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♡「スキ」まとめ。パン屑みたいなもの。

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☆から♡にアイコンが変わった♪ https://note.mu/fladdict/n/ncf1b60148e27 →スキの一覧が標準装備になった♪ https://note… もっと読む
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#コラム

会話と推敲 ポッドキャストことはじめ

ポッドキャスト始めました。 2022年3月1日(火)にスタートして、毎週火曜に配信しています。 使わなくなった持ち物を持ち寄って、持ち主と工芸家が対話しながらそれらをアップサイクルできるプラットフォームを作ろうと仲間たちと準備を始めたのが2020年。 ConCra(コンクラ)と名付けられたそのプロジェクトを本格的に始動させたのが2022年3月1日。(何をもって本格的と呼ぶかは自己申告ということで…) 同日スタートさせたこのポッドキャストは、建前としてはConCraの活動を

The grass is always greener on the other side.

人にはじぶんの向き不向きがあると思ってて。学歴というブランドを手に入れられたのなら、それを駆使して一流ルートを目指すも良し。それがないのならそれを逆手にとってプライドが邪魔しない我流のルートを創るも良し。結局は、その人がじぶんのこれからをどうやってつくっていくか、かと。 ただ、なんとなく感じるのがハコに入るとそのハコに関わる人たちからの学びは大いにあるんだけれども、ハコの ナカノヒト になって ソトノヒト 視点が無意識になくなりがちになるのかもなぁ、ということ。環境が人を育

おれが権威だ

日々数人のアクセスしかない閑散としたアカウントですが、逆に言うと新規投稿がなくても数人のアクセスは常にあって、なんでだろうなーとぼんやり思っていたのが、最近ようやくその理由の一端が見えてきました。 なぜかビュー数の多い記事①例えば、僕がnoteに書いた中で2番目にビュー数の多いこの記事。 平均すると記事ひとつにつき200ビューに届かないくらいの僕の投稿の中で、2020年3月現在で1,400弱のビュー数になっていて、途切れることなく誰かしらが見に来ているようです。 最初の内

反論をいただいたので、少しコメントしました

以前に書いたnote「来年の9月7日から、日本の本当の下り坂が始まる」について、反論とご指摘をいただいたので、少しコメントします。 まずはご意見、ご指摘、ありがとうございました。 本「明日のプランニング」や「ファンベース」を書いたときも、初稿を多くの若い人たちに読んでもらい、厳しいダメ出しをもらい、推敲を重ねて今の形になっています。 ご指摘は常にありがたいです。 ただ、バットを持って今にも乱暴するような男のタイトル画像で、しかも文章冒頭に「データという棍棒で殴ります」

アートをどうやって勉強していくか

前回の「アートの教養を身につけたい3つの理由」の続きです。 今回は、じゃぁいったいどうやってアートを知り、教養にしていくのか、というのをボクなりに考えてみました。 ボクは「さとなおオープンラボ」というのを主宰していて、そこで自分が得てきた「広告/コミュニケーションの知見」を10期に渡って共有してきたんですね。 そのラボは各4〜5時間くらいを10回、スライドにすると4000枚くらいを共有していくのですが、10期に渡る試行錯誤の末、やることは大きく言えば3つに絞られてきてい

防災士が選ぶ、防災グッズ④(インフラを維持する。熱源編)

先日、山形県沖を震源とする大きな地震がありました。 今回の震源域は、北アメリカプレートとユーラシアプレートの境界線にあたる部分です。 北海道南西沖地震(1993年) 新潟県中越地震(2004年) 新潟県中越沖地震(2007年) も、今回の震源からは若干離れますが、同じ境界線で起きた地震。 南海トラフや北海道東方沖など、どちらかと言うと太平洋側が注目されている中で、やはり日本海側も地震の巣であることを示した形になりました。 今回、改めて意識が高まっている災害対策。 今

サン・ジョルディの日

今日は、本好きにはちょっとした記念日かもしれません。 4月23日は、「サン・ジョルディの日」。 スペインのカタルーニャ地方に伝わる伝統の記念日です。 互いに薔薇の花と本を贈りあい、愛を確かめ合う日とされています。 1、サン・ジョルディとは何者?スペインのカタルーニャ自治州に伝わる守護聖人ゲオルギオス のことです。(ジョルディはゲオルギオスのカタロニア語読み) イングランドやグルジア、モスクワの守護聖人であり、イギリスの「セント・ジョージ」も同一人物を指しています。

集団で意思決定するのと、個人でするのとではどちらが有効なのか?

