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キル・ビルVol.1

こんにちは SAD です。

最近 クェンティン・タランティーノ
監督の


 キルビルVo.1を久しぶりに見てみた
ので感想を書いていきたいと思います。

本作はタランティーノ監督の4作目に
当たる作品で

当初は1本の映画として公開しようと
したのですが 

上映時間が4時間を超えるため 2つに
分割した作品 らしいです

お話は、元暗殺集団だった女
ザ・ブライトが自身の結婚式の時に
元仲間たちに夫や在籍者、当時お腹に
いた自分の娘までを殺されてしまい。

一人 奇跡的に生き残った ザ・ブライトは復讐の旅を始めるというお話です。

さて このキルビル という作品は自分
の中ではタランティーノ 作品の中でも やや 微妙な立ち位置の作品であり

特に 1作目は 見始めてしまえば結構
面白いんですけどちょっと

 気になる部分もある映画でもあります

というものも全ての部分でやりすぎな
部分が目立ち

うけを狙っているんだがなんだか
わからない 突拍子もない BGM や
変な演出

特に暴力描写の部分では
ふと気を抜くと首が飛んだり手足が
飛んだり

 臓物が飛び出てたり 目玉をくり抜かれたりします

まあ、このやりすぎな バイオレンス 
描写が彼女の激しい 復讐心を表しているとも言えなくもないのですが

デビュー作 レザボアドッグス では
登場人物の一人が警官を拷問するとき
に耳を削ぐシーンで肝心の 

その部分を見せなかったことで強い
印象を残したのに対し

本作では全てを見せてしまっている
ことで品性みたいな物がなくなり

全体的に安っぽくなってしまったよう
な感じがします

最後にオーレン イシイの通訳である
ソフィの両腕を切断してしまったの
もちょっと引いてしまいましたね

いやあの人 通訳ですよ ?そこまでしなくても…と同情してしまいました。

また 一応 監督としては チャンバラアクションがやりたかったのかな と思う感じがするんですけど

たまにちょっとウエスタン調だったり
アニメパートが入ったり

第2部では カンフーパートが入ったりと
少しまとまりにかけるような部分が見受けられる気がします。

とはいえ、やはりいいシーンも多く
終盤での青葉屋の大立ち回りは見ごたえがありますし

タランティーノもファンである
千葉真一が

©キル・ビル(2003)

元は有名な刀鍛冶であったが今は引退して沖縄で寿司屋をやっているというのも面白いアイディアだなと思いました

千葉真一が英語と日本語を交えながら
ユマサーマンと交流するシーンは本作
の中でもかなりハートフルなシーンでもあります

またタランティーノ がバトルロワイヤルを見て気に入ったという 栗山千明がピチピチのフレッシュな状態で

ゴーゴー夕張という鎖の端に鉄球を
つけた武器を持って出てくるのも
良かったですね


©キル・ビル(2003)

戯言のコーナー

その1
作中 日本人のヤクザの幹部として
國村隼 が登場するか 何を喋ってるの
かさっぱり聞き取れない

他の作品だが ザ・レイドGOKUDOという作品でも遠藤憲一が出てきたが

日本語のセリフが聞き取れないシーンがある

日本のドラマではしっかり聞き取れるのに海外映画で日本人が出ると滑舌が死ぬのは あるある なんだろうか?

その2
ブライトが仇である オーレンイシイ
を追跡するシーンで

黄色いバイクに黄色と黒のライダー
スーツで尾行するのだがこれでは
明らかに目立ちすぎている

その3
出演 当時 多分19歳くらいの栗山千明
はあどけなさも残ってやはり 可愛い

彼女が最後に首がとれたり
内臓を垂れ流したりしなくて本当に
良かった


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