見出し画像

「大量離職に悩む会社」の人材流出を止めたITの力

 「雇用した人材のおよそ4割が、1年以内に辞めてしまう」という状況を、AIと統計ツールを使って改善したソラストさんに取材しました。仕事に必要な適性を調べて「合致する人」を採用するために「統計ツール」を、面談のコメントから「辞めそうな人」を予測してケアするために「AI」を使っています。

 AIと統計ツールを使い分けたのには理由があり、そこがこのプロジェクトを率いる菊池雅也さん(HR tech推進部 部長)のすごいところ。自らAIや統計ツールの使い方を学び、「真の改善につながる方法は何か」を考え尽くした上でツールを選定しているからこそ、結果が伴っているのだと思うのです。

“まず、「何をやりたいのか」という目的を明確にして、それを達成するためにはどんな方法があり得るのかを考えた方がいい。その中にAIという選択肢があるなら、他の選択肢と比較した上で、必要に応じて使えばいいんです。

 重要なのは、さまざまな選択肢がある中で、最適な方法を選ぶだけの知識と見識があるかどうかです。”


いただいたサポートは情報収集のために使わせていただきます。