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大好きな逆転裁判6-2「逆転マジックショー」をネタバレ有で語る

逆裁2・4・6のネタバレを含みます
これらを知らない方は今すぐブラウザバックして、当該作品を是非遊んでください!!!(自分勝手な宣伝)

2・4・6の展開や犯人とか、普通に出てきます。
逆転マジックショーに限らず、6の全体的で致命的なネタバレを含みます。












はじめに


こう思った人も多いでしょう。
なんでコイツは今更レビューをやっているんだと。
しかも、作品全体のレビューではなく、1つのエピソードに絞るのは何故なのかと???

2024年1月25日(木)予定で発売される王泥喜セレクション、非常に楽しみですね。
あまりにも楽しみすぎて、1回プレイし直しました。

※ここまでガチにならなくても普通に楽しめる作品であることを、予め言っておきます。

逆転裁判のストーリーはどれも面白いとは思いますが…4も5も6も尖りすぎなので、面白いの一言では説明できない所があります。

その中で1番印象に残ったのが、6-2「逆転マジックショー」なのです。
ハッキリ言います。
非常に面白かった!!!
歴代史上の中でも、王道だが異色。
改めて4~6を見返した時、このエピソードヤバない?ってずっと思っていました。


ということで、この激重すぎる厄介ファンの気持ちを世に公開すべく、ネタバレ有レビューをすることにしたのです。
超ネタバレ全快で書きなぐろうかと思います。
初見の気持ちを思い出しながら、今思っている事も書いていきます。
6-2のみならず、逆転裁判6の全体的なネタバレが含まれます。

冒頭で「逆転裁判2」のネタバレ含むって言っていますけど、プレイ済みの方でこの言葉の意味が分かる方は、私と同じぐらい厄介ファンです。
どうぞお付き合いください。

ストーリーの都合上、4のネタバレも含んでいます。
「4は色々悪い噂を聞くからプレイしていない」って方もいらっしゃるでしょうが、その上で私はこう言いたい。
4をプレイした方が、逆転マジックショーのストーリーに重みが出ると。

以上、ここから先がネタバレ有レビューとなります。











みぬきと王泥喜の絆

※以降「逆転マジックショー」と逆転裁判4のネタバレを含む




「成歩堂みぬき」というキャラクターについて。

正直、4と5をプレイした段階ではあまり好きになれるタイプじゃなかったです。

4の彼女は、ただ可哀そうな境遇に置かれてはいるが、しかし悲しみを露骨に見せる事もなく、むしろ成歩堂の破滅に関わったり、王泥喜も破滅しかけたり、裁判中も自作自演の誘拐騒動を引き起こす

どういうコンセプトなのか、みぬきが心の中で何を考えているのか、それらが読みにくい不気味で変なキャラクターだったんですね。

5に至ってはほぼ空気。
出てくる意味が無かったです。5話では大変な目に遭ってはいますが、それでも登場する意味なくね?ってレベルの活躍でした。
4の評判が悪かった要因の1つがみぬきなので、5製作陣は彼女の扱いに困っていたのかもしれません。(という妄想です。)


だからこそ!
逆転マジックショーで、成歩堂みぬきというキャラクターに焦点を当ててくれた事が嬉しかったです。

初見の時、作中冒頭でいきなり或真敷の話が出てきて、アレンジされた或真敷BGMまで流れてきたので、本当にビビリました。
あの「黒歴史」と真っ向からやりあう気なのか6は!?って

或真敷については真犯人の項目で詳しく言及しますが、みぬきが「或真敷の後を継ぎたい」と思っていた事が、作中で明確になっていたのが良いですね。
成歩堂なんでも事務所に或真敷の絵が飾られていたり、今までのシリーズの話から、みぬきの願いは何となく分かってはいましたが…ちゃんと或真敷と向き合うためのシナリオが、みぬきのために用意されていたというのが素晴らしい。


