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海外からの日本入国隔離の過ごし方

なかなかコロナの状況が良くならないベトナムを脱出して
日本に帰ってきた私です。
細かい話は、こちらをお読みください!!

さて、日本に帰ってきて10日、
海外からの入国者として、自主隔離を行っているのですが
自主隔離をどうやって手配して、
どんな生活をしているかを共有していきたいと思います!!

日本のどこの空港に帰るの?

ベトナムから日本に帰る場合、
通常であれば成田・羽田・愛知・大阪・福岡等に直行便が出ていますが
現在直行便は成田行きしかないようです。
しかし、乗継便で考えると、仁川・台北・シンガポールなど経由で、
大阪・名古屋・福岡にも帰国することは可能だと思います。

帰国する多くの人は、
日本に自宅や実家などがあり、そこを目ざして帰るのだと思いますが、
なるべくホームになる地域に近い空港に降り立ちたい場合には、
経由も検討すると良さそうです。
帰国後は15日間は公共交通機関の利用は自粛が求められます。このため、
 ① 家族などの車で迎えに来てもらう
 ② ハイヤーを手配する
 ③ 隔離施設で用意してくれる車やシャトルバスなどを利用
 ④ 徒歩
での移動となります。
私達が成田から隔離先の太田区まで移動したハイヤーの運転手さんの話では
成田から姫路とか青森とかまでの送迎も時々依頼されるらしいです。
ちなみにこちらの業者にお願いします。

ちなみに、成田空港出国エリアを降りると、特に監視されたりとかもなく
しれっと公共交通機関に乗っても、特にばれないゆるい運用状態でした。
色々な文化・風習の人が入国することを考えれば
もっときちんと監視できる仕組みを作るべきではと感じます。

ワクチンはどこで打つの?

どこに帰るかの重要な判断ポイントの1つに、ワクチン接種があります。
日本に帰国する目的の1つに、
日本でのワクチン接種を考えている人も多いはず。
海外に駐在している人の多くは、
所得税の問題もあり日本の住民票を抜いている場合も多いと思います。
※ 住民票を抜いている場合、所得税・住民税が非課税になります。

日本に住民票がない場合、ワクチン接種券がもらえないため
国内通常ルートでのワクチン接種ができません。
こういう人のため、海外在住の住民票がない人向けに
ワクチン接種できる仕組みを外務省が作ってくれています。

我々も、今回こちらの制度でワクチンを打つことにしたのですが
一つ大きな問題が。
接種会場が成田空港か羽田空港しかありません。
本当は帰国後は奥さんの実家である大阪に滞在しようと思っていたのですが
今回ワクチンの問題もあり、2回目のワクチン接種が終わるまで
東京に在住しようという事になりました。
なお、この事業でのワクチンの種類は、ファイザーかアストラゼネカ。
ファイザーなら2回目は3週間後。
アストラゼネカなら2回目は8週間後となります。

ファイザーを選び、帰国直後に1回目を打てれば
14日間の自主隔離、プラス7日間の滞在でワクチン接種が完了します。

自主隔離中の滞在先はどうするの?

というわけで、どこの空港に帰り着き、どこに都市に滞在するか決まったら
実際に隔離する場所の確保が必要になります。
当初、ワクチンを成田で打つために成田空港付近で探していましたが、
成田空港付近には意外と宿泊できる施設は少なく
むしろ、羽田空港に近い太田区にたくさん施設があることがわかりました。

ちなみに、施設は以下のサイトを色々調べました。

チェックするポイントは以下の感じでした。

・海外入国隔離者でも宿泊可能
  ホテルやAirBnBでも、「海外入国者OK」と記載がなければ
  事前に問合せをして確認しました。

・近くにスーパー、コンビニがあること
  日本の自主隔離はスーパーやコンビニに行くことは認められてます。
  ただし公共交通機関の利用は禁止されているので
  徒歩で買い物に行けることは重要です。

・リモートワーク可能な作業スペース
  隔離先でのリモートワークをすることが前提なので
  できれば作業机、もしくは食卓的なものがあるかチェックしました。  
  ちゃぶ台的なテーブルは、長時間の作業には腰が辛いので避けてます。

・宅急便が受け取れる
  隔離中はなるべく外出は避けるべきです。
  このため、Amazonや楽天、ネットスーパー、
  UberEatsや出前館の利用が推奨されます。
  これが受け取れることが重要です。

