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7月30日~8月6日音声にまつわるニュース

今週の音声関連ニュース!

7月31日

▽話せなくなるALS患者が、視線入力×自分の声をもとにした合成音声でコミュニケーションできるようになるサービスを開発する「ALS SAVE VOICE」プロジェクト

ALSとは、手足やのど、舌の筋肉、呼吸に必要な筋肉が衰えていく病気だ。そんなALS患者をサポートすべく、「ALS SAVE VOICE」というプロジェクトが立ち上げられ、「患者の自分の声」をもとにした合成音声でコミュニケーションが取れるようになるサービスがリリースされる運びとなった。

▽イード---音声コンテンツ市場に本格展開、音声メディアグループ構築を目指す

イードは7月31日、ポッドキャストやスマートスピーカーなど急成長する音声コンテンツ市場に本格展開すると発表。同社は21ジャンル57のメディアを運営しているが、今後成長が期待できるとして、音声メディアグループを構築するため、積極的に音声メディアに対する投資を行っていくとしている。

▽Hmcommが九州工業大学と「音声認識×読唇術」の共同研究を開始。

ディープラーニングを活用し音声から価値を提供する、国立研究開発法人産業技術総合研究所発ベンチャーHmcomm株式会社と、国立大学法人 九州工業大学は、音声認識精度の飛躍的向上を目指し、Hmcomm「音声認識AI」と九工大「読唇技術(画像解析)」のハイブリッドソリューション創出のための共同研究を実施することを発表いたします。

▽力の入れすぎを音で警告する歯ブラシ=ライオン

ライオンは、歯磨きの際に力を入れすぎて歯肉を痛めないよう、音で警告してくれる歯ブラシ「クリニカアドバンテージNEXT STAGE ハブラシ」を発売。虫歯の原因につながる歯茎の下がりを防ぐため、力がかかりすぎると、しなるハンドルが「カチッ」という音を出す。

8月1日

▽横浜信用金庫とNTT東日本、AIでカメラ映像と音声を解析し振り込め詐欺を抑止する実証実験

横浜信用金庫と東日本電信電話株式会社 神奈川事業部は、振り込め詐欺の抑止対策として、詐欺解析AIを活用した実証実験を8月1日より実施すると発表した。期間は9月末まで。今回の実証実験では、横浜市内にある横浜信用金庫のATMコーナー2カ所に設置した監視カメラ映像と、マイクで収集した音声情報をもとに、AI技術を活用して、振り込め詐欺被害者の可能性を診断する。

▽audiobook.jpがポッドキャスト配信者のマネタイズを支援、「課金システム」を提供開始

オーディオブックの配信サービス「audiobook.jp」を展開するオトバンクは8月1日、ポッドキャスト配信者に課金システムの提供を開始した。これにより、配信者はaudiobook.jpの「聴き放題プラン」と「単品販売」を通じ、ポッドキャストでロイヤリティ収益を得ることが可能となる。

8月3日

▽貨幣博物館で音声案内開始=10月から、英語版も-日銀

日銀が10月中旬から、お金に関する歴史資料を展示する貨幣博物館(東京・日本橋)で、スマートフォンを利用した音声案内を始めることが2日、分かった。展示品を見ながら解説を聞くことができるようにし、展示内容の理解を深めてもらうのが狙い。来年の東京五輪・パラリンピックに向けて外国人来館者の増加が見込まれることから、英語版も用意する。

▽音声認識「Siri」との会話内容、アップルが分析停止

米アップルは2日、スマートフォンなどで利用できる音声認識機能「Siri(シリ)」について、利用者との会話内容の分析を停止していることを明らかにした。同社の委託先がプライバシーに関わる会話を定期的に聞いていたと英メディアで報じられ、再点検する間の措置だとしている。

▽怪異現象の音に焦点 9月13日に大阪・吹田市で対談

木の倒れる音がしたのに痕跡がない「天狗(てんぐ)倒し」などの民間伝承や、落語などの伝統芸能で定型化している幽霊が登場する効果音といった「想像力を刺激する音」の役割について、国立民族学博物館の山中由里子教授と落語家の桂九雀(くじゃく)さんが対談する。九雀さんの高座「質屋蔵(しちやぐら)」もある。

