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子どもの好きな英語の本(1-3歳向け)

子どもたちは絵本が大好きだ。最近は英語の本にも関心があって、世の中には自分が今主に話している日本語とは異なることばがあって、表現やストーリーや絵の感じなんかも日本語の世界とは違った世界が広がっているということを何となく分かっているように思う。

子どもたち(現在上の子2歳8ヶ月、下の子1歳7ヶ月)が好きな英語の本は時期によって変化するけど、間違いなく殿堂入りはこの5冊。


Five Little Monkeys Jumping on the Bed

カナダ発のシリーズ本で、おてんばな5匹のサルの兄弟姉妹のお話。ベッドでジャンプして落ちてお医者さんに電話して「No more monkeys jumping on the bed!」って怒られる、っていう繰り返しのお話なんだけど、子どもはとっても面白いらしい。固い厚紙で出来ているので、ぼろぼろになりにくいのも良い(ただし上から落とされると飛びあがるほど痛い)。

The Pigeon Finds a Hot Dog!

これも日本語の絵本にはきっとないかんじの、ウィットの効いた本。ハトとアヒルの掛け合いが面白く、声色を変えて読むととても喜ぶ。体の大きさから見ると大人と子どものような関係のなかで、アヒルの可愛いけれどしたたかな感じは、子どもからみても子気味よいのだと思う。まだ小さい下の子も大好きな本。

The Moon's Almost Here

昨日上の子に、最近はどの絵本が好き?と聞いたら、「ざむーんおるもすひあー」と言っていた。私の目には少し宗教画のようにも感じる絵、上記の二つに比べると内容も淡々と詩的で情景的な描写が続くのだが、子どもはなにか神聖な雰囲気を感じるらしく、じーっと聞いている。特に上の子に嵌っている(逆に下の子は全く興味を示さない)。

If You Plant a Seed

上の子も下の子も長いこと嵌っていて、一日に何度も読まされる本。野菜を独り占めすると喧嘩になるけど、人に分け与えると何倍にもなって返ってきて、皆で仲良く食べられるよ、という話。やはり少し宗教色を感じる。絵もリアルで鮮やか。台詞のないページもたくさんあり、子どもたち自身も自分の言葉で解説しながら読める。非常によく考えられた絵本だと思う。

Home

これはむしろ親が一番好きな本かもしれない。Homeというテーマで延々と家のことを語っているんだけど、とにかく絵もそれぞれの家の設定も独創的でクリエイティブ。多様性と共通の価値(帰る場所としての家の温かさ)を学べる、非常に教育的な本でもあると思う。単純に綺麗で芸術的でもある。


子どもたちはめちゃくちゃよだれを垂らしたり(主に下の子)、探究心が強くて折ったり破ったり舐めたりするので(主に上の子)、絵本は基本的にすべて新品を購入する。まあ、そうでなくても私は本は買う主義だし、頂いたものも含め、まあとにかく家には絵本が溜まって行く。英語の本も、日本語の本も、たくさん買うなかで嵌らない本(1、2回しか読まず、自分から持ってこない)というのもあるけれど、割合的には5%くらいだろうか。ほとんどすべての本をちゃんと、何度も何度も読んで、と持ってくる。よく読む本はぼろぼろで、ほぼ破壊されている。絵本用補強テープなどで修正してもしきれないほど破壊され尽くして、同じ本を二回購入したこともある。

それはたぶん子どもたち自身がもともと好きなのもあるだろうし、親が二人とも本が好きでよく読んでいたり、保育園で先生たちが熱心に読んでくれたりする環境のせいでもあると思う。子どもたちが自分で本を読めるようになったら、是非「読書ごっこ」っていうのをやりたい。私も子どもたちも、違う本をそれぞれ読む。でも一緒の空間で、ごっこにする。あと3年くらい先だろうか。楽しみだなあ。

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