色々検討の結果AirBnBで選んだこちらの施設を予約しました。

夫婦二人で28泊で約19万円でした。
周りにはスーパーもコンビニも多く、
デリバリー・テイクアウト可能な飲食も多くてとてもおすすめの物件です。
普通に蒲田って暮らしやすいところなんだなぁと、
新しい発見をした感じでした。

隔離中のシステム報告

入国時に色々スマホアプリケーションをインストールする話は
前回の記事で書きましたが、
実際に隔離生活中に必要な報告はMySOSというアプリでの報告です。

1日目
待機場所につくと「待機場所登録」というボタンを押します。
こちら押すと、GPSで場所が登録されて、待機場所が確定します。

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2日目以降
やらないけないことは以下の3個
①AM11時までに「健康状況申告」のボタンを押して報告
 本人又は同居者が熱出たり体調不良になってないか申告します。
 ちなみに、私は初日間違って「はい」と申告したら
 翌日アプリ通話がかかってきて、大丈夫ですかと聞かれました。
 もちろん、間違って登録しましたごめんなさいと伝えました。

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②現在地申告
 一日に1〜3回くらいこんな通知が来ます。

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 こちらの通知がきたら「現在地報告」のボタンを押します。
 GPS情報が送られ、待機場所が居るか共有されるようです。
 何時に呼び出しがあるのか、なんかあるのかわからなく
 通知から5分以内に報告しないといけないので、毎日ドキドキです。

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③ビデオ通話に応答してビデオ録画
  一日一回アプリ通話がきて、顔及び背景を30秒移す必要があります。
 この時にGPS情報も報告されているようです。

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これも何時に来るかわからないため、毎日ドキドキして待っています。

これを入国から14日後まで続ける必要があります。
「正しく自主隔離してますよ!」と報告するための手段ですね。
私は、仕事柄GmailやSlackで連絡がたくさん来るので
基本的にスマホのアプリ通知はミュートにしているのですが
そうすると、MySOSの通知がわからない時があるし
アプリ通知全般ONにすると、スマホがとてもうるさいしで色々困ってます。

なお、帰国日にワクチン接種を予約できず
隔離4日目に羽田空港にワクチン接種に行ったのですが
この時「現在地報告」の連絡が来て、ボタンを押したら
「待機場所から離れています、すぐに待機場所に戻ってください」
と画面に表示されました。
また、家の近所のスーパーに買物に行ってるときに
「現在値報告」の連絡がきてボタンを押しましたが
このときは問題なかったです。

やっていいこと、やっちゃダメなこと、推奨されること

詳しくはこちらのサイトに書いてあるのですが

やっちゃダメなこと
・公共交通機関(電車・バス・タクシー・飛行機・船)に乗ること
・外食すること
・人混みに行くこと
なるべく待機場所から外出するなと言うことのようです。

推奨されること
・待機場所にいること
・近所を散歩をして健康増進につとめること(ただし人混みは避ける)
・ネットスーパーやECサイト(Amazonとか楽天)で買い物
・デリバリー(UberEatsとか出前館)での食事
・待機場所でのリモートワーク
ちなみに、UberEatsや出前館は登録時に電話番号でのSMS認証が必要です。
私はベトナムでUberを登録してたので大丈夫でしたが、
一緒に帰ってきた人は、ベトナムの電話番号にSMSが届かず、
デリバリーを利用できていないそうです。
日本の電話番号持ってない場合は
Uberを出国前に登録することはやっておいたほうが良さそうです。

一応、許されていること
・スーパー、コンビニでの買い物
・ATMでの出金
・食事のテイクアウト
推奨されてはいませんが、なるべく頻度をさげて認められるみたいです。
私も宿泊先の冷蔵庫があまり大きくないため、
3日に一回くらいスーパーに行ってます。

というわけで、自主隔離ももうすぐ2週間の終了が見えてきましたが
外出禁止令のダナンでは、
本当に家から一歩も出れなかったし(PCR検査の時を除く)
買い物にも行けなかったし、食材のデリバリーも届かなかったので
散歩にも出れて、ネット通販も届き、UberEatsも届く日本は
完全に天国のようですwww

ただ、ベトナムでの施設隔離も経験してる身としては

こんなにユルクて大丈夫なのかな?
と心配になる今日このごろです。
とはいえ、ワクチン接種率も50%超えて、
コロナ出口戦略も見えてきてる日本なので、大丈夫なんだろうなと。

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