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【完結】はずれ王子の婚約者となりましたが、幸せです。【R18】

ムーンライトノベルズに連載していた、【はずれ王子の婚約者となりましたが、幸せです。】ですが、完結しました。

https://novel18.syosetu.com/n0112il/

※リンク先はR18なのでお気をつけくださいませ。

5万字くらいまで書き溜めていて、ええええええいと連載を始めてみたはいいが、ストックというものはすぐになくなりました笑 そのため最後は完璧なる自転車操業でした。でもプロットもあったし、なによりヒーローとヒロインの二人に思い入れたっぷりだったから、忙しくともすごく充実していました!

2023年、とても忙しくて……
🧚‍♂にはなるし、その後の忙しさゆえに体調もイマイチで、個人的には散々でした。(まだ終わってない)
主な忙しい理由は、子供関連。
ちょっとあれこれありまして、もう赤ちゃんではないけれど、成長すれば成長したで色々と気がかり、心配の種がいっぱいありましてね^^;

うちの子供たち、(大きな声では言えないけど)勉強があんまり得意ではありません。上の子供は運動と社交(?)、下の子供は美術や料理が得意。
「どうしても大学行かないといけないかな……このテストとあのテスト、あれこれ受けなきゃ、エッセイもあるし……ああ、単位も……」
と、めちゃくちゃ悲壮な顔をする子供。
(こちらの国も大学に行こうと思ったらそれなりに大変です^^; しかも入ったら入ったで、卒業するのもなかなか頑張らないとならない^^;)

母、言ってしまった。

「得意なことを伸ばしたらいい」
「好きなことをやったらいい」
と。

辛いことを辛い〜〜ってやり続けても伸びないだろ、と。
好きなことがあれば、それを続けたほうが幸せだし、きっと道は繋がってくると思うんです。
子供たちは、どちらも好きなことははっきりしているので……それを伸ばして欲しいと伝えました。

別に大学行かなくていいよ(必要だと思ったら大学に行くことだって出来るわけだし)と言ったけど、それは目指すらしいです(行くんかい)(行くなら好きにして、という放任主義の母)

さてはずれ王子に戻りますと。

リーンハルトも王子としてはいわゆる“失格”です。
けれど、彼は将来的に名を残すことになります。
それは王子としての正規ルート?としての政治面ではないけれど……でもそれは、彼が“好きなこと”をし続けたから。
そしてそんな彼のことを理解してくれるレティスが側にいてくれたから。

そんな話にしたいな、と思いました。

レティスはレティスで、自分の心の欠けていた部分をリーンハルトだけが埋めてくれたのです。

ていうかラッドリー許せないよね酷いよねあの人は(自分で書いたのに)
許せないんだけど……ラッドリーと、王で「親」としての違いを書きたかったので、ラッドリーは……あれで……いいんです(いいんかい)
彼は絶対に老後は孤独になります。

セイディについて。
彼女の処遇についてだけ曖昧にしたまま書き始めたので、最後まで悩みました。もっと大立ち回りをさせた上で断罪ルートもなくはない、という感じだったのですが……書きたいテーマにそぐわないかなと思い、最終的にここに落ち着きました。彼女はきっと自省をする時間を与えられ、今後は歩いていく道が変わるのではないかと思います。

それからリーンハルトについて。
皆様あれかな、と思われる症状があるかなと思います。下の子供のアートスクールで一緒の、女の子(明るくて可愛らしい性格で、うちの子供も大好きです。彼女は細かなイラストを描くのが得意です)がその症状です。そのお母様が本当に素敵な方で……愛情と情熱を持って、彼女を育てていらっしゃって。同じ母親としても見習うことばかりです。
リスペクトをこめて書いておりますが、ただ「はずれ王子」はあくまでもフィクションです。その点だけご承知いただければ、と思います。

そんなわけで「はずれ王子」はWEB小説ならではの、自分の好きなものを散りばめた、流行りとかまったく関係のない話でした。
2023年残り、2024年はもうそうやって好きな話ばかり書いていきたい。私だって好きなものを大事にすることが続ける秘訣なはずなので!
と信じております。

はずれ王子をもし読んでくださった方がいらっしゃいましたら、心から感謝申し上げます。至らぬ点も多々あるかと思いますが、少しでも楽しんでいただけましたら、嬉しいです。


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