※この記事は有料マガジンの特別無料版です。 日本企業の停滞が長い間続いています。僕はかつてはこれ、意思決定者たちが昭和の成功体験を引きずっているからだと思ってたんですね。でも、アップルに務めたり自分で起業したりするうちに、これは単に意思決定のやり方の問題なんじゃないかと思い始めたのです。そして、最近ネットを騒がせている「『印鑑なしで法人登記』法案提出を見送り」のニュースを見て、あ、これはやっぱり単純に意思決定のやり方の問題だな、と確信を深めています。 考えてみれば、何でも

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日本史のよくある質問19 「武士」とは①

さて、前回、荘園に関する記事の最後に、次回の記事では「武士」について触れます!と書きました。 実は、「武士」の定義は意外に難しくて、例年こんな感じの質問があります。 江戸時代くらいになるとこういう質問が出やすくなる印象です。 恐らく、私の授業の中では色々な武士が出てきたので、「結局武士って何なの?」となるんだと思います(笑) 生徒: 結局のところ、「武士」ってどういう人たちなんですか? 例えば、戦国時代の足軽は武士なんですか?農民なんですか? 私: お、良い質問です!実

文明と地図を考える その11

今回は、前回記事から少しだけ時代を戻り、再び古代ローマ時代です。 ローマ時代の有名な地図と言えば、以前の記事でも取り上げたプトレマイオスの地図です。 ギリシャ人であるプトレマイオスによって、天文学や地理記などの情報を総合し、経緯度を引き、科学的な正確さを重視して描かれました。 一方、ローマ人の気質がよく表れているのが、ポイティンガー図です。 これは、ローマ帝国の領を縦30㎝、横7mほどにまとめた地図です。 (この画像は部分的なものです) この地図で特徴的なのは ・

エッセイとコラムのちがい

「エッセイって、なんの意味があるんですかね?」 白いお皿にのった鶏肉にナイフをいれながら質問する。テーブルクロスの先に座っているのは、東京工業大学リベラルアーツ研究教育院の教授を務める柳瀬博一さんだ。 柳瀬さんは編集者として、矢沢永吉の『アー・ユー・ハッピー?』や『小倉昌男 経営学』、『養老孟司のデジタル昆虫図鑑』などヒット作を数多く作ってきた日経BP社の名物編集者だった。 東工大で教鞭をとるのも、ジャーナリストの池上彰さんが東工大の教授になった際に作った『池上彰の教養

文明と地図を考える その31 「南蛮地図と新たな日本図」(後編)

前回の記事からだいぶ間が空いてしまいました。 さて、前回の記事では、桃山時代から江戸時代初期にかけて、「図屏風」を通して地図の変遷を追ってみました。 その過程では、宣教師ヴァリニァーノと共に日本を訪れたポルトガル人地理学者、モレイラ・イグナチオによって描かれた地図が、その後 ことがわかりました。 しかし、「図屏風」に描かれた地図は装飾を重視しており、それは実用地図とはやや趣が異なるものでした。 一方、日本の世情だけを見ても、安土桃山時代から江戸時代初期は国内における広

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そういえば昨日は討ち入りの日?

何故か忙しく感じる師走、私もその例外ではなく、何となくせわしない日々を送っております。 そんな中で、すっかり忘れておりました。 昨日、つまり12月14日は、日付を見ると、赤穂浪士(四十七士)たちによる吉良邸討ち入りの日です。 ただ、討ち入りの日は「旧暦の元禄15年12月14日」、新暦(太陽暦)に直すと1703年1月30日なので、正確にはあと1か月ほど先のお話になります。 とはいえ、年末の風物詩ですので今、記事にしてみることにしました。 この赤穂浪士の討ち入り、発生時から

noteという特殊な場所

何かを作って公にするとき、躊躇する大きな要因となるのがネガティブな反応への懸念だ。 「他人など気にするな」 あまりに正論だが、私はそんなに強くない。 noteにはネガティブな反応がないので書きやすい。 フォントやメインカラーなど、デザイン面でかなり工夫が施されているし、戦略も明確。その話は加藤さんや深津さんが語っているのを聞くとおもしろい。 コミティアと文フリが混ざった雰囲気 いちユーザーとして感じるのが、展示会的雰囲気がここにはある。「クリエイターのため」と打ち