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タロットカードを紐解くと、僕の趣向と重なるところが多いと気がついたところ♪

#先日の余談

初詣は氏神さまである木嶋神社(木嶋坐天照御魂神社)に参って、ご挨拶をしてから御神籤(自動販売機)では「中吉」をいただいた。特にどうって話ではないけど、そんな習慣で2019年が明けた。

思い返すと「占い」をお仕事にされている友人がいたと思うんだけど、最近お会いする機会もなく、かすかな記憶を辿ると西洋占星術ではなく神道にも精通されていたようなお話もされていたと思うし、むしろ占いというよりも鑑定とか口寄せというキーワードだった気がする。

西洋占星術と言えば、星座による占いの他に、タロットカードによる占いもある。ちょっとご縁があってタロットカードを調べる機会があったので、妄想も交えてまとめておきます。


タロットカード メモまとめ(インターネット調べ)

タロットカードには寓意画(ぐういが)が描かれた78枚1組のカードとなっており、内訳は1から10までの数札、4枚の人物札をスート(suit)とした4スート56枚の小アルカナと、22枚の大アルカナに分けられる。使用目的の多くはゲームや占いなどに使用されるとのこと。(Wikiより)

・寓意画:抽象的で曖昧な概念を具体的な物事に置き換える技法
・スート:絵柄
・アルカナ(arcana):「秘密」「神秘」などを意味するラテン語(arcanum)の複数形

タロットカードの発祥は古代エジプト、古代ユダヤなどとも云われているようだけれど、その後、ヨーロッパでの印刷技術の安定もあってか16世紀から18世紀頃、マルセイユ(仏)にて生産されたカード「マルセイユ版タロット(Tarot de Marseille)」と、1909年にロンドン(英)のライダー社から発売された「ウェイト版タロット(Rider Waite Tarot)」など、ヨーロッパを中心とした様々な国で作られている。

ちなみに、ヨーロッパにおける印刷の歴史を紐解くと、1445年頃にヨハネス・グーテンベルクが活版印刷術(金属活字を使った技術)を発明したことで、それまでの書き写しや木版印刷であった状況を一変させた。


マルセイユ版タロット(Tarot de Marseille)

マルセイユ版タロットは木版画調のラフな絵柄(今で言うヘタウマっぽい画風)が特徴的なカードで、その後、広く用いられている「ウェイト版タロット」とは大アルカナの配列順序が異なっている。同じ特徴の絵柄でもっとも古いデッキは、マルセイユではなく17世紀後半(1650年頃)のパリ、ジャン・ノブレによって作成されたタロットカードと云われている。

1930年代にグリモー社が「マルセイユのタロット」の名で復刻したことから、一般的には「グリモー版」のタロットカードと呼ばれる。

グリモー社と同じく名門のカードメーカーにカモワン社もある。カモワン社は1760年、ニコラ・コンヴェルにて設立。コンヴェル家は後に婚姻によりカモワン家を名乗るようになる。コンヴェル家は当時の世界中のカード需要を一手に引き受けていた。
https://ja.camoin.com/tarot/-Camoin-House-ja-.html


ウェイト版タロット(Rider Waite Tarot)

アーサー・エドワード・ウェイトが「黄金の夜明け団」の解釈に基づいてデザインし、パメラ・コールマン・スミスに描かせたタロットの通称。
1909年にロンドン(英)のライダー社から発売されたことから、ライダー版とも呼ばれる。同時期に起こった美術運動「アール・ヌーヴォー」の影響を受けた画風となっている。以後、イギリスでタロットと言えば、ほとんどこれを指す。

・ウェイト版タロットカードの歴史
https://inoue.myearth.jp/171214rider-waite-tarot/
・タロットカードの意味一覧
https://www.takara2727.com/tarot-card-summary-4763.html
・タロットカードの色の意味(白・黒・赤・黃・緑・青)
https://www.i-iro.com/tarot-color
・タロットカードの一式を「デッキ」と呼ぶ
https://8bee.net/cards_recommend


黄金の夜明け団(The Hermetic Order of the Golden Dawn)

19世紀末にイギリスで創設した秘密結社(隠秘学結社)。アーサー・エドワード・ウェイトも、パメラ・コールマン・スミスとも所属している。黄金の夜明け団を紐解くと、フリーメイソンの薔薇十字団や魔法学校、錬金術などの言葉から多くのファンタジーの世界へ通じていく気がする。

例えば、漫画(小説)だと「ハリーポッター」、「鋼の錬金術師」、「ファイブスター物語」、「ベルセルク」とか... ゲームだと「ウィザードリィ」、「ウルティマ」とか、いろいろと僕の趣向と重なるところが多いのかって思う。

そのゲームに、「テーブルトークRPG」というのがあって、カードも使うようで一周回ってタロットカードに繋がってるんじゃないだろうか。ちなみに、僕はタロット占いやテーブルトークPRGの経験はまだないです。またいずれ...


あ、ついでに、歴史ドラマ『ダウントン・アビー』は1912年から1925年のイギリスを舞台にしたもの。先月まとめてて観たんだけれど、トランプで遊ぶシーンはあった気がするが、タロット無かった気がするわ♪


アンティークのタロットカード(海外のサイトより)

15世紀から18世紀:イタリアとフランスのタロットカード一覧

このサイトによると、タロットはそもそもイタリアの貴族のカード遊びで、現存する最も古いタロットは15世紀、ミラノの公爵であるVisconti Trionfiのカードとし、また1700年代後半までは、タロットに「占いやオカルト要素」はないと記載されている? 古代エジプトからの解釈もあるとされているが、オカルト思考と歴史学とは一線を画しているようだけど。。。


#イギリス #歴史 #タロットカード #タロット #ゲーム

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