みぬきのマジックショーが幕を開ける訳ですが…

案の定上手くいかないマジックショー
案の定出てくる死体
案の定逮捕されるみぬき


ここまでは想定内のストーリーでした。
ただこの後が衝撃でしたね。

「みぬきは、大丈夫です!」

このセリフを発したみぬきに対して、6で初めての「みぬく」のチュートリアルが展開されます。
そりゃ、逮捕されて大丈夫な訳がないですよね…。

「みぬく」を、逮捕された相棒にやる時点で結構重い!
それぐらい事態は緊迫している。

そんな中、王泥喜がみぬきに語った事は、力強かった。

「最後まで依頼人を信じる」

弁護士バッジを突き付けて、弁護士としての信念を突き通す。(6は弁護士の存続に関わる話が多いためか、弁護士バッジの活用シーンが非常に多い

王泥喜はみぬきちゃんを必ず守る。信じる。

王泥喜の覚悟に、みぬきちゃんは初めて王泥喜の前で涙を流します(プレイヤーの前でも)


…みぬきと王泥喜のキャラ付け上手すぎない!?
これで兄妹だっていうんだから何だこのエモい状況は!?
※2人は家族である事に気づいていません

5でも信じるという要素は王泥喜と密接に関わっていましたが、それを踏まえての6のこれなのでしょう。
王泥喜が今まで語っていなかったみぬきへの信頼や絆が強かったです。

そして、みぬきも王泥喜の事を心から信頼しているのだと思います。
これまでの約2年間一緒にやってきたけど、それまで語られてこなかった信頼関係や想いを凝縮してあの演出ですから、色々気分が乗るシーンです。

このシーンをプレイヤーから見ると、「絶対にみぬきちゃんの事を守るぞ!」と思わせる、モチベーション上がりまくりの名場面でした。


みぬきの人間性を語るについて、外せないエピソードが他にもありますが、ここから裁判の展開とか普通に出すのでよろしくお願いします




エンターテイナーとしてのみぬき




裁判中盤において、志乃山金成(ヤマシノP)がマスコミの力を使って傍聴人にサクラを紛れ込ませるシーンがあります。
みぬきが理不尽にも傍聴席から誹謗中傷されていた、志乃山のクズっぷりを演出する憎たらしいシーンです。
サイバンチョも罵詈雑言に「黙りなさい!」と一喝するレベルです。


で、これに対するみぬきのアンサーは「笑顔」でした

エピソードでは何度も出てきましたが、或真敷の教えや価値観として
真のエンターテイナーはどんな時も笑顔でいなければならない」というものがあります。
真っ当に聞こえますが、よく考えると結構エグイ内容です。

みぬきは、傍聴席という観客に対して、エンターテイナーとしての自分を崩さなかった訳ですね。
それどころか、彼女は裁判長に対してとんでもない事を言い始めます。


「実際に見てもらった方がいいですよね?」
「すり替えマジック、今からヒロウします!」

証 言 開 始

証言台撤廃!
或真敷のBGMと共に、みぬきちゃんが動きながらマジックを披露!!!


何だこれは!?
証言でこんな特殊演出ありか!?

正に、みぬきのためだけに用意された、特別なステージです。
みぬきの人としての強さと、エンターテイナーとしての実力と、あとついでに逆転裁判6の技術面の高さに魅せられました。
プレイヤーを的確に喜ばせてくるの本当に凄いなあ…


みぬきちゃんは、逆転マジックショーでとても輝くエンターテイナーになりました。
このシナリオを考えた方々へ、本当にありがとうございます。




或真敷の狂気




前述したみぬきの裁判マジックショー実演ですが、実は証言にムジュンがあるという、中々厳しい展開に。(剣の入れ替え)
ナユタ検事もオドロキ君も、尋問開始前の時点でムジュンに気づいているというアピールを忘れていないのも面白いですね。

本題からズレますが、みぬきのキャラのプッシュだけではなく、ミミキキの関係性や思想についても同時に演出しているのが素晴らしい。
ミミとキキは対比されているキャラクターであるため、ミミの善人の部分も描く必要があります。
みぬきの勇気がミミちゃんに伝播し、そこから真犯人に繋がるという、ストーリー的にも大きな山場となりました。

