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リスティング業界に未経験で転職は、割とアリだなと思う理由。

先日の記事ですこし「未経験者が多い」という話をしました。
かく言う私も経理からSEMコンサルタントへと転職をきめた人間です。
割とリスティングが好きな、業界歴1年の私から「SEMコンサルタントへ未経験から転職を考えてる人向け」に考えて欲しいポイントをまとめました。

まず言いたいことは、

「未経験からの転職難易度:超簡単」

ということです。
この業界、異様に他業種からの未経験者がいます。まず前提としてこの業界、いわゆるWEB広告の業界は潤ってます。ええ、いま上り坂にいます。

先日の電通からの発表からもわかる通り、いまやテレビよりもネットに広告費を投下する時代にはいりました。これに伴い事業拡大、新規参入があちこちで起こっており、業界全体で人手不足となっています。

この人手不足というのも根が深いです。
激務で人がやめるから、という理由だけでは決してありません。

そもそもなのですが、この業界自体歴史が浅く、古い経験者の知識は役に立たない事が多いのです。
10年前にもこの業界はあったのですが、その時代は「とりあえずバナー出しとけば売れる」というような時代で、そこから紆余曲折色々な業界変動があり、正直その時代の人の知識じゃ役に立ちません。
だから直近で運用していた人が求められているのですが、こんな状態なのでフラフラしてる「経験者」は巷にはいません。だからどの企業も最初から未経験者をイチから育てる気満々です。

「直近で運用していた経験者が少ない」という理由についても少し話します。簡単なお話しです。

①未経験者、転職してリスティング業界へ!
 ↓ 
②コンサルタントという職歴、ノウハウをゲット
 ↓ 
③独立、フリーランス化、インハウス化、Web広告系のその他の仕事へ

という形で人が移動していくのです。そう、業界内に人がとどまりづらいんです……

ぶっちゃけたはなし、飲食や不動産、SEをやったわけでもないので何とも言えませんが、結構働いています。なんせ新規にリスティングを始めようとする物販の会社はいつもいますから。

そして、コンサルタントという人にノウハウがたまりやすい職種である以上。うまくいけば指名で声がかかってくるし、引き抜かれることが多くあります。

なんというかリスティングというのは、WEBの様々な業界に通ずる入口なんです。ビジネスにおける営業職とでもいうのでしょうか。

どんな採用の現場でも「不動産営業で3年やってました!」というやつがいたら、「こいつどこでもいけるんじゃないか?」って思いますよね。それと同じです。

ユーザーと接する最前線にいるために、WEB系のいろいろな業種に転職が可能です。「とりあえず、ネット? WEB?」みたいな人にはまずオススメです。性に合わなかったらまたどこかに転職してください。

まじで業種・職種を変えたい人にはおすすめです。年齢もあんまり気にしません。
高卒でも、30歳こえてても、元ニートでもなんでもOKです。SEMコンサルタントになれそうだったら、即採用だからです。

そしてキャリアアップを考える人も、リスティングで極めたい人にもいいです。
なんせ仕様変更、業界の流行が変わりやすいため、その様々な潮流にもまれた戦士たちは様々な経験値が超高速・濃密にたまり、3年働いた時には大先輩になっています。

以上完全に採用される側目線のおすすめ理由でした。本当は、メディアのPV数市場主義とか、新規顧客獲得のCPA高騰、自動化とかいろいろ話したいんですけど、これから転職考えるひとには些末な話なので割愛。

是非ご検討くださいね。


!!!!!WELCOME TO THE JUNGLE!!!!!


はい、まじめな話しはここまで。

はい、閉店!もうまじめな人は終業だから! あとは飛ばしてもOKな、適当に業務の推しポイントを、リスティングの森から軽やかに歌い上げる!

私たちリスティング屋は、新しい人達を歓迎します。おいでやす、成り上がり群雄割拠の運用型広告春秋戦国時代へ。WELCOM TO THE リスティング業界の森! おいでよリスティングの森へ!

いや~仕事は楽しいぞぉ~リスティングは狂気の沙汰ほどたぁんのしいぞぉ~


楽しいポイント? 自分が作った広告があたる瞬間だね。マジ糞嬉しい。たった15文字15文字40字の広告がその事業の売上を決めたりするんだぜ?WHOOOOO!!!!!!!!!!! 売上5倍も目じゃないね。物販だったら絶対に一人の販売員にはできない売れ方を、自分の腕できまるんだ。最高だぜ。

しかもすぐに新しい配信方法とか出てくるんだよ。古株がそういうやり方に慣れていないところを、ペーペー新人が先に見つけて成果を出してきたときなんかマジ、アドレナリン出まくり。笑いが止まんねぇ~あがるわ~。

新しいことやってないときも糞楽しい。

例えば、一つの化粧品を売るのに、何回のクリックが必要なのか、その1クリックは何円なのか、サイトはユーザーに商品の推しを伝えられる構造をしているか、ユーザーはどこのWEBサイトとかにいるか、どこから改善していくのかを、同時並行で考えていくんだ! 

だから「なんかVRとか、インスタ広告やりたいかも」とか言ってるクライアントに、俺が考える最短で最高に売り上げが爆上がる戦略をプレゼン、説得し、クライアント様の命のようなお金を使い、自分が実施する

考えても考え足りない。桃鉄で先にどこ抑えるか考えるのような、エキサイティングさがある。

目的のためにどれだけ自分の設定を戦略的に考えられるか、新しい流行りを見逃さないかが求められる。イカしてるよなリスティングって。

そこらのリスティング経験者に聞いてみなよ、いろいろ言うかもしれないが、絶対どこかで「楽しい」って言葉が出てくるはずだ。だって、自分が努力し研鑽した分、成果で、クライアントからの信頼で帰ってくる。そしてその商品を愛しはじめる。努力・友情・勝利なんてジャンプかよ。いや、お前がジャンプになるんだ。

だが忘れちゃいけないのが、そのお金だ。「クライアントが命削って作ってきた金を使っている」というのを忘れちゃなんねぇ。だからこそ糞ミスやらかした時には、代理店は自腹で補填をする。精一杯謝る。次にできることを全力で提案する。

そして本気で向き合ったクライアントとは、一緒に呑みにだっていく。一緒に同じ目標に向かっている仲間になるからだ。代理店代理店っていってるけど、リスティング業界におけるコンサル兼運用担当者は、経営者のパートナーだ。これはクライアントがどれほどでかくなろうが何だろうが、かわらない。少なくとも私はそう思っている。

冷静なデータアナリストじゃない、単に売るだけの営業マンでもない、販売員でもない、データをいれる営業事務でもない。広告運用者というのは、物を売るという最前線で、クライアントもエンドユーザーも、ビジネスの根幹まで真剣に考える糞熱い職種なんですよ。

みんな一回おいでよ、このリスティング業界に。

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