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MAKERS U_18 DAY1 ワクワクと恐怖

こんにちは!

MAKERS合宿を通して、結果的に私は、藤原咲歩として”本当に好きなこと”、”本当にしたいこと”が掴めました。そして、将来私がしたい事を叶えるまでの光が見えてきました。言語化出来てないし、読んでる人には曖昧で伝わらないかもしれないけど、私にとっては凄くめでたい事、嬉しい事。

けど、MAKERS合宿内でかなり自分見えない自分と戦ってました。

周りと比べてしまう自分がいて、〇さんに一歩でも近づきたいと思う自分もいて、少しだけ背伸びしたいと思う自分もいて、何が何だがわからなくて、本当の気持ちが見えなくて、叫びたいくらい、「どうしようー⁉」ってなってた瞬間もあった。

私にとっては、この”傷”に会えたから、”本当にしたいこと”、”本当に好きなこと”に出会う事が出来た。MAKERS合宿は凄く素敵な思い出なんだけど、”傷”も一緒に残してみます。

DAY1

3月26日にMAKERS U_18 の合宿へ、チットと一緒に東京へ向かいました。

始まる前の心情

ヘモグロビンとカバン中のチットと撮影者さほ

今まで正直、私が本当に好きなことをさらけ出した事がない。同世代の前で、自分の本音を話して、等身大の自分でいた事がない。下に書いてあるのは、私の本当の気持ち。

・ハードウェア機器や機械の構造に興奮する

・既存プロダクトの解体が大大大大大好き

・大脳基底核ワクワク

・ものづくりが楽しくて仕方ない、一生創りたい

・人生をかけてでも創りたい世界があること

・人生をかけて向き合いたい思い出と課題があること

・神経系や身体の中や模擬手術の海外のdoctor動画大好きなこと

正直、誰にも話した事無かったかも

正直誰にも話したことないし、こんな話できる人は周りにいなかった。

私がMAKERSに応募した最終的な理由は「君の狂気に惚れている」このコンセプト。誰にも自分が好きなことを本気で好きと言えずに、ずっと孤独を感じていた。だから、私はこのコンセプトに心を掴まれ、惚れた。そして、狂気を持つ仲間がいる場所を求めて、応募した。

会場に着くまでは正直本当に怖かった。全国から集まる異端児と名乗る学生が、自分の大好きを抱えて来ることへの怯えと、自分と似た種の学生に会える事に対するワクワク。もし、本音をさらけ出せる人達に会えたらラッキー。そんなことを考えながらのワクワク。

でもね、私はいつも、日常的に、こんな事を考えてる。

「今第1関節動くために正中神経動いた!ピクピク!!」

「大脳基底核の模型、家に1台ほしいぃ」

「今日PicoWが家に届くんだー」

今これ見て、なんて思いました??

私の周りの人からは、当然変な目で見られた。

好奇心の旺盛さは自負していて、色々な形や触れた事のない専門用語に触れることにドキドキした。論文読んだり、思った事をポンポン声にしていると、"さほ=変わってる=変な人"、こう見られている事に勘づいた。やっぱり、「周りと違ってるよね」って思ってしまって、素のさほは隠して学校生活は過ごしてた。

だから、MAKERSに対してワクワクして期待している分、自分が受け入れて貰えるのか否か恐怖だった。

ワクワクと恐怖

東京駅に到着

新幹線では、宿題をしたよ

Xで知りあったMAKERS生と、東京駅で待ち合わせ。新幹線を降りたら、いつも見てる駅とは別世界。5回程、東京へ足を運んでいるものの、人の多さと駅の構造の複雑さには慣れない。

「北口?南口?どっち?」MAKERS生からのDM。本当に、何もわからないから、写真を撮りまくって [SOS] を会った事も無い”ルンルン”と名乗るMAKERS生に送った。

今ここにいるよ!!って写真

誰か、たすけてーーーー

外国人から、「シティパラディアラーニョ」と声を掛けられた時には、パニックだった。それから20分後、”ルンルン”と会う事ができ、”つばさ”も合流し、一緒に会場へむかった。

会場へ到着

オリセン!!!

MAKERS U_18の会場へ到着。

この日は、生憎の雨。傘を片手に4泊5日分のスーツケースやリュックの大荷物で、大変だった。

私たちは初めの方に到着し、後からぞろぞろ見知らぬ人が入ってくる。30名ほどいる人間たちの中で、誰に声を掛けるか、迷った。

第一印象は大事ってよく言うでしょ??
けど、なんて話しかければいいか、わからない

カバンから人体模型を匂わせてる”れおん”、炭素Tシャツ着てる”まお”、赤髪の”フィービ”、ペルチェ素子の話してる”誰だったか謎”、マイキーワードに盆栽って書いてる”盆栽くん”、白衣着てる”神吉くん”、パソコンカタカタしてる子”誰だったか謎”。

状況説明聞いただけでカオスって思いません??