本題に戻り、裁判冒頭でサイバンチョが触れていますが、或真敷は裁判沙汰を起こすぐらいには思想が強めです。
というかコイツラの事件が切っ掛けで成歩堂が失脚しました。
みぬきの父親は、みぬきも成歩堂も捨てました。
どこまでもロクでなし。

4がグチャグチャになった理由は大体コイツラであり、プレイヤーもあまりいいイメージは持っていなかったでしょう。


或真敷をテーマにする以上は、この狂気性から目を逸らす事はできない。どこまでも自分勝手で、自己中心的で、目的のためなら他人の命や人生すら顧みない。そんな或真敷の狂気を超えてきたのが・・・・・・


※以降真犯人について言及あり




















Mr.メンヨーこと志乃山金成です。




ここからは、マスゴ………マスコミの方を志乃山、マジシャンの方をメンヨーと呼ばせていただきます。
呼称を分けないと説明できない時点で、十分設定が凄いキャラだというのが分かります。


逆転裁判4の怨念を詰め込んだ、逆転裁判4の続編に相応しい設定!
歴代の中でも非常に作り込まれていて、なおかつクズ!
どこまでも闇が深くて素晴らしい!


真犯人の鑑ともいえる行動を作中で徹底し、プレイヤーのヘイトを稼ぎまくり、その上でプレイヤーを楽しませた「闇のエンターテイナー」です。

ミミキキを対比させているように、みぬきとメンヨーも対比されています。


志乃山と主人公一行が初めて出会った時から、志乃山には良いイメージは抱きませんでした。

金をちらつかせ、オドロキ達を明らかに見下し、そしてみぬきに対する徹底的な悪意を隠そうともしません。
事件が起きたら絶対コイツ悪い意味で関わっているだろうなと、誰でも簡単に予想できました。

で、いざ事件が起きたらどうでしょう?


マスコミの力を使い、みぬきを殺人者として報道する姿勢
※真犯人は志乃山です

詐欺行為で覚えのない誓約書を書かせ、番組がダメになった責任を取らせるために億単位の賠償金をだまし取ろうとする
※番組をダメにしたのは志乃山

休廷中に殴り込みに来ては、弁護士一行を無許可で撮影
※サラッとカメラを隠して、マジシャンの伏線を仕込むアイデア好きです

サクラを紛れ込ませて誹謗中傷させる
※真のエンターテイナーの笑顔には結局負ける

何ならキキちゃんも巻き込んでトリックを構成する
※悪役のキキにダメージを与えるのは良いストーリー構成


どうでしょう?
ここまでクズな真犯人も中々居なかったでしょう。
しかも、ただクズムーブを出すだけではなく、それに対する主人公側の反撃を綺麗に見せたり、何かしら意味があるのが良い。
見ていて気持ち悪いけど気持ちいい悪役です。




動機




ただ、志乃山がみぬき(と或真敷)へ憎悪をまき散らすのは何故なのか?
序盤から提示された大きな謎な割に、終盤に掛けてずっと謎でした。
いわゆる、犯行の動機が全く見えてこないのが面白い。


本編では、休廷中に見せられたヤマシノのマジシャンテクニックから、みぬきと志乃山にマジシャンとしての関係性を見出し、被害者とメンヨーの入れ替わりトリックに気づきます。
被害者と思われていた奴が実は真犯人という逆転。
このシーンで真実は告げるが流れ始めて鳥肌立ってました。

ちなみに、この動機に真っ先に気づけるのは、中盤で「被害者のドッキリ自撮りビデオ」が公開されるタイミングです。
隠し通路を通った時には被害者が生きていた。という絶望的な状況に隠れて、実は被害者の腕に傷がないというムジュンが仕込まれています。

或真敷一座のポスターに描かれていた「傷のあるメンヨー」は、明らかに男性です。ミミキキはこれに絶対該当しません。
この時点で、消去法で志乃山とメンヨーの入れ替わりが分かります。
志乃山(35)の年齢にも注目すると気づきやすい?

入れ替わりは初歩的なトリックで思いつきやすい上、ミミキキがすでにやっているのもヒントになるでしょう。
ただ状況が絶望的すぎで私は一切気づけませんでした。
ちゃんと考えれば、ヒントは用意されていた訳ですね。
めっちゃ綺麗な伏線じゃないですか!

