多数決は苦手、賞レースは苦手、とか言いつつ 何だかんだ毎年M-1グランプリは敗者復活戦から観ている。 自分の中で、漫才師は世界で一番かっこいい。 人生をかけて舞台に立つ姿を見届けたいと思う。 決勝戦を見た衝撃によって生まれた感情の荒波が引いた頃、気持ちがフラットになる頃、背後から『魔法使いの少年』が顔を覗かせている。 “ただ笑わせたいだけなのに どうしてそんなに評価をしたがるの？”
季節がしっかり秋に移り変わっているのを朝晩の肌寒さで感じる。ちょっとコンビニに行く感覚で感傷的な気分になるにはもってこいの季節である。 夜にベランダで、プランターに植えた花を眺めたり、煙草を吸いながら面白くもない小噺を考えたりする。カーテンをブランケットみたく体に巻いて、その背後でPCから音楽を流し続ける。考えてもしょうがないことを考えてるうちに、煙草のせいで頭がぼんやりしてきて「まぁいいや」となる。 秋は、感傷的な気分になるにはもってこいの季節である。 知らぬ間に貯め
ミニゲームで遊んでみたかったなあ。 先日ついに『ファイナルファンタジー・クリスタルクロニクル』のリマスターが出た。 「一番思い入れのあるゲームは何ですか？」と訊かれたら、ちょっと迷った末に「クリスタルクロニクルですね！」と答える。 小学生当時、多分一番起動していたゲームだったんじゃなかろうか。ただ、一緒にゲームボーイアドバンスを繋いで遊んでくれるお友達は一人も居なかったので、シングルプレイでしか選んだことがない。別に悲しくはない、シングルプレイだとモーグリが一緒に旅してく
『ファイナルファンタジー・クリスタルクロニクル リマスター』の発売日。買った。OPムービーを見た瞬間、プレイしていた当時のことだとか、無い小遣いをかき集めてサントラCD買ったこととか、色んな思い出が頭の中を駆け巡って、ぼろぼろ泣いた。
ふとした瞬間に流れ始める脳内BGMを書き留めていくだけの記事。 今週はこの曲。 渡辺真知子の『かもめが翔んだ日』。 いつどこで初めて聞いたのかなんて覚えてない、気づいたときは知っていた曲。たぶんテレビか、家族が歌ってたんだと思う。 失恋ソングなのに、失恋ソングっぽくない力強さ。素敵。 歌い出しの高音なんてもう本当綺麗よね。 ”人はどうして 哀しくなると 海をみつめに くるのでしょうか” この歌詞がとても好き。わかる。 海とあまり縁のない土地に住んでるからか、たまに無
ところでポピラはご存知ですか。 小学生の頃だったので、2000年以降。家庭用体感ゲームがたくさん発売されたのです。テレビCMに覚えがある方いらっしゃるんじゃないでしょうか、「テレビに繋いですぐできる！」って言ってた、あの類です。赤白黄のAV端子で接続するだけでゲームが遊べる手軽さが売りだった、と思う。多分。 小学生当時、クラスメイトの誰かのお家にお邪魔した時に見かけた黄色い円盤。それがポピラとの初対面。 落ちてくるボール？をリズムに合わせてボタンを押して、打ち返す。音楽ゲー
結局、ケイトウの芽は出なかった。百均で買った間に合わせの土に蒔いたからかも。 緑は心を豊かにします。 いつだったかの真夜中、友人に何か植物育てたいんだと相談したら「キャットテール、どう？」と返ってきた。検索して画像を見て「こいつだ！！」と思った。溜まっていた楽天ポイント全部使って買った。 送られてきたポット苗をベランダに出して、確信した。買ってよかった。 キャットテール。猫のしっぽ。赤いふわふわ。見てると何だか笑えてきてしまう愛らしさ。ちょっとずつ大きくなっていく赤いふわ
数ヶ月前からチケット取ってたお芝居、やっと公開が決まった新作映画、好きなアーティストのライブ、週末の友達との約束。先の楽しみがことごとく無くなって、無気力極まれりという感じ。 ここまで「楽しい」に離れると、それらを欲する気も起きなくなるんだな。こわいな。 いつの間にか桜は青い葉をつけているし、ツツジがぽこぽこ咲いている。風は温いのか熱いのかのせめぎあいで丁度いいし、ましてやもうコートは必要ない。学校のチャイムは聞こえないし、お昼間でも子供たちが公園で駆け回っている。 当初は
