文章ゼミに半年間通って。
「あのことが書きたい!」書きたい気持ちが胸の中にパッと咲いて、構想を練る。
「うまくまとめられるかな」浮かんだ文字をこれじゃない、あれでもないと選んで並べてゆく。どこかじれったいけれどドキドキとして「伝えたいことがある」、この高揚感は他のどの時とも違う類のもの。
半年間通った文章のスクールを昨日卒業した。
ルポ、エッセイなど課題を1200文字にまとめ、クラスの全員で読み合わせる。愛情いっぱいで手厳しい先生からたっぷりとアカの入った原稿を、OKが出るまで何度でも書き直す、と