私はいつも家族以外の人と会う予定がないときはすっぴんにラクチンな服装で過ごします。今日も特別な予定がないのでそうするつもりでしたが、どうしてもそんな気にならなくて、朝から起きて、嵐のベストアルバムを聴きながら、ここぞというときのばっちりメイクをして、ちゃんとした服をきて、これを書いています。

最初に書いておきますが、今日は自己満ブログです。でもどうしても書きたかったので、書きます。

これまで、あんまり書くことはなかったです。理由はいくつかあったけれど、一番の理由は、本当の本当に熱を入れて応援しているジャニオタの皆さんに失礼にあたるのではないかと思っていたから。

私は学生のときからジャニーズはずっと好きだったけれど、ファンクラブに入ったことは一度もなかったし、コンサートはいつもファンクラブに入っている友人に誘ってもらったらついていくっていう感じだったし、CDが発売されても初回盤・通常版って全部買うこともしなかったし、ジャニーズが出ている番組を全部録画してHDDをぱんぱんにすることもなかった。チケットの当落発表日に落ち込むジャニオタの友達の隣にいながら、「私がジャニーズについて語るのはこの人たちに失礼にあたるな」って、ずっと思っていました。

でも、そういうのを全部どうでもいいこととしてしまうのならば、私はジャニーズが大好きです。何が好きなのって聞かれたら、いっぱいあります。まるで部活動みたいに、Jr.がキラキラした目で歌って踊っているところ。一人では輝かないかもしれない人が、グループに入ったらなぜかとびきりに輝きだす瞬間。思わず吹き出してしまうくらいトンチキで意味不明なストーリーで、でもめちゃくちゃ派手に繰り広げられる舞台。めちゃくちゃファンに近い距離で、めいっぱい全力で楽しませてくれるコンサート。スタンド席にくくりつけられた、危なすぎるトロッコ。黒子の人が手動で必死に動かしているステージの上で、キラッキラの笑顔を振りまくアイドルたち。イケメンか？って疑問に思うような人たちが、ステージに立ったら突然に輝きだすところ。ただの「アイドル集団」と思いきや、めちゃくちゃに実力主義で競争社会なところ。でも、その中にもジャニーさんの見出す「今は何も出来ないけれど、将来絶対輝く人」が大事にされるところ。Jr.のときからびびるくらいのステージ数をこなし、毎日レッスンに励み、演出に意見を出し、そうして成長してデビューしてテレビに出てもドラマやバラエティやMCやなんやらかんやら活躍しても、どこまでもステージにこだわる集団であること。誰も「やらされて」ない、あのコンサートたち。タレントたちが「こうしたい」「こうしたらもっと良くなる」「ここを変えたい」というステージに対する熱量を持っていること。勉強したいひとにはちゃんと学業を優先させてくれるところ。個性を殺すようなことを、絶対にしないこと。いつでもコンサートやエンタメの最終的な行き着くテーマは「世界平和」だったこと。「少年」という不可逆な存在に、そうした夢や希望をいっぱいに詰めて、自分のメッセージを伝えようとしているところ。現実に絶望するときでも、一目ステージを見れば、非現実に連れてってくれるところ。でもそれは、決して現実につながっていないものではなくて、確実に、現実のわたしを勇気づけてくれたこと。

見出して、自由にのびのびとやらせて、それでも厳しく育てて、最大限の魅力を発揮させる。なんでもなかったひとを、人が共感を寄せるような魅力的な人に成長させる。そんなことができるひとが、いたんだ、と思う。

一番偉いはずなのに、一番タレントの近くにいて、思いやって、可愛がって、タレントの魅力を理解して、劇場に通って、熱心に指導して、ビビッてしまうタレントを勇気づけるひと。エンターテインメントの面白さを、直接教えてくれるひと。こだわることの美しさを教えてくれるひと。それが、ジャニーさんだったような気がする。

もちろん、ジャニーさんの気持ちや才能だけじゃどうにもならないこともたくさんあって、会社は大きくなって、ビジネスの側面ももちろんあって、いろんなことがあったのは知っているし、でもなんか、例え辞めてしまったりジャニーズに人生の多くを捧げたとしても、後悔しているのかどうかは、よくわからない。多くの「元ジャニーズ」の方たちがジャニーズに捧げた時間が、無駄でなかったと、信じていたい。彼らの活躍をみていると、無駄じゃなかった、と私は思う。

私は、ジャニーズの世界観が意味わからないくらい一番好きだ。「ジャニーズが好きだ」というと、だいたい「誰のファンなの？」「誰推し？」って聞かれるのだけど、いつもとっても困ってしまう。「この人のことが大好きなの！」というのは、いつもなかった。別に若い男の子が好きなんじゃなかった。ジャニーズの世界観が好きだった。ステージにそそぐ情熱・熱量が大好きだった。意味不明でトンチキで、きらびやかな世界が好きだった。ディズニーランドよりもずっと「夢の国」だった。いわゆる「事務所担（担当）」なのかもしれない。どれも好き。どのグループも好き。ジャニーさんが教え込んだ、ステージへの情熱やエンタメを信じる心に導かれてステージで輝くひとたちが、みんな好き。

