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成長

 テストも終わり、春休みに入った。去年のクリスマスあたりからテストやらバイトやらでなにかと忙しかったため、ようやっと色んなことに時間を割けるようになった。本棚に貯まっている読みたい本、Spotifyのプレイリストに入っている聴きたい音楽、Twitterやインスタで見つけた行きたい場所、考えただけでも春休みでは時間が足りないような気がしてきた。

 最近の出来事(といっても1,2週間前のこと)だが、千葉県立美術館でやっていた江口寿史 彼女展に行ってきた。去年渋谷でやっていたRECORD展にも行ったが、CDのジャケットアートが中心だったため、色々な作品が見られる今回の展覧会はとても楽しみにしていた。RECORD展のときにも感じたが、江口さんの描く女性のイラストは素敵で、他のイラストレーターの方が描く女性とは違うかわいらしさがあってどのイラストも惹かれるものばかりだった。

今回の展覧会の中で一番気に入ったイラスト

中でもライブドローイングで描かれたキャンパスアートは印象深かった。キャンパスに描かれた絵には光の角度によってマーカーの描き跡が残っていて、本や紙に印刷された絵とは違った『味』を感じた。

ライブドローイングで描かれたイラスト

イラストはもちろん、マンガの原画やライブスケッチの映像、さらに展示されているイラストのすべてが写真撮影がOKなどとボリュームたっぷりで、また機会があればまた行きたいと思うほど充実した展覧会だった。
そしてその日の夜、とあるライブを見に行ったのだが、それはライブレポとして別に書こうと思う。

 話はテスト期間のことに戻るが、最近勉強することがさほど苦にならず、むしろ楽しいとまで感じるようになってきた。学んでいる内容もあると思うが、自分なりに勉強の仕方が今更ながらにわかってきたような気がした。(もっと前に身に付けておくべきことだったが、、)
本や小説を読むこともそうだ。今まで読書があまり好きではなく、全くといっていいほど本や小説を読んでこなかったのだが、ピースの又吉さんがやっているYouTubeのインスタントフィクションという動画を見てから小説などに対する意識が変わり、自分の中で勝手に上がっていたハードルが下がったように思った。また、最近ではブックオフに行ったときはCDコーナーだけでなく本や小説のコーナーも見て、たまに本を買い、読むようにまでなった。


去年、何一つとして成長できなかったと思っていたが、少しは成長できた部分があったことにふと気づいたテスト期間中のことだった。



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