見出し画像

全部、グレー

鈴愛は、律とまぁくんを両方、同時に、好きだったんだよなぁ。

何の話や突然、って感じですよね。前の前に放送されていた朝ドラ「半分、青い」の話を、ふと思い出しました。

主人公の鈴愛(永野芽郁)は、幼馴染で心の支え的存在である律くん(佐藤健)と共に成長し、鈴愛は漫画家を目指すため、律くんは大学へ進学するために上京します。そこで、律くんの隣人かつ大学の同級生として登場するのが、まぁくん(中村倫也)です。

鈴愛は、まぁくんに恋をします。デートします。で、フラれます。泣きます。

で、同時並行ぐらいで律くんとも少しゴタゴタしてしまい、律くんにもフラれます。泣きます。

その時、鈴愛は漫画家仲間から励まされながら「私、一週間に2人もフラれたんだぁ〜〜〜」と大泣きするのです。両方、失ってしまった、と。

ここで視聴者は、「は?」となりませんでした。(たぶん)

普通は、「好きな人」って、1人ですよね??
でも、鈴愛はとても自然に、律とまぁくんの両方を、違う関係性や違う想いではあるものの、好きだったのです。

あー、人間関係って、白黒はっきりするものばかりじゃないんだなーって、当たり前のことを感じました。グレーなんだ、と。でも、そのグレーそのものが、本物の感情なんだと。

こんなことを、ふと寝る前とかに思い出してしまうほど、私は「半分、青い」を引きずっています。律くんのキャラクターが最強に好きでした。めちゃくちゃ優しいし穏やかだし、でも繊細で悩みがちで、まっすぐな律くんが。私は佐藤健さんのお顔がめちゃくちゃ好きなのでそのバイアスもかかっているんだと思います(おい)

ちなみに最近、ギタリストのMIYAVIさんのお顔も(もちろんパフォーマンスも)「かっっっっっこいいなぁ〜!!」と強く思って、よく考えると佐藤健さんと少し系統が似ている気がするので、あんな感じのお顔が好みなんだと思います。身近にあんなイケメンはんが居たとするとかなり大変なことになってしまうだろうと思うので、身近に居なくてよかったなぁと安心しています。何の話。

なぜこんな生産性のない話をしているかというと、今日は映画「GIRL/ガール」というのを観てきて、筆舌に尽くしがたい衝撃的な内容だったので、これくらい内容のない話をしないと気持ちの面でバランスが取れないからです。

トランスジェンダーの女の子がバレリーナを目指す物語。ものすごかったです。演技も、描写も、何もかも。主人公の心に向き合う覚悟を持った方は、是非観て欲しい作品です。もう少しで公開終わりそうなので、お早めにどうぞ。

感想は、そのうち文章で書けたらと思います。ここだと長くなりすぎる(簡潔にまとめられない)傾向にあるので、Twitterで書こうかな。。あ、Twitterもやっているので、よろしければどうぞ。

Sae

この記事が参加している募集

コンテンツ会議

「誰しもが生きやすい社会」をテーマに、論文を書きたいと思っています。いただいたサポートは、論文を書くための書籍購入費及び学費に使います:)必ず社会に還元します。