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突発性難聴【悪化】2024.1.13


発症33日目

症状が悪化してしまったため、4日前に薬を処方されたばかりだが、耳鼻科を受診することにした。

初期よりはまだ聴こえるが、耳鳴りと耳閉感が戻ってしまった旨を伝えたところ、再度聴力検査をすることに。


オージオグラムを見ると、また低音域が60dBまで低下し、高音域も一部ガクっと低下している。
通りで聴こえにくいわけだと納得した。

せっかく良くなったのに、何が悪かったのだろう…と、また原因を探す悪い癖が出て、一瞬で考え込んでしまった。

医師も、
「あれ!?
せっかく良くなってきたのにまた下がっちゃったね。
やっぱりメニエールもあるのかな…」

メニエールも?
そんなこともあるの??

と思いながら、また指示されるがまま、再びビタミン点滴治療の通院が始まった。
※ビタミンの点滴内容については【発症13日目】で詳しく記載してあります。

メニエール…
突発性難聴のことを調べると必ず出てくる用語だ。
メニエールは"めまい症状があるもの"と勝手に思っていたので、メニエールもあるかな?という先生の発言には少しびっくりしたが、"再発した"ということを考えるとメニエールもあるのかもしれない。

それに、私の場合、初期の頃にメニエール病の治療でよく使用されるイソソルビド(利尿剤)を服用してから聴力が戻り始めたこともあったので、先生がおっしゃったことは妙に納得がいった。





◇発症した方に伝えたいこと

突発性難聴を調べると、必ず鑑別に必要な疾患として、
・メニエール病
・低音障害型感音難聴
が出てきます。

〈低音障害型感音難聴〉
以前は、突発性難聴の一種とされていたそうですが、症状・治療法・予後が突発性難聴とは異なるため、約20年前に分離して、現在はこのような病名で呼んでいるそうです。
めまいがない場合が多いため、"めまいを伴わないメニエール病"などと言われているそうです。


再発した際にまた色々と調べまくりました。

調べた中で疑わしかったのが、この低音障害型感音難聴です。
めまいがない難聴でしたし…
しかし、私の症状と異なる部分が何個かありました。

低音障害型感音難聴の特徴として、

⚪︎耳がこもった感じがする
よくボワボワすると表現されるそうですが、こもった感じではなく、耳閉感のみでした。

⚪︎両耳同時に発症する場合もよくある
片耳のみの難聴しかありませんでした。

⚪︎耳鳴りの音は「ゴーー」「ザーー」などの低い音がする
キーーーンや、ポーーーという高音の耳鳴り音しかありませんでした。

⚪︎症状が変動する
突発性難聴は基本的には変動せず、改善するか、しないかの2択です。




・症状が変動したこと
・再発時に低音部の聴こえが悪かったこと

これらの症状があったので、医師に
「低音障害型のほうもありますか?」
と聞いたら、
「んー、それはないと思うよ!」
とのことでした。笑


ちなみに…
メニエール病は内耳にリンパ液が溜まりすぎる状態、"内リンパ水腫"が病態とされています。

そのため、この病態を改善するために浸透圧利尿剤、循環改善薬を用います。
利尿剤で用いられるのがイソソルビドです。


このイソソルビド、人によってはものすごく不味く感じる場合があるそうです。
1軒目の耳鼻科の医師も薬剤師も、
「この薬は飲みにくいから頑張って飲んでね」と伝えられました。
2軒目の耳鼻科の医師も、
「不味いけど頑張って飲んでね!」
と言われました。

不味すぎて希釈して飲む方もいらっしゃるようですが、私の場合はネコのチュールのように、袋の開け口に口を付けて吸うように飲んでいます。笑
現在も、朝と晩の1日2回服用しています。

苦味はありますが、そこまでいうほど不味くないですし、聴こえるようになるなら…と、喜んで飲んでました。


話があっちこっちに行って分かりにくいかもしれませんが、それだけ、突発性難聴、メニエール、低音障害型の感音難聴は症状が似ており、複雑なのです。

図形で表すとこんな感じらしいです。

おおた耳鼻咽喉科HPより引用


耳の不調は本当に大変です。

みなさまも十分に気をつけてくださいね。


ここまで読んでくださってありがとうございました(^^)
免疫力が低下しているせいか、風邪をこじらせていました。
今は元気になり、そろそろ仕事もしたいと思えるくらい回復しました。
仕事探し面倒だけど…笑

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