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ただの覚え書き。/7月3日『NewsPicks Magazine』創刊記念 佐々木紀彦×箕輪厚介 トークイベント

話したこと概要

・出版業界の今後
・新聞がつまらない理由
・既存メディアの構造と待遇の話
・さよならおっさんの真意
・newspicksなぜ紙媒体に乗り出したのか。
・電子書籍じゃなくて、紙が好きな理由
・メディアとECの相性について
・雑誌やサロンでファンをつくる意味

出版業界の今後・既存メディアの構造と待遇の話

仕事なくて暇だったり、構造がやばいほど硬直化しているらしい。しかしその癖待遇はよいとのこと。
やばいのは有能な人材がどんどん抜けていってしまうこと。

新聞がつまらない理由

驚きの日経Dis。そんなディスる?ってくらいディスっている。
中でも気になったのは、情報に人は金をはらわなくなったという視点。
そうだよね、リアルな情報の取得なってネットで代替できるし。だからnewspicksでは新聞やらないとのこと。へえ。

さよなら、おっさんについて

NewsPicksMagazineは、twitterに興味がないようなガチ日経新聞だけ読んでいる層を食いにいく。


あとは、自分の中のおっさんにさよならするとも。
はあ、、、そうなんですか。後付け臭い、ノリノリテンションで付けた感があるけど、実際そうなのかもしれない。真実はどうでもいいや。今のところコンテンツには満足している。
今回newspicksのもともとユーザーだったのに、剥がれていってしまった層を切り離すのかちょっと気になる。どうも切るっぽいけど、まあそれもブランディングだよね。第二号を楽しみにまとう。

メディアとECの相性について・雑誌やサロンでファンをつくる意味

よりコアなファンであるほど、どうでもいいものを欲しがるという話。うん。

後「完全教祖マニュアル」タイトルの割にまともなこと言ってるからおすすめやで、とのこと。

でもいうて、ちゃんと行動にうつしているメディア少ない。BuzzFeedさんとかかなあ。これに関しては、Webメディアびっくりセールで本当にどうでもいいものを売っていたり、生理ちゃんのポーチを買うために長蛇の列ができているのをみて実感した。


箕輪書店が箕輪さん本人にとって非常に良い経験値になっているらしい。今後なに商品化するんやろ。

気になったこと:箕輪さんは「色気」という言葉を多用している。

定量化できない魅力みたいなものを重視しているのか。
そういうことも、人メインのコンテンツが多い理由なのかもしれない。
メディアのブランディングを意識しているがための発言だと思われる。
田端さんのメディアのブランディングの話につながる。

驚いたこと:佐々木さんも箕輪さんも電子書籍ではなく、紙派だったこと。

まあお二人のポジションからして当然なのかもしても、電子書籍のUIをディスりまくっているのは本当に意外だった。電子書籍が読みづらい、紙のほうが頭にはいるとのことだった。
いや、newspicksデジタルじゃん!と言いそうになったが、おそらく本当にツールとして考えているんだろうなと思った。私としては、newspicksと日経デジタルが区別ついていなかったから、ちょっと意外だったな。

紙は紙、電子書籍は電子書籍

お二人とも結局紙信奉者だったが、それが世代間的な問題なのかはいまのこどもたちが大人になった時じゃないと判断できないなあ……
ちなみに私は、紙は好きだけど重いのと扱いが悪すぎるのと、あと近くに本屋がないので電子書籍派。一ヵ月に平均本を2冊、多くて6冊くらい買ってる。割合は、1:6(紙:電子書籍)。
小説も新書も電子書籍に読むことにまるで違和感を感じないが、詩集と雑誌、写真集、画集は無理。無理。絶対、無理。

驚いたこと:紙の未来は明るいといった点。

全てがデジタル、スマホに集約するがゆえに逆に紙媒体が生き残るだろうという考え方。


明石ガクトさんの話を引用『映画館がすごいのは、強制的にスマホから断絶されるからだ』といっていたことを軸に、それと紙も近い部分があるとはなしていた。
だがまあ、なくなるといって無くなっていないことにはそれなりの意味がある、といっていたので気を付けて動向を見る必要はありそう。

う~ん、どうだろう。スマホ断絶に関しては結構難しい気がする。本落ち着いて読む、場所が必要だからなぁ。NIKEのNRCのアプリみたいに、同時並行で本を読んで、本以外のものを断然する共通の時間みたいなものが必要なのかもしれない。NRC使っているとわかるんだけど、走ってるからいうて空間的には断絶してるんだよね。
これには佐々木俊尚さんも登山することにも同じ効果があるといっていた。
……もうちょっと考えたんだが、日本で今コーヒースタンドが多い。ので、どこかでスマホ禁止喫茶とか、シャーロックの兄がやったような「ディオゲネス・クラブ」が需要あるんじゃないだろうか。

テーマ性のコンテンツ売れなくなってきている。

newspicksmagazineは人が基軸となったコンテンツとなった点について言及。


これについては、LINEの谷口マサトさんがvoicyでふれていたように、リアルでないと売れなくなってきていることも関わってくるように思う。要は、エンターテイメントが溢れすぎているのでわざわざエンターテイメントを選ぶ理由がないということ。
バチェラーとか。
私、バチェラーとか嫌いなんだけど見ないとな。。。あいのり、みたいなノリ本当に嫌いなんだよな。たぶんリアルな恋愛が嫌いだからだろう。それ、テレビで公開されるがためにテンションあがっているだけじゃね?みたいな。私、少女漫画でいい。もしくは、小説の中だけでいいんだけど。。。でも今度見よう。

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