初見で志乃山=メンヨーに気づけた方は本当に凄いと思います。

「メンヨーが殺された理由は何か?」→
「被害者メンヨーじゃなくね?」→
「真犯人のメンヨーが本当に復讐したかったのは誰か?」
という、動機の移り変わりが衝撃的でした。




豹変




本エピソードの凄い所は、メンヨーとしての面と志乃山としての面を両方使って、ストーリーやトリックを組み込んだことですね。

何かしらの才能に特化した犯人が、その才能で犯行に挑むと言う発想は分かりやすいですが、彼は2つの才能を見事に使いこなしています。

メンヨーとして、遠隔殺人装置のトリックを構築する
トリックを考えるのはマジシャンの得意分野です
何気に、4を思わせる物理的な立体トリックは見ていて気持ちが良かった。プレイヤーがそこまで難しく考えずとも、証拠を検証しながら大体の事が分かっていくのが面白い。

志乃山としては、テレビ局でアリバイを偽証する
調査時間でも若干アリバイに触れられていましたが、数十人の観客と撮影していたという鉄壁のアリバイを見せつけます。
また、キキへカワキリを落とすように指示もしています。
この指示は不自然に聞こえますが、これがドッキリ番組であるとすれば自然です。みぬきへ悪意を持っていたキキを、上手く利用する事ができました。
マスコミの圧力を使って、ミミキキの口封じも最初は成功していました。
ついでに、みぬきへの妨害工作を多数。クズというキャラ付けにも、アリバイにも役に立っているマスコミ設定凄いな。

そして、この2つの才能を融合して「ミスディレクション」です。
ここまでキャラ設定とリンクしているトリックは中々無い!
また、偽メンヨーにマジシャンとして2代目を継承し、マスコミの力を使って偽メンヨーを世に知らしめた。

メンヨー本人は、これを「テレビというステージを使った我が魔術…楽しんでいただけただろうか?」と語っています。

十分すぎるぐらい楽しい展開でした。


キャラクター的な面から見ると、豹変前の志乃山のイメージと比較して、豹変後のメンヨーは非常にカッコいいです。

「下衆なマスコミ志乃山」であった彼が、いきなり口調を変え、専用BGMと共にマジックを披露し、「マジシャンメンヨー」としての厨二病っぽい本性を露わにします。

豹変後も性格悪いのは変わらないので、根底はやはりクズです。

ただ、逆転裁判の豹変といったら、顔が怖くなるとか、服装が変わるとか、肉体改造をするとか(!?)そういった外見的なものが多いです。
メンヨーは違います。口調を変え、マジックを披露し、それだけで十分豹変として成立しているのです。

二面性が混じりあって、キャラがグチャグチャになっている所も闇が深くて良い。
マスコミとマジシャンの違いに魅せられるという、ちょっと変わった豹変を楽しめます。

そんな彼ですが、1番の見せ場はトリックが明かされるシーンでも豹変するシーンでも尋問シーンでもありません。




ブレイクモーション




逆裁あるあるですが、どこまでも救いようのないキャラに、地獄のような罰(ブレイクモーション)を与えてやるのが醍醐味なのです。
歴代ラスボスと比較すると、彼の悪行レベルは劣りますが、「プレイヤーをいかにイライラさせたか」という意味ではトップクラスのクズ犯人です。

そんな彼に待ち受ける、あまりにも無様すぎる最期はお見事でした。

このブレイクモーション、本当に逆転裁判4の怨念をぶち込んでいます。4に複雑な感情を抱いている方程、重みが増す。マジで地獄。
意地でも或真敷を抹殺しようとするメンヨーが、或真敷を模した仮面を取り出して燃やしていくと言う、なんとも言い難い悪足掻きを披露します。

或真敷の関係者4名の仮面を燃やす様は、或真敷を憎むプレイヤーからすれば、どっちもどっちって感じでしょうが…

そして最後に、みぬき……ではなく、血まみれのメンヨーの仮面が登場

もう狂気の沙汰です
ブレイクモーション中、メンヨーとして或真敷を処していた彼ですが、自分が血濡れになる様をみて、弱弱しく言い訳をする志乃山に戻ります

志乃山の方が素なんだろうね

最期は、徹底的な照射
マスコミの過激な報道とも、世論とも捉えられる光が、志乃山にトドメを指す…
このキャラクターを徹底的に表現した独特すぎるブレイクです。

逆転裁判4のラスボスみたいな経歴をもって、4を踏まえたうえでのブレイクモーションで退場していきました。
(コイツが逆転裁判4のラスボスだったら、あそこまで4は酷評されなかったのでは…?)


