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♡「スキ」まとめ。パン屑みたいなもの。

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☆から♡にアイコンが変わった♪ https://note.mu/fladdict/n/ncf1b60148e27 →スキの一覧が標準装備になった♪ https://note… もっと読む
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#仕事

青は藍より出でて藍より青し

「そもそも創業者は、本当にそれほどまで有能なのか」 あくまでもこれは私見だけれど、結論から書けば「そんなわけないwww」と思っている。 ぼくが経営をしていたとき、最終的には全店舗のスタッフ(パートさんも含む)を合わせると200名近くまでになっていた。 これだけの人たちがいて、創業者というだけでぼくが一番有能だなんてことがあるはずもない。 特に新宿時代からのスタッフは技術、知識、才能、いずれもぼくより優れた人たちがいたし、その中にはまだ20代半ばだった子もいる。 「青は藍よ

フランスのパン屋さん

※ こちらの内容は、ウェブサイト(現在は閉鎖)にて2016年~2019年に掲載したものを再投稿しています。内容等、現在とは異なる部分があります。ご了承ください。 ぼくの知る限り、フランスのパン屋さんはどこも対面販売のスタイルで、それはヨーロッパの他の国々も同様だろうし、古いフランス映画に登場するパン屋さんもそうだからきっと昔から変わることなく続いているのだと思う。 そこで、ふと思ったこと。 日本のパン屋さんが対面販売を選ばれる理由の多くが「衛生面を」と書いたけれど、フランス

はじめに

ぼくが会社、店を辞めて、もうそれなりに時が経つ。 辞めてしばらくは、現場の子(元スタッフにあたる子たち)と会う度に幾度となく「お客さんから『西山さん、どうしているの?』『何しているの?』って訊かれますよ」と言われてきた。 それらは恐らく「おはよう」「こんにちは」「お元気?」といった挨拶とさほど変わらないものだと思っていたぼくは、「また訊かれるようなことがあれば『西山は、星になりました』とでも言っておいて」とやり過ごしておいた。 ところが未だにぼくの名前を出して下さる業者さんが

売上を下げ、社員を増やし、週休3日にする決断の背景

先日、弊社の方針をサクッとTwitterで投稿すると色々反響があった。 このような判断に至った理由が知りたいという連絡を受けたので自分なりの考えを今回はまとめたいと思います。理由はとてもシンプルで「利益よりクオリティ重視」という点。 これら3つの方針は、それぞれ連関しあって作用しています。一つずつその決定に至った考えをまとめます。 売り上げを下げる理由まず法人組織は拡大していくことが必然的な目標になる不思議な空気があります。投資もそうですが成長分野にお金を突っ込むとか、上

プランナーが持つべき10の習慣

新卒時代からプランナーとして働いている僕が感じる必要な習慣をまとめてみました。デザイナーが優れたデザインを見るように習慣化された行動はたくさんの貯金となります。プランナーに限らずアイデアが必要とされる人にとって身に付けておくといい習慣をご紹介します。 1.優れたものの構造を分析するブームになっているもの、話題の商品・サービス、売れている本、人気のお店。これらを「すごいなぁ」で終わらせるの最大の損失です。 それが以下にして話題を作ったか・指示されたかには、必ず特別な構造をも

覚悟を決めて、速度上げる

正直な話、経営とかお金とか1mmも時間を使いたくない。ただ期末期初に関してはグッと堪えて真摯に向き合う。頑張った方じゃないかと思う。もちろん社長は誰も褒めてくれないので一人事務所でこれを書いている。旧知の仲であれば想像つくだろう、松倉よく金回りやってんなーって。 さて、ここから戦の始まりです。4期にバッチバチ攻めたスタートです。 ガンガン作っていくし、発想していくし、怒られても突き進む。 (最近、仕事じゃないところでムッチャ怒られた。それは反省しています) 不思議なほど焦り

【大切なお知らせ】新しい会社がスタートします。

新しい会社がスタートします。 僕を知ってくれてる方は急に何を言ってるのかと思われますが、Nue incともう一社誕生することになります。そこの代表も松倉が預かることになります。おいおい、気づいたら二社だよ。想像はすごいな現実になって立ち上がる。 Nue incは妖怪の「鵺(ぬえ)」です。次の会社も妖怪の「空狐(くうこ)」です。社名で遊ぶな!と突っ込まれそうですが、名前なんてどうだっていいんです。名前は器。そこに意味と信用が集まるので、もう自分の名前が「スバル」な時点で色々名

