音楽レビュー|第7回 (6/12)

 この1週間で見つけた・出会った曲、新たな発見があった曲を個人的な解釈で紹介していくこのシリーズ。色んな曲を知ってほしい、けどTwitterじゃ文字数が収まらない… ということでnoteにて始めてみた。普段聴いているジャンルが偏っているということもあり、偏ったレビューになるかもしれないが、その点はあらかじめご了承頂きたい。


ーーーーーーー

正しい街/椎名林檎 (無罪モラトリアム)
 説明するまでもない椎名林檎の1stアルバムの1曲目。編曲として亀田誠治さんが加わってはいるが、作詞作曲は椎名林檎で、驚くことにこのアルバム出たのは椎名林檎が21歳のときだ。この曲を21歳で作ったということに驚きしかなく、あらゆるジャンル(おじゃる丸のEDなど)で活躍しているのに納得する。


季節の果物/カネコアヤノ (タオルケットは穏やかな)
 だいぶ時間が空いたが今年の3月にリリースされたアルバムの曲。同じくカネコアヤノの"Home Alone"のような日常に溶け込むようなメロディーが素敵だ。


夜も朝も午後も/T字路s (夜も朝も午後も)
 こちらも今年の1月にリリースされた比較的新しい曲。T字路sの中でも暗めなこの曲だが、実はNHKラジオ「ラジオ深夜便」という深夜ラジオのテーマ曲になっている。それを踏まえると、歌詞含め明るく聴こえてくる。


ラブソング/時速36km (輝きの中に立っている)
 ラブソングの正解のような曲。余計な表現や情景が一切ない、本当にその空間・世界に二人だけしかいないように感じた。サビの、
「こりゃすごいなって君が笑ってる
怪獣の熱光線みたいな夕焼け」
という歌詞から特にそう感じた。


朝になりそうだ/ノムライズ (朝になりそうだ)
 以前、音楽レビューで紹介したのむらけんさんがやっている(現在活動休止中)バンドの曲。バンドの中でもロックに寄っている曲であり、唯一サブスクで解禁されている曲でもある。けんさんが作る曲はどれも取っつきやすい歌詞とメロディーなので、ぜひノムライズ、そしてソロ名義ののむらけんさんのほかの曲も聞いてほしい。

ーーーーーーー

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?