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気をつけましょう・・・

台風のことです。

「地球史上最大級」とか「東京23区の3割が浸水する」とかなんだかギャグみたいな言葉が飛び交っているけれど、言葉の選び方は置いておくとしても、とりあえず悪い意味で「ヤバい」レベルの台風が関東地方に近づいていることには違いないらしい。

最近は電車の計画運休とか、飛行機の欠航がかなり前段階で発表されたりとか、イベント等の中止の決定が早くなってきたりとか、何でもかんでも「なんとか頑張る」のが美学となるような風潮が変わってきているなーと思う。

そうなると、あとは、会社等への通勤問題だ。

私は別に台風が来ない普通の日でも、ぎゅうぎゅうの満員電車や、それを押し込む駅員さんの姿を見るたびに「何が何でも出勤する風景」は本当に珍風景だ、と思っている。理解ができない。もちろんインフラ関係とか医療関係とか、その時間にどうしても、本当に何が何でも出勤しなければならない人や場合もあるだろうけれど、全員が全員そんなわけ、あるのだろうか。。。ない、よねぇ。。。1時間後、2時間後に通勤しても、大して世の中変わらんだろうよ。。

少し前の話になるけれど、夜中に過ぎ去った台風の影響で電車の架線に影響が出てしまい、私が会社に行くための電車が運転見合わせをしてしまった時があった。私は省エネで動きたいタイプなので、家からSNS等で状況を確認し、出勤できないと判断し、当時の上司に連絡を入れた。「電車が動いていないので、出勤できません。家で待機します」と。

たまたま同じチームの他の人は電車が動いていたようで皆出勤できているようだった。

時間は過ぎたけれど、電車が動き出す様子がない。どうやら架線の修理やら何やらが必要な状況で、鉄道会社のHPの連絡を見ても、長い時間がかかりそうだった。結局、夕刻まで電車は動かず、私は状況を会社に伝え、その日出勤することを諦めた。午前中から、チームのメンバーに電話をして仕事のことを伝えたり、遠隔でやれることはやったつもりだった。(ちなみに在宅勤務のシステムは採用されていなかった)

翌朝会社に行くと、ある上司から「昨日調べたらさぁ、結局夕方4時まで電車動かなかったみたいだねぇ。○○さんが会社来たくないのかなぁって思っちゃったよー(笑)」と言われた。

がっかりした。あーあ、と思った。わざわざ調べたんか、と。私が報告したにもかかわらず、私の使う路線の名前をググって、復旧時刻を調べたんか、と。冗談交じりの「会社に来たくないから電車のせいにした」的な発言も、とんだ嫌味だなと思ったけれど、それ以上に、私の報告や私が自分で考えてくだした判断を差し置いて、ググられていたことにめちゃくちゃ腹が立ったのだ。

言った方はきっと覚えていない。でも、「信頼関係」を軽んじると、人はこうやって人のことを信じなくなるんだ、と私はその時強く学んだ。だから、今でもはっきりと覚えている。「調べられていた」「裏を取られていた」ということの気持ち悪さや不快感を。

自己判断って、めちゃくちゃ大事だ。自分のことも、自分が置かれている状況も、自分が一番よくわかっているはずだ。「熱が出ているから休みます」という言葉に、「何度の熱なの?(暗に、何度までなら来れるだろう、というようなニュアンスを含んで)」という返しは絶対にダメだ。「休みます」と本人が言うのだから、休ませるのがいい。

「ずる休みかもしれない」とか「根性ないな」とか思うのであれば、体調不良云々の前にそもそもの人間関係がイマイチだと思うけど、そうだとしても、本人を信じた方が絶対に良いと思う。それくらい、「信頼関係」って大事だし脆いと思うから。その時にも、次の日にも、何も言わずに信じて受け入れてくれた人のことを、本人は絶対に覚えている。それが、信頼につながっていく。信じてくれた人のことを大切にしようと思うのは、人間の普通の感情だから。

関東に台風が直撃するらしい12日は土曜日だけど、土曜日も仕事の方もいらっしゃると思うので、どうかどうかお気をつけて、誰に何を言われようと自分を守る自己判断を大切にしてくださいませ。

先日の台風で千葉の実家が被災した友人からこのように言われたのでシェアします。
・停電した時のために懐中電灯の用意・確認を
・冷蔵庫に腐るものをあまり入れておかないこと
・お水・パンなどの食料品を一定確保しておくこと
・携帯電話などの充電関係は満タンにしておくこと(予備バッテリーとか)
・(ペットがいる家は)ペット用のご飯の予備もぬかりなく

どうか万全の準備のうえ、無事に過ごしましょう!お互いに!

明日の夜はもう外がうるさいのかな。気が紛れるような楽しいことを書こうかな!

Sae

「誰しもが生きやすい社会」をテーマに、論文を書きたいと思っています。いただいたサポートは、論文を書くための書籍購入費及び学費に使います:)必ず社会に還元します。