いつまで続くんだ、このコロナ騒ぎは。 バイト先はコロナ騒ぎの影響を受けて、普段は忙しいはずの週末がことごとくお休み。休校のおかげか、あちこちで子供連れのお母さんをよく見る。イオンへ行けばいつでも休日並みだし、博物館や図書館がお休みのせいで、駅の本屋さんがいつもより賑わっている。変な感じ。 とどめに「大阪府～兵庫県の不要不急の往来を自粛」なんて、地元大打撃ニュースが飛んできた。何だろう、なんとも言えない今更感。 お隣が大阪府の兵庫県民の立場からすると「そんな無茶を仰られても
何か書かなきゃ、とは思うけど、書くことがない。文字を打ったり消したりしながら部屋を見回している。目についたもので何か書く。 何年か前、仲のいい友達の影響でお香を買ったことがある。お香。言ってしまえば、いい香りのするお線香。ずっと興味はあったけども、種類は多いし微妙な違いはハッキリ分からないし、テスターの香りと火をつけてからの香りは違うという。ちんぷんかんぷんのまま、友達にオススメを聞いて鵜呑みにして買って帰った。 付属の簡易台座に挿して火を点ける。確かにいい香り。実家で嗅ぎ
最後に記事を書いたのが2月19日になってて、きっと私は時空を旅する世捨て人。とか、わけの分からないことを言ったりしたくなる。 楽しかったこと面白かったこと、たくさんあったのに、何で書けてへんのや。このあほんだら。 先月末、出張で大阪に来た養成所の同期の子と数年ぶりに会った。勝手に、彼女との出会いは偶然で必然だったと思っている。正反対の似た者同士、みたいな。うまく言えないけれど。 久しぶりと言いつつ、あまり久しぶりに思えないあの感覚ってすごく面白いと思う。「変わってないね」の
入院してた頃に知り合った友人と数年ぶりに会った。 駅で姿を確認した友人の第一声は「百均行っていい？」だった。 百均で買い物するのに付き合い、流れるようにサイゼリヤに入り、この数年の積もる話をする。数年ぶりに会った彼女は酒飲みになっていた。もっと早く言ってくれたら居酒屋でも入ったのに。ドリアを食べる手を止めて少し考え、「『bar moon walk』でも行くか」と提案した。お酒全部200円の店だよ、と説明した途端彼女の目が変わった。 ちなみに『bar moon walk』とは
寝付く時間がどんどん遅くなって、もうそろそろ朝になりそう。このままズレていってそのうちいい感じになったりしないかな。しないな。 訪問看護師さんが、今の時期は暦的に体調を崩しやすいのに、最近は温度変化が大きいから余計気をつけなさいと言っていた。善処します。 確かに、バイト行くのに家を出たとき、春だなと直感的に思った。まだ2月半ばだっていうのに。え、もう2月半ば？ バイト中、色々考え事して「お、これは面白いかも」と思ったことがあったのに忘れてしまった。早く海馬を拡張するか電脳化
日記、3日か4日か飛んでる。土日何してたっけ、と手帳開いたりラインのトーク履歴を見たりしたけど、特にこれといって無い。空白再び。 同時期に入院していた、仲良くしてくれていた姉のような人がいる。この何年か連絡を取っていなかったけど、ふと思い立って連絡してみた。何だかんだ10年来くらいの付き合いになるけれど、知り合った頃から変わらず、好きなことや趣味に全力投球なようで、何故かすごく安心した。 来週、会う約束を立てた。楽しみ。 「変わらない」のは良いことなのか悪いことなのか、何
感情を理解して言語化する作業が下手になった。 例えば、何かを見て悲しいと思った。何故悲しいのか？ この答えを出すのが下手になった。 小中学生の頃、分からないとすぐ「なんで？」と訊き返す癖みたいなのがあった。もちろん教師陣には煙たがられた。たぶんこの「なんで？」の延長線に、感情に向ける自問自答がある。と思ってる。 正直、出来なくて困ることでは無いだろうと思う。好きなものに触れて楽しい、嬉しい。嫌な思いをして悲しい、怖い。考えたらそれで充分なのだ。 だけど思いつくまま紙に書き
通院日だった。 家を出る1時間前に目が覚めて、洗濯する予定が出来ず仕舞い。乗る電車を2本も逃してしまい、駅のホームでコンビニおにぎりを食べた。最近時間厳守が難しくなってきている。 ”主治医に何話そう問題“にぶつかるのを避けるため、トピックスを2つ3つ持って行って、あとは思いついたら話すスタイルで何とか持ちこたえている（？）。話していくうちに頭の中が整理整頓されていって、「ああ自分結構こたえてるなあ」と気付いて少し泣いた。 今日は喫茶店で甘いもの食べて帰ってこよう、と行きの
