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なんでもない日記

今日は定期的に訪れる「何もしたくない日」でございました。
いや、正確に言うと、「労力を使うことはしたくない日」って感じでしょうか。難しいことはなーーーーんも考えたくなーーーいよーーーーていうやつです。

そういうときは、本当に何もしません。(お仕事してる人ほんと偉い)
何もしなくていいやーって一度思っている分、「あ、これだけやろうかな」とか一瞬でも思えたときには自分でにやっとするし、実際にちょっと何かやったときなんて「えらすぎーー!自分!」と褒め倒すのです。そして寝るだけ。穏やかな日。テレビの中もネットの中も、なんだか穏やかではないことばかりだけれど、穏やかでいられる人は、穏やかでいていい。穏やかでいさせておくれや。そんな気分になりながら、Twitterをそっと閉じる。

今日は、人生で初めて鉄鍋を洗った。鉄鍋の洗い方って知ってますか?私、全然知らなかった。「おい、常識だよ」って感じだったらごめんなさい。笑

何のお祝いでもない日なのに今日はすき焼きだったので(たぶん、ふるさと納税で良いお肉が届いたとか、そんなんだと思う)、鉄鍋ですき焼きをしたのだけど。

鉄鍋にこびりついた焦げを、洗剤を使ってたわしでゴシゴシして綺麗に落とす。そしたら一度コンロにかけ、水気が飛ぶまで焼き切る。水気がまったくなくなったら、油を少ししいて、キッチンペーパーで隅々まで綺麗に油を塗る。しばらく放置して、しまう。

こんな丁寧に手間をかけるべきものだとは知らなんだ。鉄鍋なんてめったな料理でないと使わないから。ひとつ学んだ。良い日だ。

今日は、うちのわんこが足の手術をした。以前少し書いたけど、足を脱臼してしまったのだが、あれから、両足とも脱臼していることがわかった。両足を同時に、というのはキツイので、まずは今痛みのある方の足の手術が昨日急きょ決まって、今日昼ごろに行われた。入院していたのだけど、手術前に会えるらしかったから午前中に面会に行ってきた。不安そうな顔をしていた。こういうときにかけられる言葉を、私は知らない。いや、というか、知っているのかもしれない。ない、っていうことを。足を痛めてから、彼に心の中でかけている言葉は「あいしてる」っていうことだけ。頑張ってねも、また遊ぼうねも、すぐに痛くなくなるよも、すぐおうちに戻れるよも、なんだか言えない。本当に伝えたい言葉はそれじゃない気がして、脳内に浮かんでは、私の喉元がNoと言う。

健康だって、そうでなくたって、一緒にいれる時間は限られている。不透明な未来を言葉だけで約束するよりも、今その瞬間に、大好きだという言葉を伝えることしかできない。またおうちに帰ってきたときに、いっぱい撫でるだけ。一緒にいるだけ。足が思うように動けないときは、こっちから撫でにいく。動けなくても幸せって思ってくれること、考えなくちゃ。一緒にカードゲームでもできたらいいのになぁ。怪我をしていても、動けなくても、彼はいつだって可愛い。いつもこんなに可愛い彼に、何をできるかなぁ。もらってばかりだから。

なんだか「なんでもない日記」を書いているのに泣けてきた。
今日彼がうちにいたら、すき焼き臭くなってたんだろうなぁ。全身が毛に包まれてるから。洗濯もできないし。たいへん。「自分が臭い」って、いやだよねぇ。笑

手術は無事に終わったらしいから、私も穏やかに眠ろう。穏やかでいれるうちは、穏やかでいたほうがいい。やっぱり私にとって、こうして書くことは、デトックスに近いものがある。

今月はコンサートに行ったり人と会う機会が多かったり旅行もあったりでなんだかお疲れ気味だから、今週はまったり過ごすって決めている。まったりしよーーーーっと。

Sae

「誰しもが生きやすい社会」をテーマに、論文を書きたいと思っています。いただいたサポートは、論文を書くための書籍購入費及び学費に使います:)必ず社会に還元します。