八女の清水寺、もみじ。

山が紅くなって、
風がハラハラともみじを散らせて、
旧友に再会して、
八女茶をいただいて、語り合った。

お寺の守をしている彼女は、
すっかり菩薩さまの顔になってた。
懐かしい、ありがたいでいっぱいだった。

途中で住職さまが帰ってこられて
ありがたいお話を聞かせていただいた。

量子力学のお話をやさしくして聞かせてもらった。
不思議だった。最近よく量子力学の話を聞くのだ。わたしたちは
細かい細かい細かいつぶから出来ていて、
あなたもこなたも、人も山も寺も
一つなんだと わたしは解釈した。

友達は、("⌒∇⌒")笑いながら、
スピリチュアルもネットワークビジネスも
タロットもやめとき、わたしもさんざんやったからと朗らかに言った。そうか。
彼女が言うなら そうなんだろう。
わたしは 幻を追いかけていたのだろう。

お手洗いはピカピカだった。さすが。
彼女は解脱したのだ。と思った。
こんなに清々しく 、大きなお寺の守りをしている。
彼女の笑顔、まぶしかった。

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