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Buddiesとわたし

九段下駅近くのコインパーキングに戻ってから、いそいそと準備をし、コンビニの中華まんを頬張りながら、また坂道を上りました。

会場に入ることはできず、連れもいない一人の時間。

ファンクラブ抽選会に間に合わせるために、24時間テレビよろしく坂道をダッシュした後、一度車に戻った自分が、またこの坂道を上る理由。

それは、外に漏れ聞こえてくる音楽に合わせてリズムをとったり、楽しそうに喋ったりするBuddiesが、そこにはたくさんいたからです。そして、会いたいBuddiesの皆さんが、たくさんいたからです。

1stTOUR参戦時も感じたけど、一人でいても嬉しくなってしまうこの空間は、とても不思議だなと感じます。
これが現場でなくて、都会のど真ん中だったら、ちょっと心細かったかもしれない。
けれどここは現場で、すぐそこには彼女たちがいて、ここにいるのは皆Buddies。
だから嬉しくなってしまうんですよね。



…ええと、そういうわけで今回は、1st TOUR参戦時からずっと書きたかった、Buddiesの皆さんとのことを、文章に残しておきたいと思います。
これまた長いなほんと。前回より長いんじゃないか?まぁ、備忘録ですので…。

そして、肝心の彼女たちのことがほとんど語られていません。
なんかすみません…。
目次もないので読みにくいですが…。


***

「インターネットで知らない人と繋がるのは危ないよ!」

そう年の離れた弟に口うるさく言っていたのはいつの話か。


私のTwitter歴は結構長かったものの、ずっと鍵アカで、知り合いしか繋がっていないものでした。
しかしながら、諸々あり、一度離脱。
アプリも消して、Twitterとは無縁の時間をしばらく過ごしていました。2020年の初めの頃。

しかし、それと時同じくして、私の欅坂46への熱は高まっていきました。

「欅坂46」「菅井友香」「守屋茜」「ゆっかねん」を検索する日々。
するとやはり、気になる言葉を発信している同志や先輩方(推し事の)は、Twitter界隈にいらっしゃる。
毎度毎度、ブラウザから開くのも大変。

うーんどうしよう。

ゆっかねん小説なんかも漁りたいし(好きなんですサラリと言いますけど)、
共感できるつぶやきを発信している人の言葉は、日々拝見したい。

そこで、過去作りっぱなしだった独り言専用アカウントを呼び起こし、過去ツイートを全て削除し、
鍵もかけない、完全なるヲタ活専用アカウントを再開させることにしました。

最初は公式マークのついていないアカウントの方をフォローすることすら緊張したものでしたが、少しずつ「いいね」やフォローをするようになっていきました。
一方的に好きだなぁと感じるアカウントの方から、フォロバされたり、コメントをしては返されたりするのも嬉しいと感じました。


そうこうしているうちに、欅坂46は櫻坂46へと、新たな坂を上り始めます。


彼女たちの歴史が動く時を、画面の向こうで共有している同志がいることを、とてもありがたく、心強く思った日々でした。

DCL(デビューカウントダウンライブ)は、それまでライブも欅坂46のドキュメンタリー映画を見に行くのも一緒だった相方が行かないというので、初めて現場に一人参戦します。
一言も発することができない映画館。誰も知らない緊張感。
だけどこの中に、知っているアカウントの方がいるかもしれないのかぁ…と思うと、ちょっとワクワクした気分になったのでした。
ライブについては、言わずもがな。


様々な活動があるたびに、自分も好きなように「好き」を呟き、
同志の方々の呟きに共感していく日々。

ある時出会ったフォロワーさんは、いつも彼女たちのことを表現する言葉が的確で、しかも年上の方と知り、こういう大人になっていきたいな(いや大人ですけど)と思うこともありました。

また、自分より若いフォロワーさんが、何かを成功させて喜ぶ姿を見ると、心底良かったねぇ〜という気持ちになったりもしました。逆も然りで、何か悩んでいる姿を見かけると、そっと応援する気持ちになりました。

年齢が近い感じのするフォロワーさんには、勝手に親近感を覚えていました。

不思議なものです。



そんな私に、大きな転機が訪れます。


1st TOUR参戦時に、フォロワーさんと会う約束をしたことです。


人生で初めて、これまで会ったことのない方と会うという緊張。
うまく会えるのかなという不安。
とても新鮮な気持ちで、会場に車を走らせました。


私が初めてお会いしたフォロワーさんは、推しメンである守屋茜ちゃんの祝花を出す企画を取り仕切ってくださった方でした。
お会いするまでが、その方がフォロワーさんだと思っていなかったので、完全に知らない人と出会って代金をお渡しせねば!と気合を入れておったのですね。

多分あの人だなぁと思いながら、とりあえず目の前をス〜ッと一度通り過ぎ、ひと呼吸おいてから声をかけました。

すると、「あっ、私○○です!」と名乗ってくださいました。あのフォロワーさん?!


めっっっちゃ嬉しかった(語彙)


お二人ともとてもお美しく、そしてお優しく、気持ちばかりのお菓子をお渡ししたら喜んでくださって。
ミーグリに負けない位の短い時間ではありましたが、心がほくほくしました。
肝心のライブは言わずもがな。

開演前にお会いしたかった方とは上手にお会いすることができずじまいでしたが、終演後にお声かけいただき、別のフォロワーさんたちとお会いすることができました。

感激。

みんな共通言語が「櫻坂46」だ!!!「ゆっかー」だ!!!
あの方もあの方も、実在する方だった!(当たり前)
帰りの車の中で、楽しかったなぁとしみじみしたのでした。


こうなるとすぐ気が大きくなってしまう自分。

12月のアニラでは、絶対に無券でも現場に行こうと決心をします。

そんなことを初めから思っていたからか、結局無券のままでしたが笑、
それでもまた、多くの会いたかった方々にお会いすることができて、とても嬉しかったです。
生写真を自然と交換したり、写真を撮ったり、メンバーのことをあれこれ喋ったり。
普段全然違う世界で生活する方々が、こうしてBuddiesとして笑いあう時間って、凄いなぁ〜と、感激していました。

どぎまぎしてしまい、写真撮りましょう!と言い出せず、結局最後の最後で、見送ってくださったフォロワーさんと2人、道端で写真を撮らせていただく始末。
それでも快く撮ってくださった優しさを思い出すと、心があったかくなります。
遠い土地のお土産を渡してくださったフォロワーさんのお菓子は、優しい味がしました。


話は少し逸れてしまいますが、スペースでのBuddiesの皆さんのお喋りも、なんだかラジオを聞いているみたいで、すごく楽しいんですよね。
不思議だなあ。お会いしたこともないのに、すごく身近に感じる。


彼女たちの頑張る姿が日々の糧になっていることはもちろんですが、
そんな彼女たちを応援する方たちがいることもまた、励まされるものだと感じる最近です。



中華まんを頬張りながら、一人上った九段下の坂道。

下る時には、一人じゃなかった、なんて、やっぱり嬉しかったなあ。



これからもどうぞよろしくお願いします。


って、長!!!!


#櫻坂46
#推し活


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