初めは山形出身の子達と喋ったよ。それが”ナガデリ”で新しい交通システム作ろうとしてる人と、「盆栽だーいすき」って言ってる”盆栽くん”。個性の豊かさを感じた。

今思うと、初めから私もこのノリで行きたかったぁ。私は初めは、様子伺いたくて、めっちゃ大人しい感じにしてた。だって、前述の通り、いきなり引かれるのは嫌だから。

MAKERSとは

makersって何だろう

”君の狂気に惚れている” ……  MAKERSのコンセプト

本物のTKDを目にする。彼は、MAKERS U_18の主催者だ。開会の挨拶が始まり、事務局の紹介、MAKERの紹介…説明が淡々と続く。

そんな中で事務局が衝撃の一言を口にする。

「正直、僕達は君らには何も教えれない
……皆で創っていくものです」

by MAKERSU_18 事務局

訳の分からない一言。

合宿プログラムなのに、何も学べない??

でも、不安と同時にワクワク感が訪れる。私は”創る”って言葉が大好き。今までにない形の、プログラムビジョンでめちゃくちゃ面白そう。

「ここにいるのは、これから仲間になる人達です」

by MAKERS U_18 事務局

"仲間"ってなんだろう。友達ではないの??

これはただの合宿ではないな、凄く面白くなりそう。そう考えて、1人でニヤリ。

でも、仲間と呼べる人ができるのかは不安だった。

30分インタビュー 

"あかりん"にインタビューして貰って、
"たいがー"
に書いてもらった

グループごとに、メンバー同士、1人あたり30分のインタビューをした。初めは、30分の長さに驚いた。でも、色んな経験をしてるMAKERS生の中では、30分なんて短かった。

もっと、お互いを知りたい。30分のインタビューはお互いを知るには短い時間だった。

自分が話を聞いて貰えた時は、自分に興味を持ってもらえてる気がして、少しうれしかった。

1分自己紹介

順番に自己紹介をしては、気になった人に話しかけにいく時間。

私の自己紹介は最後の方だったので、初めは色んな人の”好き”に触れて、”その人らしさ”に触れた。皆それぞれ、どうしても今やりたい何かと想いがあって、何かについては専門家レベルの知識を持ってて、皆キラキラしてた。

私の自己紹介の順番がやってきて、話した。これに関しては、不思議と全く覚えてない。何の話したんだろうね。でも、1個覚えてるのは”脳が好き”とかちゃんと素の自分を出しかけたこと。

多分、素を出しかけたのは、MAKERSでは、少し変わったものを好いてる人が多くて安全地だと思ったからかな。

夜ごはんは〇ー〇〇

夜ごはんは〇ー〇〇×4だった。これは、MAKERS 9期の中の秘密かな笑
凄く美味しいけど、夜ごはんには向いてない笑

皆、1日目の夜ごはんがこれで「終わった」って思ったらしい。けど、一晩で死にはしなかったから安心してっ!

リバネス丸さんの公開メンタリング

皆が誰よりも自信を持って取り組んでいる研究や事業あるいはアイデアやモヤモヤを発散して、丸さんと一緒に考える場所。時間をとって、皆の前で聞いてもらうのは5人。

1番心に残ったのは魚の"そら"。彼は発表トップバッターで、丸さんにどんな質問を問われても、堂々と立っていた。魚が大好きっていう軸が最後まで、1nmもズレてなかったのが凄かった。

私はDAY4で、佐俣アンリさんに、公開メンタリングして頂くので、話しやすそうな雰囲気で、とても4日目が楽しみになった。

風呂へ入って、ルームメイトになった"炭素・まお"と色々話した。彼女とは、抱えているものや過去、趣味が似ていて凄く話があった。

それから、"清水さん"と初めて話した。それから、"ヴァイオリンくん"とも話した。彼らそして"まお"の頭には沢山の知識が入っていて、何を話していても飽きなかった。

私が、勉強に使ってる医学生から借りた解剖図を見せても、興味持ってくれて、すごく楽しかった。この日、寝たのは1時頃。沢山話せて凄く楽しかった。また明日も、こうやって集まれたらいいなっ。

DAY1を通して

私は自分の心の中に閉まってた「○○好きー!!」って気持ちを公開してもいいんだなって思えた。だって、MAKERSでは皆受け入れてくれるから!!凄く安心した。

でも、自己紹介後色々聞かれる時間に引っかかっていたのは、

「今後、専門性を高める否か」

皆どの分野にしろ、専門性が高い。私も、勿論障がいや1つ1つの障がいに対する症状、リハビリテーション方法、Python、ラズパイ使用方法、それなりにはわかる。

けど、過去の先行研究はそんなに覚えてないし、新しい技術入手の為のNEWSは読んでないし、○○研究所の○○先生って言われても皆みたいにパって出てこなかった。

未踏の種類の豊富さ、GSCも知らなかった。

情報不足、周りにいなかった、教えて貰えなかった、理由はいくらでも並べれるししょうがないのかもしれない。けど、悔しかった。

皆が知ってて、私は知らない。悔しい。
けど、これからどうやって知ってけばいいのかとかわからないよ。

わからない。知らない。悔しい。

 MAKERS STORYは続く……

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