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憧れのデパ地下惣菜

デパ地下に並ぶ、色とりどりのお惣菜(もっとオシャレな呼び方があるのかもしれないけど分からない)に、並々ならぬ憧れがある。

シーフードマリネ、ローストビーフサラダ、キャロットラペ、キッシュ、などなど。
100gあたりの値段が書いてある量り売りのそれらは、きっと2〜3人分買ったらびっくりするくらい高くなるんだろう。
「100gだけください」と言って取ってもらうものなのか。「2人前くらい欲しいです」と申告するものなのか。想定より高くて白目剥いてしまっても「もうちょっと減らしてください」とはきっと言えない。

そんなわけで小心者の私は、ショーケースに並ぶ煌びやかな料理達を「うふふ、オシャレな食べ物ね」と眺めることしかできない。
今はもうデパートすらないドドド田舎暮らしだから、見ることも叶わないのだけど。

であらば、自分で作るしかない。

去年の9月ごろから無性にデパ地下惣菜欲が芽生えた私は、それっぽい副菜(主にサラダ)作りに取り組み始めた。
iPhoneの写真データを最近整理したばかりで記録があまり残っていないけど、何枚か写真を発掘したのでここに載せておく。

桃×生ハム×モッツァレラチーズ
水菜サラダ、かぼちゃサラダ、パプリカサラダ
キャロットラペ、ごまマヨかぼちゃ、大根塩昆布
タラモサラダ
具沢山サラダ

それっぽいものへの探究を続けて、デパ地下サラダ風に仕上げるポイントがだんだん見えてきた。

・クリームチーズを入れる
・スライスアーモンドくるみなどのナッツを入れる
ブラックペッパー、パセリ、白炒りごまなどを仕上げにかける。特にパセリ
酢、オリーブオイル、マヨネーズでドレッシングを作る
・シーフード、ハム、ソーセージ、半熟卵などのタンパク質を組み合わせる

太字は特に登場頻度の高い食材。私流オシャレサラダを作る時の必須アイテム。
半熟卵をサラダに添えるとシェフの気まぐれサラダ感が出る気がする。緑が足りない時はローズマリーやにんじんの葉っぱをちぎって添えておくとオシャレ度が増す。
あとは何と言っても、パセリ。

乾燥パセリでは物足りなくなってしまった私は、最近ついにパセリを生で買ってしまった。

200円でこんなにたっぷりのパセリが買える。しばらくはこのまま飾りながら使って、近々冷凍しようと思っている。

この新鮮パセリを投入することで、デパ地下惣菜感がより一層増した。

新じゃがハニーマスタード
スパム入りポテトサラダ

この濃い緑!良いアクセントになる!
しかもパセリは栄養価が高く、美容と健康に良いんだとか。
せっかくなので、最近は気の向くままにパセリを毟り取って主菜にも振りまき、モシャモシャ食べている。

カレーにもパセリ
鶏むね肉を炒めただけのやつにもパセリ

個人的に刺身に添えてあるパセリを食べるのは苦手なんだけど、細かくして温かい食べ物と一緒に食べるのは平気。
見た目がオシャレになるだけでなく栄養もたっぷりだなんて、優秀すぎる。畑で育てようかな。

そんなわけで、約半年前に発症した“デパ地下惣菜食べたい病”の果てに、生パセリの境地へ辿り着いた私。
今年は夏野菜を使ったデパ地下惣菜にも挑戦していきたいし、盛り付け方の勉強もしたい。
食への飽くなき探究心は増すばかりだ。

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