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【リトアニアって?ステップアップの鍵は?】諏訪悠磨選手からの近況報告

こんにちは。諏訪悠磨です。
今は、リトアニア1部のカウノ・ジャルギリスというチームに所属しています。前所属は、グルバリというモンテネグロ2部のチームです。

今回は「リトアニアのサッカーの印象」「僕がどうやってこのチームにステップアップしたのか」について書きたいと思います。

「リトアニアってどんなレベルなの?」

まず「リトアニアってどんなレベルなの?」という方に、簡単に説明します。

リトアニアはステップアップ国にあたります。ヨーロッパの中では決して強くありません。ですが、リーグ内のレベルの差が大きく、上位のチームはそこそこ強いです。
1位のチームは、カンファレンスリーグでローマやセルティックに圧勝した、ボデ・グムリト(浦和レッズのユンカーの前所属)に、引き分けるくらいです。
だから、上位からは中堅国(ルーマニア、ポーランドなど)へと移籍する選手も多くいます。

サッカーの印象は2つあります。
1つ目は
「パスをしっかり繋ごうとするなー」でした。チームによるかもしれませんが、僕のチームでは、監督が自分たちの試合を編集して、それを見せながら戦術的な指導をしてくれます。なので、試合でサボっていると、ミーティングで公開処刑されます。笑

2つ目は
「いろんな人種の選手がいるなー」です。
外国籍の選手が多く、僕のチームは10カ国の選手で構成されています。
「アフリカ系の快速ウインガー」「南米系のテクニシャン」など、様々なタイプの選手がいて面白いです。
あの本田圭佑選手が所属していたスードゥヴァは、スリートップを全員アフリカ系の選手で揃えていたので、ほんとに嫌でした。笑

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ステップアップについて

次に、「モンテネグロ2部下位にいた僕が、どうやってリトアニア1部の上位チームにステップアップできたのか」について話します。

僕は去年の夏に、このチームにトライアウトを通して契約しました。
この時、常に意識していたのは、
監督に「こいつはこのチームでやっていけるな」と思わせる振る舞いをするということです。

これは"サッカーの能力"と、"人間関係"の2つの面でです。
サッカー面では「とにかくボールを触る」「物怖じせずに指示を出す」ことを意識しました。

人間関係では、練習の前後でチームメイトとふざけあったりしました。また、トライアウト3日目はチームのカップ戦を観戦したのですが、ハーフタイムに図太くロッカールームの中に入って、全員とハイタッチをしに行きました。出会って3日目ですが、みんな笑顔で返してくれました。笑

こうした振る舞いが、僕がこのチームの一員としてプレーする姿を、監督にイメージさせるのだと思います。

ステップアップするということは、厳しいスタメン争いが待っています。
去年はスタメンを取るのに1ヶ月かかりましたし、今も絶賛スタメン争い中です!

ライバルは「リトアニア代表🇱🇹」「オーストリア🇦🇹・オランダ🇳🇱2部」の選手です。簡単ではありませんが、この争いの先に「中堅国」。そしてその先の先の先くらいに「5大リーグ」が待っています!

そこに辿り着くために、まずこのチームでスタメンを勝ち取ります。
これが僕の目の前の目標です。
今年の目標は、ゴール、アシストの合計が二桁を超えることです。

頑張ります💪
楽しみしててください✌️

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