「すりつぶしもみ殻」を育苗に使うときの注意点・留意点


軽量!「すりつぶしもみ殻」を使った育苗での注意点

ちょっと癖があるので説明します。

すりつぶしもみ殻に種を蒔くときには次の2点に注意です。

1. 水を含むと膨らむ

水稲用育苗箱・育苗トレー・ポットなど、条件により多少の違いはあれどすりつぶしもみ殻は水を含むことで膨らんでしまいます。

膨らみ具合ですりつぶしもみ殻の量は各々調整してもらいたいのですが、参考までにどういった感じになるのかを簡単ではありますがまとめておきます。


●水稲用育苗箱の場合

育苗箱では水を含んだ時に表面がでこぼこにならないよう均一に膨らむようできるだけ隙間がなくきれいに平らに「すりつぶしもみ殻」を入れておいた方が良いです。


●苗トレー・ポットの場合

↓これは悪い例。

「すりつぶしもみ殻」をいっぱいいっぱい入れて水をかけるとこうなります。



2. 種を蒔く前にたっぷりと水を含ませておく

1を頭に入れたうえで、このことがとても重要です。

必ず!種を蒔く前に、すりつぶしもみ殻に水をたっぷりと水を含ませておいてください。

すりつぶしもみ殻は吸水性が高いです。

水をたっぷりかけたつもりでも表面から数cmのみ水を吸って下のほうまで染み込んでいないことがあります。


●育苗箱の場合

すりつぶをきれいに均一に敷いたとしても深さがないので、たっぷりと水をかければ下まで水がしみ込まない心配はないと思います。

箱の下から水が流れるのを確認できればOKです。


●育苗トレー・ポットの場合

おすすめの手順は、

❶すりつぶしもみ殻を少な目に入れて➡❷水を一度かける➡(嵩を見て高さを調整)➡❸種を蒔く➡❹すりつぶしもみ殻をかける➡❺水をたっぷりとかける

こちらも水が下から流れ出るのを確認できると良いと思います。



その他留意点(播種後の管理)

・保水性

すりつぶしもみ殻は保水性が高いです。

表面が乾いているようでも中のほうは湿気っている場合がほとんど。

水やりは様子を見てしてください。


・発酵

すりつぶしもみ殻に水をかけて環境(過湿?・高温)によっては発酵臭がしてきます。

また、風の通らない場所においておくと、

(↑ハウスに入れてました)

このように白い菌糸が生えています。

発酵熱が下がるとなくなります。



以上がすりつぶしもみ殻で育苗実験をしてみて気づいたことです。




育てた苗は田・畑に植えて元気に育ちます

以下、これまでの実験の記録です。

●稲

●スナップエンドウ

●玉ねぎ

●エダマメ(大豆系は相性が悪いようです)

●柑橘(途中)

●トウガラシ

●ヒマワリ



もみ殻は、捨てればゴミ活かせば資源。

「すりつぶしもみ殻」を使った稲・野菜・花育苗ぜひご検討ください!





この記事が気に入ったら、サポートをしてみませんか?気軽にクリエイターを支援できます。

1

sagaoriza|もみ殻の循環利用|おかむら

佐賀県神埼市のもみ殻を資源として活かしていけるよう 何かの参考になれば、とやってみたこととか記録をまとめています。
コメントを投稿するには、 ログイン または 会員登録 をする必要があります。