8月4日

▽音声メディア「Voicy」が収録アプリをリニューアル・・・パーソナルファーストでクリエイティブを促進

株式会社Voicyは2019年8月1日、ボイスメディア「Voicy」の収録アプリをリニューアルしました。今回のリニューアルでは、自身の考えを発信したり声のブログやSNSのように使えたりするボイスメディアとして、パーソナリティに取ってより柔軟で魅力的な機能やデザインを意図してリニューアルしています。

8月5日

▽病気のことはAlexaに質問:英国で音声による医療情報の提供が開始、その利便性と潜在的リスクを考える

英国の国民保険サーヴィス(NHS)とアマゾンが提携し、音声アシスタント「Alexa」による医療情報の読み上げサーヴィスを開始した。ユーザーが信頼性の高い医療情報を簡単に手に入れるきっかけになる一方で、患者が自分の健康状態を誤解したり、重病のサインを見落としたりするリスクも潜んでいる。

▽ヴォコレクトジャパン 音声物流ソリューション、作業効率面で大幅改善

ヴォコレクトジャパンは、「人」でなければ出来ない業務を「音声」で効率化する音声物流ソリューションを提供している。「音声ソリューションのヴォコレクトヴォイスがなぜ、物流現場に最適なのかといえば、物流現場が音声認識に最も適さない現場だからである」として、「ヴォコレクトヴォイスには、話者特定エンジンが搭載されているほか、ヘッドセットの2面マイクによるノイズキャンセル技術があるため、環境騒音などに影響されないからだ」としている。

▽サカナクション山口、GINZA SIX屋上に“音を奏でる庭園”作る

「ROOF TOP ORCHESTRA -音を奏でる庭園-」は、NFがGINZA SIXの屋上庭園を音と光とテクノロジーが共存したアート空間としてプロデュースしたインスタレーション。水盤エリアと芝生エリアに分かれた会場には、LEDが施された柱やオーケストラの演奏台をイメージした6つのキューブ型のモニュメントが設置されており、来場者はそれらを打楽器のように叩くことで音と光が連動したさまざまな演出を体験することができる。

8月6日

▽有山達也展『音のかたち』 グラフィックデザインで音を可視化する試み

有山達也の展覧会『音のかたち』が、8月27日から東京・銀座のクリエイションギャラリーG8で開催される。東京初となる今回の個展のテーマは「音」。きっかけとなったのは、昨年発売された写真家・齋藤圭吾の写真集『針と溝』だという。レコード盤に針を落とすと音が生まれることに着目し、レコード針とレコードの溝を接写レンズで撮影した『針と溝』。この写真集のエディトリアルデザインを手掛けた有山は、制作を通じて「音」には「かたち」があるのではないかと思ったとのこと。

▽手塚治虫記念館、スマホで音声ガイド 英語対応、漫画家の特別映像も

 宝塚市立手塚治虫記念館(同市武庫川町)は、来館者に館内めぐりを楽しんでもらえるよう、音声ガイドやスペシャルコンテンツを含むスマートフォン用アプリを作成し、配信を始めた。館内の無料の公衆無線LAN「Wi-Fi」に接続して利用する。海外からの来館者向けに日本語だけでなく英語にも対応。最近ではタイやインドネシアからの来館者が増えていることから、対応言語を増やすことも検討する。

▽世界初のフルデジタルスピーカー「OVO(オボ)」で聴く。“音ジェニック”なASMRミュージアム「とろける音展」

株式会社JDSoundは、2019年8月11日(日・山の日)に、“脳がとろける音”として人気を博すASMR音を世界初のフルデジタルスピーカー「OVO(オボ)」で聴くことができる個展「とろける音展」を開催いたします。仙台フォーラス地下の一角にて、これまで聞いたことのないような、脳がとろける心地のよい音の数々をお聞きいただけます。入場料は無料。ASMR初体験の方でも気軽に楽しめるイベントとなっております。この機会にぜひお気に入りの音を見つけてみてください。

▽ソニー肩のせスピーカー×モンハンコラボモデル。「音と振動でモンスターとの位置関係がわかる」

SRS-WS1初のコラボレーションデザインモデル。首元から再生する「包まれるような音場」と「音の動きにリンクした振動機能」が特徴だが、それを活用し、まるでその場にいるような新たな体験をもたらし、より臨場感のあるプレイを楽しめる」という。

▽温浴? いいえ音浴 「銭湯のピアニスト」

北区の銭湯「殿上湯」で18日、クラシック音楽を楽しめる「銭湯のピアニスト演奏会」が開かれる。昨年に続き2度目の開催。会場費やピアノの運送費などへの支援をインターネット上で募集している。

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