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ドン・キホーテでドン・キホーテ・デートへの道

遡ること

<2023年   4月>
昨年はじまった修行ツアーにて「さえチと旅路」
という、ツアーをしながら各地でカメラマンに写真を撮ってもらい、それを
全部絵柄の違うチェキにするという、中々写真の贅沢使いなチェキを販売していた。

その中でコア~な方にご好評いただいたのが
「さえチとドンキ」シリーズで笑
この"ドンキ非公認…非合法(?!)チェキ"を、
全国各地のドン・キホーテ店舗さん前で撮って、販売していた汗

その発端となった北海道、札幌公演時に、
ドン・キホーテさん前で写真を撮りながら、
こんな風に、がちで東京都内のドン・キホーテを回りまくる映像があったら面白いんじゃない、
という話からはじまったのが、
言うところの「ドン・キホーテ・デート」
プロジェクトであったように思う。


その時既に楽曲の発注は済んでいて、
札幌公演の帰りの電車で、スタッフさんたちとグッバイしてから、それぞれほぼ同時にアレンジ初稿の視聴をはじめたりしてた。

<2023年   5月>
楽曲…アレンジのリテイク等の詰め作業のはじまり
サウンドプロデューサーが優秀なので、わりかし安心の丸投げ状態でありつつ、自分の意見を話したりする。
映像…その時ちょうど「全人類ヒューマノイド」の編集/カラコレ作業中。
おなじみ藤田監督に、原案の原案みたいなやつの相談からする。
マルチバースというか、異次元をワープするというコンセプトだけふんわり決まってる。
川崎の工業地帯だけはなんかに使おうということで、ここでロケハンする。

<2023年   6月>
楽曲…各レコーディング開始。
絶不調のわたし、40度の熱で無理をしてライブに出る(原因はわかっていて感染症ではありません)そのまま2週間弱、寝込む。2022年にした無理がここで出る。
間にベースとキーボードのデータが届く。
やばいかっこよくなって、やばい。
レコーディングが近いのに声が出せず、
ベッドで回復の発声を半泣きで繰り返す。
ボーカルレックの当日の午前中はまだやばい鼻声で、
ボイトレで智子さんに半泣きで相談して、
レコーディング1時間前くらいからなんとか声が出せるようになる。綱渡り。
その後、快調。
ブラスレックは竹上さんのスタジオにアレンジャーさんとサウンドPとお邪魔する。

映像…曲がどんどんかっこよくなる。
正直このとき「ロマンスのはじまり」でめちゃくちゃ資金を使ってしまいお金が厳しく
なんとか低予算でできること、ということに囚われていたのですが
それじゃ曲に見合わないということで、
悶々悩んでいたときに、なぜか行ったことも知識があるわけでもない香港というワードが降ってきて、
これは海外ロケかな、と、
速攻スタッフスケジュールを確認し、思いついた翌日には航空会社で予約を済ます。
ちなみにまだ、借金はしてません!!!!

<2023年   7月>
楽曲…ミックス、マスタリング、急ぎのスケジュールの中最高の形で仕上がる。

映像…撮影、難航。
日本パートは、新体制活動1周年記念イベント後からやる。
気合いの14回し…のイベントのあとで、深夜から明け方まで気合いの撮影。
しかし、コンテがまだできてない上に、監督がコロナで倒れ不在。
なかなかにヤバヤバ。

更に香港パートもそんな感じでギリギリの中飛び立ち、ロケハン日もスケジュール的に取れなかったためこちらもヤバヤバ。
とにかく花火は撮ろうと、電車移動してるときにぱっとひらめき、10分で撮影プランとストーリーを変更、うわーーー!!!!って感じで撮る。
その後地獄の反省会(しかもご飯はちょっと、美味しくなかった)
翌日みんな、寝ないで朝から撮る。
結果めっちゃいいの撮れて、チームの絆も深まる。

<2023年   8月>
気合いの編集(監督が)
気合いのカラコレ(カメラマンさんが)
イベント終わりに行って、終電には終わらせよう!と話してたけど、家に着いたのは翌日の昼12時だった。がんばった!完成!
その横で、リリイベのためにグッズの手配をしたり(がんばってくれるakz inc.デザイナーさん)
朗読劇のために、原案を小説に書き直したりする。

そして、
「ドン・キホーテ・デート」
楽曲とMusic Videoが公開。

こうしてみんなすごく熱量を注いでくれて、
だけど、ヒューマノイドに比べてプロモがあまり上手く組めず、自戒のわたし。
その分マーケティングに力を入れるも、
やっぱ、悔しい部分とかはあったんだけど、ここで奇跡が起きた。

