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赤穂ギャベの運営に携わって3年目。いろいろ変わってきており嬉しい♪

京都駅から岡山行きの新幹線に乗ったんだけど、西明石駅で停車しており、2回ほど後から来た新幹線に抜かれる。どうやら「ひかり」に乗っていることが判明した。相生駅でも同じく、2回ほど後から来た新幹線に抜かされた。 そう言えば西明石駅だったか、後の新幹線に乗り換えた方が岡山に早く着くってアナウンスをしていた気がする。

のぞみと比べると30分遅れぐらいで岡山駅に到着した♪

移動するって大事なことだと思ってる

最近、倉敷、尾道など、赤穂ギャベの展示会をキッカケ(言い訳)にして、中国地方に足を伸ばすことが多く、新幹線もそもそも好きな移動手段なのでふらっと京都の外へ移動できる機会があるのはとても楽しい。

少し話がズレるが、若い頃(30年ほど前)…、バイク(250ccと50cc)に乗っていて、ただ乗って移動するだけが目的のツーリングを楽しんでいたことを思い出している。250ccはNSR250(レーサー)、XR250(オフロード)、50ccはRX50(アメリカン)などで、長距離向きのバイクは一つもないんだけれど、特に50ccのRX50では京都―鳥取砂丘(片道 250km弱)、京都―富士山(片道 400km弱)の距離を同じテンションの友人と突然出かけることがあったり、250ccのバイクでは複数の友人らとツーリングしている中で、先頭を走って道に迷っている途中「楽しい」と伝えると、ひんしゅくを買うこともあったりした(当時はスマホは無い♪)。

移動することそのものが目的の一つということは、当時からあまり変わっていない気がする。

話を戻そう…

赤穂ギャベの運営に携わって3年目

今回は、岡山在住の赤穂ギャベの織り手が日々の営みの中で織り上げた作品を一堂に会する機会として、織り手主催で開催された展示会ということもあって「作品展」という表現となっている。基本的に僕は遠くから見守るかんじで、会場を選び、企画を整理、告知、搬入、設営、運営ということを織り手らで行っていただく機会となった。

赤穂ギャベの運営に携わって3年目なんだけれど、織り手が着実に成長しているように思う。当然、人それぞれの個性があるので、黙々と織り機に向かい織り続けることだけで手一杯の人もいるし、自ら新しい糸を染めたり、新しい図案で制作したいという人もいる。そんな中、発表する機会も自分で作っていきたいというのは、赤穂ギャベの目指すところでもあるので、今回の展示会が実現したことがかなり嬉しい。

赤穂ギャベの織り手は現在14名ほど(ほぼ休眠中のような人もいるかもw)、時代と地勢のよることも大きいと思うが、赤穂御崎で生まれた赤穂緞通から赤穂ギャベというプロジェクトが立ち上がったが、織り手の多くは岡山県在中ということもあって、岡山県で発表する機会は織り手の友人らにも案内もできることから自然な流れとして生まれたのだと思っている。

さらに、倉敷には倉敷ノッティング(倉敷本染手織研究所)という日本における椅子敷きの先駆者の存在もあるので、赤穂から岡山は近いと言えど、その影響は大きく、赤穂ギャベの織り手にもノッティング織りの経験もおられるので、いろいろ学ぶ機会も多い。

赤穂ギャベ作品展

岡山駅から会場へは国道をバスで移動する。周辺はいわゆる国道沿いの金太郎飴のような開発をした地区っぽく、どこにでもある景色が広がっている。バス停から6分ほど歩いて会場に到着した。

「茶房&ギャラリー遠音」は、築50年ほどの民家でオーナーの長年住まわれていたご自宅の一部を改装されてギャラリーと喫茶を運営されている(今も生活されているとのこと)。喫茶スペースはおそらく昔に洋室であったような壁面のしつらいで、話を聞くと中央にガラス製のシャンデリアがあったという。ギャラリースペースは和式の客間として畳の部屋に床の間があって、縁側からお庭も見えるという一般的な和室の構造となっていた。

オーナーさんからお話を伺うと、ご主人が建築に携わっておられたということからか、細部のしつらえからは上品な感じの生活を彷彿させており、素敵な家庭の営みがあったのだろうかと妄想ー♪

開催日時:
2022年7月10日(日)~ 20日(水) 
各日11時 ~ 17時半(最終日は16時まで)会期中無休

会場:
茶房&ギャラリー遠音
岡山県岡山市南区泉田1丁目11-10
http://to-ne.doorblog.jp/

作品展のInstagramアカウント(織り手による運用):
https://www.instagram.com/akogabbeh.okayama/

会期は10日間ほどあって、織り手メンバーは日毎に交代当番という感じらしいんだけど、11日(月)に賞味期限5日間の和菓子をお土産としておいたのは後半メンバーには行き渡らないということだと、買ってから気が付いた。(またの機会に♪)


問屋町も立ち寄っておいた

岡山を訪問したついでに、その地域をなるべく知りたいという思いもあるので、以前、赤穂ギャベの展示を行っていただいたお店「くらしのギャラリー 本店」にも立ち寄ることにした。

ギャラリー遠音から歩いて向かおうかと思って地図で確認すると、行けなくもないが、曇天の夏空ということもあって、前回、同じ乗りで汗だくになった反省を踏まえて、交通機関をちゃんと使うことにした。バスで岡山駅に戻って、そこから隣の北長瀬駅で降りてから、1.2kmほど歩いて到着した(後で分かったことだが、岡山県からバスが良いみたい)。

お店のある地域は、もともと倉庫街のような雰囲気があって、大阪の堀江エリアを連想させる。後で確認すると住所も「問屋町」ということで、おそらくそのような発展があったのだろうと思われる。


「晴れの国 岡山」今回、市内中心部のみの移動になるんだと思うだが、とにかく平たいので車社会と言われることも実感できたw

僕のnoteは自分自身の備忘録としての側面が強いですが、もしも誰かの役にたって、そのアクションの一つとしてサポートがあるなら、ただただ感謝です。