ファンの間でよく言われていると思うのですが、6-5(前編)のブレイクモーションってダンガンロンパのオシオキをマイルドにした感じでした。
個人的には、逆転マジックショーもオシオキに似ていると思う。

良かったなあ志乃山、ここが逆転裁判の世界で。
これがダンガンロンパなら、絶対に照射で焼き殺されていた。

あらゆる要素で、真犯人の「マジシャン」として「マスコミ」としての部分を演出しきっています。
こんな面白い悪役と闘えて本当に良かった。最高です。




他の容疑者

※以降逆転裁判2・6のネタバレを含む




あえて言わせてください。

逆転裁判2のネタバレを無しに、逆転マジックショーの魅力は語れないんです。


※逆転裁判2の致命的なネタバレを含む!!!


















菜々野美々・輝々とかいうヤバいキャラクターについて触れておかないといけません。


正直に言いましょう。
初見でミミちゃんを見たとき、私はある人物を思い出しました。




















そいつの名前は葉中未実です。


菜々野美々は、ウサ耳を付けているからミミというふざけた名前…に見せかけて、2の方を想像させています。


実際の所、入れ替わりトリックってそういう事ですよね?


2の記憶がある方なら、調査パートの時点で、菜々野美々の入れ替わりに気づけるかもしれません。
調査中、ミミ(と思われていたキキ)が豹変するシーンを見て、もしかして入れ替わりか?と想像した方も一定数いらっしゃるでしょう。
マジシャンの世界の話なので、入れ替わりは定番ですし。

ただし、これをミミという名前でやっているのは明らかにわざとです。
というより、逆転裁判6は過去作を思い出させる演出が非常に多いです。6-5で「供子ツボ」も出てきていますし。


ですが、問題はここからです。
はいはい、入れ替わっていたキキちゃんが犯人なんでしょ?という考えはあっけなく砕かれます。
過去作を知っているプレイヤーが、メタ知識でミミキキコンビを疑って話が終わる程、簡単なストーリーではありませんでした。
むしろ過去作知らない勢からしたら、素直に怪しすぎる志乃山を疑えたかもしれません。


これにて、入れ替わりのお話はおしまい・・・・・・

















でも最終話で、また姉妹による入れ替わりがあるんですけどね!!!
まさかこれのための伏線だったのか………???

菜々野姉妹、どこまでも奥が深いキャラクターだ…





まとめ


とにかく、展開が王道ながらに、色々と事情を抱え込みすぎたヤバイエピソードです。

逆転裁判4がズッコケたという前提があって、その中でも「或真敷」という黒歴史に堂々とメスを入れました。
みぬきの人間性をしっかり描写し、或真敷の狂気にも触れた。
逆転裁判4の続編を語るにふさわしい傑作でしょう。

物理トリックも、現実で再現するのはまず無理でしょうが、不可能とも言い切れない、ゲームとして面白い仕掛けでした。


余談ですが、みぬきのマジックショー開催に対して、結構多くの知り合いからお祝いが届いたようで。

調査パートで調べると、牙琉響也検事とか、天馬親子とか、そしてラミロアさんからもお祝いされています。

ラミロアさんはずっと二人を見守っていたのかなあ。
ちなみに牙琉響也と天馬ゆめみは、おまけエピソード日本編でも出てきます。全員6の「おまけ」的な部分で非常に重要なキャラ。

とにかく、みぬきと王泥喜は皆から愛されていますね。
今後の2人の活躍にも注目したいです、次回作が出るならば。

王泥喜セレクションの発売後に、サプライズで何か起きないかなあ…

2023.11.26

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