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鳥栖駅とSL

かつては「鉄道の街」として栄えた佐賀県鳥栖市。江戸時代には長崎街道が通り、現在は国道3号線と34号線の分岐点、鳥栖ジャンクションで東西南北を貫く高速道路の結節点ともなっている。正に交通の要衝。そのため終戦間近の8月11日には米軍による空襲で鉄道施設が狙われた。
鳥栖市の発展は130周年を超えたJR鳥栖駅と共にあったといえますね。
広大な操車場跡(ヤード)にはサッカースタジアム(駅前不動産スタジアム)が建設され、スタジアム前に展示保存されている「268号機関車」に鉄道の街の面影を僅かに感じられる。
たしか、九州最古の駅の一つに数えられたはず。駅舎の骨組みは明治の頃のものがそのままと聞いたことがある。折尾駅、門司港駅と同じ時期ではなかったか?

SL人吉号後方から
架線が邪魔でした

サッカー観戦に向かう途中、「SL人吉号」に遭遇した。なんか懐かしい石炭を燃やした香り。熊本~鳥栖間で土、日、祭日を中心に運行中だそうだ。写真には写ってないですが、上りはSLが先頭で、下りの熊本行きはディーゼル機関車がけん引する。だからSLは最後部に連結されていた。鉄道の最盛期であれば構内の転車台で方向変換とかしたのだろうが。
鳥栖駅のホームに妙にマッチする、と思ったのは自分だけだろうか?
久々に良いものを見せていただいた(笑)

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