再生回数と登録者数が驚くスピードで増え始め
更に!公開から3日。あの、
ドン・キホーテの本社の担当さんから、メールが来る。


「やばい、怒られる…」

と思ったわたし、担当さんから転送してもらったメールをおっかなびっくり半目で読む。
あれ?何か是非一緒にやりませんか?って書いてある!!!!!!😭😭😭✨

打ち合わせがはじまる。
これこそが
ドン・キホーテ・デート プロジェクトからの
~ドン・キホーテでドン・キホーテ・デート~プロジェクトのはじまり。


<2023年   9月>
再生回数は100万回を既に超えている。
そして、
爆笑喫茶ドン・キホーテ・デート開演。
この楽曲のリリイベ、であった。まさかそのあともっかいやるなんて…!✨

ちなみに9月は蛍陽の撮影してる。
ロケハン→撮影(熱海)→撮影(小田原)
いつも3週間かける、さえチチーム。

<2023年   10月>
勢いづいた私たち、調子乗ってとりあえず、
朗読劇も音源に残しとこーぜってことで、収録のスケジュールを組む。
朗読劇の音声はほぼほぼ一発録りなので、褒めて欲しい(いやこれからももっとがんばります笑)

なんと、全国各地のドン・キホーテ、ドン・キホーテ系列店さんにて、
「ドン・キホーテ・デート」が、流れる!!!
夢…!?


<2023年   11月>
朗読劇、公開。
頭の朗読映像は11月の怒涛のライブスケジュールの最中で、ちょっとバタバタしながらまた夜中に撮影。夏と違って寒い。
地味にわたしのヘアメイク技術が向上する。

がんばったさえチチーム💪✨
ドン・キホーテ・デートがこれで幕を閉じるかと思いきや…

<2023年   12月>
ドン・キホーテさんでのイベントが決まる!!
更に、CDを販売できることが決まる!!
更に、ドンペンくんとの共演(!?)も決まる!!
😭✨

素晴らしいこと…!
とはいえものすごい急ピッチではあるので、
さえチチームがまた瀕死のスケジュールに溺れる。
急いで朗読劇のマスタリング、音源の製品化
12/23、クリスマスムードの店内で朝イチCDジャケット撮影!
ドンペンくんが来る!🥹💓
撮影日午後、大慌てで写真の剪定、
デザイナーさん死ぬ気でつくりはじめる。

12/25、午前 CD入稿(気が狂ってる)
め、、めりぃくりすます…😊

同月内にグレートロマンス街道も入稿迫っており
やっべー(年末進行𓂃𓊝𓄹𓄺)


<2024年   1月>
前日、遂にCDが届く♡
ドン・キホーテ様に直接納品に行く♡ルンルン

イベント実施!!!

当日の店内は「ドン・キホーテ・デート」1色🩷
すご~い😱✨

駆けつけてくれる関係各社の皆様w
わたしにとってお祭りみたいな日!

イベントでは
横浜の高校生時代と路上時代の話
コラボに至った経緯の話
ミニライブ
・ロマンスのはじまり
・ドン・キホーテ・デート
・ミラクルショッピング~ドン・キホーテのテーマ~(弾き語りカバー)

CDにサイン会!

お客さんも、いつもの顔ぶれからご新規さん、お久しぶりの方まで幅広く
たくさん足を運んでくれて、ひとりひとりの目をみて、お話ができて、
とっても楽しい一日でした!

最後はドンペンくんがまた駆けつけてくれて、
一緒に記念写真も撮れました🥹💓


この日は片付けまで楽しくて、
でも、これで本当に終わっちゃうんだなって寂しくて、なんかほんとちょっと泣きそうなくらいじーんとしてました。
でもやっぱり楽しくて、顔はめちゃくちゃにやにやしてたとおもいます笑

そんで!このプロジェクトのフィナーレに!笑
歌詞に出てくる「ハチャメチャ長いレシート」を
作りたくて、
ドン・キホーテ・デートのCDと、たくさんたくさんのお菓子を買って帰った!!


これにて
【 ドン・キホーテでドン・キホーテ・デート 】
プロジェクトは、本当に幕を閉じた!!!!


今年も、総集編のように修行ツアーを敢行する。
2023年、第二章の幕を背負って。

ツアーが、終わったら、春が来る。
4/30に、ワンマンライブをする。
その時にはきっと
"大塚紗英 第三章"の幕が上がることだろう。



最後に。
ひとつ、奇跡が起こったこと。


それは、幼なじみに再会できたこと!!!!
ドン・キホーテさんで働いていたwwwwwww

小学校一年生のときに離れてしまったから
携帯もなくて、そのままになっちゃってたんだけど、再会できた!!!

当時、ちょっと、大変なことが起きて
一緒に乗り越えたことがあって
特別な関係の幼なじみであったため
ものすごいご縁を感じた。


そんな嬉しいサプライズもあっての、
一生の宝物のような、半年であった❣️

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