ジャニーズって、一般的には「イケメンな若い男の子が歌い踊っているグループ」とか、ジャニオタに対して「追いかけるなんてキモい」とかって思われるのかもしれないけれど、実はもっと深いところで「ジャニーズ」の世界観は成り立っているし、ジャニオタは深いところで「ジャニーズ」を信じている。と、私は思っている。

ジャニーズのステージって、いつも本当にわけがわからない。世界観が意味不明。ローラースケート履いて歌い踊ったり、バンドやったり、バレエ踊ったり、ラップやったり、ハットかぶってタキシード着たかと思えば、ぼろぼろのジーンズを履いてきたりする。Jr.が歌う曲の歌詞なんて特にまじで意味不明。「君とJETなDOするLIFEなう」。意味不明。腹抱えて、爆笑した。そう、いつも爆笑させてくれるのだ。意味わかんなすぎて。トンチキでわけわかんない、でも派手で派手で仕方がないステージの数々に、いつも涙が出るほど爆笑して、感動するのだ。あぁ、夢の世界だなぁって。そうやってジャニーズのステージをみていると、いつだって「世界平和とか、本気で出来るかも」と思ってしまうのだ。

ジャニーズのステージで勇気をもらうとき、いつも「あぁ、世界平和だなぁ」「エンタメさえあれば、何もいらないかもしれない」と思った。本気で思った。どんな難しいことも、エンタメさえあれば、なんとかなるかも、と思った。ジャニーさんがいつもテーマに掲げる「世界平和」って、本当に私たちに伝わっていた。ステージを通じて、これでもかっていうくらい「世界平和」を教わった。根っこのところに、ずっとあり続けると思う。

人が亡くなったとき、「亡くなったはずなのにこれまでより一番近くに感じる気がする」と聞いたことがある。それが今、とてもよくわかる感じがする。ジャニーさんのマインドや夢や想いが驚くほど、胸に灯っている感じがする。

昨夜の訃報を聞いて、あぁそうか、と受け止めた。今朝起きたら、とてもすっきりした気持ちだった。これからいろいろな変化があるのだろうと思う。それは納得のいくものもあれば理不尽なものもあるのかもしれない。けれど、ジャニーさんの掲げるテーマが消えてなくなることは絶対にないでしょ、と思う。それを受け継いで理解する人が必ずいるって、信じたい。私はずっと信じているし、ジャニーズの意味わからない世界観を愛するし、エンターテインメントが世界を救うって本気で思っているし、「世界平和」を訴え続けることに価値があるって真面目に思い続ける。ジャニーさんが教えてくれた、夢とか希望とか平和とか、そういう馬鹿みたいに大切なことを、ずっと胸に大事に刻んで、生きていきます。とてもすっきりとした気持ちで、強くそう思う。ジャニーズを好きでいることを、とっても誇りに思う。

最後に、私が一番お腹を抱えて爆笑して、涙が出るほど感動した曲の歌詞を置いておきます。（Hi Hi Jetとう曲の一部です）

Hi Hi僕らの声を
聴いてきらめく合図さ

さぁ、とびきりの旅に出よう
今叶える夢はHi Hi Jet

駆け出しちゃったよ夢
止まらなくて alright
風切っちゃってさ 加速度
woo hoo (woo hoo)

意地張っておとなしく
丸まってちゃ no no

勢いでも 気合も ready to go

realityさえ mystery(mystery) 簡単な
世界じゃないから ワクワクするね
Let's make it shine!!!

走れ Hi Hi はじける ライブ now
君と JETなDOする LIFEなう
どんな壁も break it out
旋風起こせ run and run
掴め Hi Hi 僕らの brand new world
キメて 明日へ be with you
we're gonna sing the song 新しい時代
連れてって 君を、さぁYeah!!

走れ Hi Hi はじける ライブ now
君と JETなDOする LIFEなう
どんな壁も break it out
旋風起こせ run and run
掴め Hi Hi 僕らの brand new world(hey~)
キメて 明日へ be with you (be with you~)
we're gonna sing the song
新しい時代(woo woo yeah)
連れてって 君を、さぁ Hi Hi Jet!! (Hi Hi Jet woah)

この歌詞をググっていたときに、Google検索欄に

「君とjetなdoするlifeなう　意味」

って出てきて、また爆笑しました。そうだよね、意味わかんないよね。

あー、笑った。ジャニーさん、ありがとう。Show must go on。
今日からも、頑張ります。

Sae