クリエイターのためのもっと混沌としたコミュニティを作りたい

よっこいしょとばかりにNueさんの新しい試みを始めます。 頭の中だけでこっそり仕込んでいたCONCONのぬえ事務所のあり方。 https://www.concon.kyoto/ 僕らは長屋2軒を借りており、そこにはフリーランスが、8名利用しています。半年ほど運用する中で、これもっとコスト下げれるんじゃないかと次の姿を考えていたのですが、コロナに突入。タイミング逸してしまいましたが、緊急事態宣言も解除されたので動き出します。 簡単にいうとサロン×フリーデスク。 なんだけど

「才能」の定義

先日、とあるコピーライターさんとお話しする機会があった。その話の中で、「ある若手の面倒を何年かみているが、どう考えてもコピーライターの才能がない。でも本人に自覚がなく、どうしたものか考えあぐねている」という話を聞いた。 最初こそ「才能がないのではなくまだ未熟なだけなのでは?」「1人の師匠がダメ出ししたからといってその人に才能がないとも限らないのでは?」と思ったのだが、いくつかの「ダメだと思った」というエピソードを聞いて納得がいった。 要は、コピーライターというのは本来、他

お金の話をしよう

もっともっとお金の話をしよう。 芸大で非常勤だったときには「学生が知りたいことを教える」みたいなユルフワぶっつけ本番勝負みたいな講義をしていた。ゼミくらいの規模だったことと、誘ってくれた先生が寛容だったからというのもある。 もう数年前に辞めたけれど、いい勉強になりました。そして学生はお金にすごい興味がある。芸大に限らずお金の講義はもっと大学とか高校とかですべきだと思っている。 給与は自己申告制社員たちはドギマギしただろうが、お金の考え方が少し変だ。 まず給与は年俸制。金額

「そもそもを考える力」を養う

謎のアイデア集団をスタートして数ヶ月。 たくさんのたまごプランナーたちのアイデアと接する中で共通した弱点があることに気づいた。それは… そもそもを考える力 私は野良で育ってきたプランナーなので、アイデアの発想のところを伝えてきた。しかし、みんなとアイデアセッションする中で「そもそも力」的なものが弱いことに気づく。 アイデアは芽だ。土からちょこっと出た芽。これを出し合っている。 強いアイデアとは、しっかり根をはった芽を指す。根拠を孕んでいる。 弱いアイデアとは、根が弱い。

謎のアイデア集団の初動がすごかった話

4月をワークショップに費やし、遠方はビデオでレクチャーし総勢80名以上に脳みその準備運動を終えたのち、すぐにクライアントワークに突入。 うちに舞い込んできた新聞広告のアイデアを考えるというもの。 これがすごかった。想像以上だった。ちなみに謎のアイデア集団については以下を参照くだされ。 結論:3日で50案以上が生まれた今回のミッションに参加したのは80名中30名ほど。 それぞれのタイミングで参加できる人が名乗りを上げてもらう方式を試した。 結果、正確な数を数えるのを諦める50

謎のアイデア集団を作りたい

新しい試みを思いついた。僕はこれまでたくさんの地域で「アイデア講座」を開いてきた。アイデアは簡単に生み出すことができる。それを伝えるために子供から老人まで、企業から行政や大学などの相談でワークショップを開催してきた。 WS後の生活で参加者はアイデアを生み出してるのか?そのような活動を10年し続けて、ふと今まで受講した人たちは各々の暮らしや仕事でアイデアを生み出し続けているのか?と疑問に思った。おそらくアイデアを求められる機会はそうそうないのではないか。 うちのような会社に

noteという特殊な場所

何かを作って公にするとき、躊躇する大きな要因となるのがネガティブな反応への懸念だ。 「他人など気にするな」 あまりに正論だが、私はそんなに強くない。 noteにはネガティブな反応がないので書きやすい。 フォントやメインカラーなど、デザイン面でかなり工夫が施されているし、戦略も明確。その話は加藤さんや深津さんが語っているのを聞くとおもしろい。 コミティアと文フリが混ざった雰囲気 いちユーザーとして感じるのが、展示会的雰囲気がここにはある。「クリエイターのため」と打ち