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#スイカフラッペ の素晴らしさを伝えたい。

今、炎天下にいる君へ伝えたい。
スイカフラッペが、めっちゃおいしい、ということを。

いや、わかっている。
それが完全なスイカ味ではなく、人工甘味料で作られたスイカ味であること。スイカ100%ではない事を。
だがそうではないんだ。正直いってこの商品名はその素晴らしさを正確には伝えきれていない。スイカフラッペにはまった人たちが伝えたいその素晴らしさはしさはこうだ。。。

「スイカバー味のスイカフラッペ、マジウマやで」

ということである。

時はさかのぼり、1986年(昭和61年)偉大なるスイカバーがロッテで生まれた年である。その時代から、日本の小学生、そして大人に至るまでをその見た目と味で楽しませてきたのがスイカバーである。

皆さんはすでに十分お分かりだと思うが、スイカバー童貞(もしくは処女)のみなさんのためにもしっかりとこの魅力を伝えておきたい。

スイカバーのすばらしさは、色々とあるが、その素晴らしさはまずその愛らしい姿形にある。

エキゾチックな二等辺三角形で作られる彼女は、その名を関する通り、スイカの皮の部分の緑、そしてスイカの赤、魅力的なチョコレートの種で構成されている。
その一見、アイスを食べる上、作るうえでも合理性にかける造形ではある。それゆえに最後の皮部分に到達する際にはどろどろに溶けてしまうのだ。はっきり言ってオフィスで戦う戦士達にはそぐわない商品であろう。(もちろん、誰もスイカバーをオフィス用に開発はしていない)

だが、この後継機、いや新たな時代の担い手となるのがこの「スイカフラッペ」である。

彼は、その燃えるような赤、食感を楽しませるチョコの種という特徴は前述のスイカバーと同じだ。しかし、弱点の一つでもあったオフィスで食べられるようなフォルムをギリギリでクリアし、更にはこぼれやすいという機能的な面を補完したのだ。

さらには口当たりがあまりに優しい。スイカバーの場合は、冷たくてカチカチになっていると某あずきバーのように食べるのに難儀したりしたのだが、彼はフラッペである。

あなたの舌の上では、やさしくミルクとスイカが踊っていくことだろう。

そして何より大切なのが、その味である。

無論、スイカバーと全く同じというわけではない。(だってミルクはいってるし、スイカバーロッテさんだし)
だがそこにはあの愛すべき、アイスというか氷菓、市販のアイス特有のあのちょっぴりチープなスイカの味がたしかにいるのである。

このなんともいえないミルク感を敢えて言語化するならば、マンゴープリンなどが近いのだろうか。フルーツ特有のみずみずしさをそのままに、ミルクによってほんのりマイルドになったような、そんな感じなのだ。イチゴ牛乳みたいなべたべたした甘さではない。

今回この味をつくったのは、赤城乳業さん。要は、ガリガリ君生誕の地である。

しかしながら、そこにはガリガリ君特有の無骨な荒い氷の結晶も、ガツンとみかんのド直球な果実感もない。かといって、ソフトクリームやマックフルーリーのような乳臭いベタベタした甘さではない。

それでもただ、幼い頃よりどこかで経験してきた懐かしい味を、大人にも耐えうる美味しさにして私たちの手元に帰してくれたのだ。

さすが、安心の赤城乳業さん。美味しいです。
ありがとう、ファミマさん。すぐ近くにファミマあるので、すぐ買いに行けます。

愛そう、フラッペという形となって、私たちの手元に現れたこのスイカフラッペを愛そう。

梅雨はいったんどこに消えたんだ?というこの炎天下で、このスイカフラッペを愛してやって欲しい。

ちなみにそのたしなみ方は簡単である。

フラッペを食べたことがないお友達向けに、フラッペの作り方を振り返ろう。

①ファミリーマートに行こう!

都内でも一番店舗数が多いコンビニである。東京都だったら「あ、ファミチキ食べたい」「あ、スイカフラッペ」と思ったら入手しやすいことだろう。周りの景色が、オレンジだったり、青だったらそれは多分ファミマじゃない、しっかりファミマに入店しよう。

②アイス売り場からスイカフラッペをとり、レジで購入

注意)この際にストローなどを渡されることがあるが、必ずフラッペ用のストローを貰おう!スイカの種が吸えなくなるぞ!

注意)正直宇治抹茶や、チョコミントも気になるが、まずはいったんスイカフラッペを手に取ろう。

③フラッベをにぎにぎしよう!

ここで氷を崩しておかないと、崩すのが大変だぞ!

④ミルクを注ごう。

見づらいけど、いつもコーヒーがでる例の機械の右下にフラッペ用のぼたんがあるぞ! よくわかんなかったら、店員さんにきけ!

⑤ザクザク混ぜよう

注意)ストローの口を親指で抑えながらまぜないとストローの口からフラッベがでてきて、べとべとになっちゃうぞ!

⑥飲む

日の下で食べてると、容器が汗をかき始めてなかなか夏っぽい。

⑦感動したらTwitterにあげて布教しよう!

#スイカフラッペ をタグをつけて投稿し、夏を味わっていることをアピールしよう。この素晴らしさを全力で伝え、来年もスイカフラッペが帰ってくる環境づくりを整えよう。


さあ、きみもスイカフラッペを楽しめ!


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