エンジニアが使うツールから未来のデザインツールを予想する

エンジニアが使うツールから未来のデザインツールを予測する

先日のDesigner X Engineer Development #02で発表した内容です。UXエンジニアAdvent Calendar18日目の記事として投稿してみます。

僕自身がエンジニアとして働きながら、UIデザインも少しやってみて感じた内容です。

一概には言えませんが、比較的デザインには正解がないと感じています。例えばどの色を使うか決める際、ゼロベースで考えたら何万通りもの選択肢の中から考えることになります。一方で、エンジニアリングは比較的仕様やコンパイルにとおることなど、正解があると感じています。

人間は賢いので、見た目からそれがボタンなのか、アイコンなのか判別できます。しかし、コンピュータにとっては、デザインファイルを見ただけでは判別できません。

現状は、図形やベジェ曲線を組み合わせてボタンをつくっているため、それがボタンなのかわかりません。レイヤー名を○○Buttonとかにすれば分かりそうではありますが、全員がタイプミスすることなく決まったルールで命名するのは現実的ではありません。

あらかじめボタンなどのコンポーネントを選んで、デザインファイルをつくるようにすれば、それがボタンであることが保証されます。ボタンであることがわかれば、以下のように自動チェックできます。

以上です!デザイナーの方にエンジニアリングのことが伝わって、良い感じに協働していく一助となれば幸いです!

なお、資料の全体はこちらにあげています。

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