イラストメイキング | No.1-じぶんものがたり
◇ このイラストで試したこと
◇ Adobe Illustratorで絵を描いた
絵を描きたいと考えたときに、イラストレーターはデザインを作るという感じで絵は描けないと思っていたので、メディバンペイントで作品をつくろうとしていました。
そんな中、youtubeでjbstyle.さんの動画にたまたま出会い、「イラストレーターで絵を描いている人がいるなんて・・・」と衝撃を受けました。
どうせイラレを使うならイラレで作品づくりもしたいと思っていたので、イラレで絵を描くのはどんな感じなのかを試すことにしました。
◇ 画面を録画しながら作業をした
絵を描くのが上手くなりたいと思って始めは解説動画などを見ていたけど、次第に、実際に作品を描いているところが見たいなと思うようになりました。
そうして、イラストメイキングなどを見ると、倍速で目まぐるしく進んでいくので何が起きているのかがよくわからない。わからないけど、でも、見ていて面白い。
それに、過程を見ることができるので、出来上がった作品をただ見るよりも印象に残るような気がする。
きっと、なんとなくイラストメイキングをつくれたらいいなと漠然感じていたと思います。
でも、絵を描いてきていない自分は、まだイラストメイキングをつくるほどでもないよなと。
なので、録画しながら作品づくりが出来るのか試してみようかなという軽い気持ちで、画面録画をしてみることにしました。
録画を始めたときには、最後まで撮るつもりもなかったし、投稿することも考えていなかったけど、いざ、1時間くらい撮ってみた動画を倍速にしてみたら達成感があったんですよね。
ですから、線画の途中からではありますが、最後まで録画して描くことにしました。
◇ 描きながら気づいたこと
◇ 線をきれいにすることに神経質にならなくても大丈夫
ペンタブで描こうとすると線がよれよれ。
きれいな線がまったく描けない。
本当に自分に描けるのかと心配になりました。
でも、イラレには線を滑らかにしてくれる機能があります。
面倒ではありますが、それを使いながら描くことにしました。
ただ、本当に面倒。細かくなると一度に修正できなかったりで、嫌になってきました。
そこで「このイラストは何のために描いているんだ」と自問したんですね。
「これはポストカードにするためのイラストだと」
なら、あまり細かいところまで気にしても仕方がないのではないか?(見えないのではないか?)と思ったので、引いて見てみたら、意外といい感じ。
そこからは線のよれよれをあまり気にせず、楽しく描くことができました。
◇ すべてを囲ってやらなくても描ける
鉛筆ツールで描いた場合、始点と終点が直線で閉じられます。
直線を含む図形なんかですと、一辺を省略して塗ることが出来たんですけど、途中までそれに気づかず、きれいに三角形の三辺を描こうとしていました。
◇ グラデーションが面白い
イラレのグラデーション、今まで使い方がいまいちわからず触ってなかったんですけど、この作品をつくる中で触ってみて、なんとなく使い方がわかってきました。
下絵の時にタイルのようなイメージでつくっていたところがあって、もともとはカラフルにしようと思っていたんですけど、実際に描き進めて色を置いていくうちにカラフルのイメージではなくなりました。
じゃあ、どうしようって考えて水面のようなイメージで塗ってみようかなと思って、グラデーションをいじってたら中心は薄く、外側にかけて濃くなる表現がたまたまできて、これは面白いと思ったのでそのままにしました。
他にも、グラデーションが楽しくてグラデーションばかり使ってしまいました。
◇ 画面を回転しながら描けない
メディバンペイントでは、自分の描きやすい角度に画面を回転させたりしながら描いていましたが、イラレでは回転が簡単にできないので、回転させずに描いていきました。
回転に関しては慣れれば気にならない、かもしれない。
きれいな線が描けるということではありませんが。
◇ これから改善していきたいこと
◇ レイヤー分けをもう少し工夫してみたい
始めてだったので、メディバンペイントでやっていたような線と塗りを分けるような感じでレイヤーを分けていたんですけど、やっていくうちにどれが何だかよくわからなくなってきてしまいました。
なので、自分なりの分かりやすいレイヤー分けを模索していきたいです。
◇ もう少し効率の良い進め方を構築していきたい
とにかく、手探りの状態で進めていたので、もっと効率の良い進め方ができたはずなんですよね。
色の階層を考えて、大きく塗れるところはザっと手早く塗ってしまって、そこから細かいところの色を置いていった方が早いだろうなと思いました。
◇ 複雑な線を一発で描けるようになりたい
複雑な形を描こうとすると線が暴れてしまったので、これに関しては細かく線を重ねながら描いていました。
なので、自然と画面も寄りになるし、録画して描くことを考えるともう少し引きで描けるようになったら、後で見返した時にも面白いだろうなという気がします。
◇ メイキング動画(YouTube)-40倍速
◇ 完成したイラスト
※ポストカードにする作品ですので、ウォーターマークを入れています。
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