あえて『今日、こんなことがあってー』
と日常の話をする。

.
.

そんなことで、触発する手前で喧嘩を止め続けて5ヶ月が経った今。言語化することにしてみた。

.
.

そして、この1ヵ月で僕は記録を取り続けた。

.
.

どのタイミングで喧嘩するんだろう?と。
どんな雰囲気で喧嘩するだろう?と。

.
.

その中で得た僕の記録と観察から
考察できることを共有していこうと思う。

.
.

①喧嘩する原因には特有禁止ワードが必ずある。

.

こう聞くと当たり前のように感じるかもしれないが、そうではない。

.

例えば、『死ね』って言われた時に
僕は何とも思わない。

.

しかし、ある条件で『死ね』って言われた時に
グサッとささる。

.

大好きだった彼女から浮気された直後、
送られてきたLINEが『死ね』だったとき。

.

本当に、グサッとくるんですね。

.

同じように、お金がない家庭でお金に敏感になっているところに『お金』のワードに触れると多くの場合カチンとくる。

.

同じように、浮気されているかもしれないという不安の中に『男』のワードに触れると多くの場合カチンとくる。

.

このように特有禁止ワードがあるということ。

.

ほとんどの場合、喧嘩の多い家庭やすぐ喧嘩になる原因はもしかするとこれでしょうね。

.

もう少し、周りを見てデリケートになりましょうか。

.
.

②叱る部分の本質がズレている。

.
.

叱る部分の本質がズレることってよくある話で

.

例えば、普段から母親が夕方に帰ってきてご飯を作る家庭だったとしよう。ところがある日、母親がご飯を作らず外で食べていた。

そこに苛立った父親が
『何でご飯を作らないんだ』と叱る

しかし、ここに付け加えて
『何で他の男の人とご飯いくんだ』と叱る

.

途中から他の男の人とご飯行くことに叱っている。聞いてる母親や僕も何に対して叱っているのかわからない。

.

本来、叱るべきポイントとズレている。

.

これに対して、男は関係ないだろと母親が反論する。これが原因だ。

.

感情で訴え続けている相手に
論点のズレを補正するのは正直、面倒極まりない。

.

冷静にもう一度、自分が言ったことに対して
振り返る必要があると考える。

.
.

③不快要因が多くある。

.
.
怒る原因がたくさんあるというもの。

.
.
小さな不快な思いをさせる言動が積み重なった時に爆発するというもの。

.
.

洗濯していない、 掃除をしていない
『はぁ。』とため息ばかり吐く
愚痴しか言わない、 ご飯を作らない

.
.

この小さな不快要因がモヤモヤと
たまりにたまった時に

.
.

ドカン!っと怒る。
『だから、お前は.....』と。

.
.

仕事のクレームの多くはこれに当てはまるだろう。お客様の不快要因がたまりにたまった時に爆発するということ。

.
.

今回は人が喧嘩する原因は

①特有禁止ワード
②叱る部分のズレ
③不快要因

この3つでした。
.
.

ここからこの3つを解消する方法をお伝えします

.
.

○冷静に一つ一つ振り返ること

.
.

これに尽きると思います。
.

感情で言った時、深呼吸して落ち着く
何を言ったのか思い出す。
.

不快要因をためてしまっていたら
気づいて挽回する

この能力が必要だと思いました。 

.
.

以上です。最後まで読んでいただき
ありがとうございました👀

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?