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コロナ禍ベトナムから日本へ一時帰国費用

前回、ベトナムのダナンから一時帰国の流れを紹介しましたが、

それから約4ヶ月、ベトナムダナンの自宅に帰ってまいりました。
帰りは帰りで、手続きや隔離も色々あったのですが、
それは次回にまとめるとして、
今回は一時帰国および再入国にかかった費用についてまとめます。
「一次帰国したいけ、どどれくらいかかるの?」という方の参考になれば。
なお、日本及びベトナムの状況は刻一刻と変化しているため
来月にはこの費用も全く変わっている可能性もありますのであしからず。

まずは日本への帰国費用

まずは日本への帰国費用です。
まずは一覧にすると

  1. ベトナム国内での陰性証明書取得費用:約4千円/人

  2. ダナンからハノイの空港への車代:約2万円/人
    ※14人乗りの車に4人で乗って8万円でした、7人乗りだと7万5千円

  3. ハノイから成田への飛行機代:約7万円/人

  4. 成田空港から宿泊施設(JR蒲田駅付近)へのハイヤー代・:9千円/人
    ※3人乗り合いで移動して2万6千円でした。

ということで、合計で10万3千円/人でした。
コロナ前は、ダナンから東京又は大阪の直行便が往復7万円だっったので
コロナ前の約3倍の移動コストということになります。
なお、今日現在ダナンから日本への直行便は再開してませんが
ダナンからハノイ又はホーチミンへの飛行機は再開していて
片道7000円くらいで乗れます。
ということで、車でダナンからハノイまで移動する必要はなさそうです。

日本帰国に事前申請とかは必要なのか?

ちなみに、日本帰国に際して、
日本政府に帰国申請的なものは一切必要無かったです。
飛行機に乗って帰れば、日本は日本国民を受け入れてくれます。
(外国人に関しては、ビザがないと入国できないですが)

我々も、帰国に際して行った申請は
ダナンからハノイの空港までの車での移動申請を
ベトナム政府に行っただけでした。

ベトナム再入国費用

さて、次にベトナム再入国費用です。
私の場合、2021年12月にベトナムに再入国していて
また、ベトナムで労働許可証を取得していて、
これに伴う駐在入国という扱いとなります。

また、日本でコロナのワクチンを2回接種済みで、
ワクチン接種証明書を取得しているという前提の入国となります。

  1. 日本国内でのPCR検査及び陰性証明書の取得:2万5千円/人
    ※ベトナム政府が認める方式・様式だと最低でも2万円かかります。

  2. 空港までの電車移動(押上から):千円/人

  3. 入国申請(エージェント経由):9万7千円/人

  4. 成田からハノイへの飛行機代:16万4千円/人

  5. ハノイの空港での手続きカウンターでの案内サービス:6千円/人
    ※こちらは任意、ないと税関前のビザのチェックで時間がかかります。

  6. ハノイの空港から隔離ホテルまでの専用車での送迎:1万3千円/人
    ※妻と二人で1台利用での価格です。
    ※空港からホテルまでは通常のタクシーなどの交通手段は使えません

  7. ハノイでの隔離ホテル7泊8日:8万8千円/人
    ※妻と二人で1室利用での価格です。ただし、広めのいい部屋にしてます。

  8. 隔離中のPCR検査などの医療費:3万円/人

  9. 隔離ホテルからハノイの空港までの専用車での送迎:1万3千円/人
    ※妻と二人で1台利用での価格です。
    ※ホテルから空港までは通常のタクシーなどの交通手段は使えません

  10. 任意保険:3千円/人
    ※万が一入国後にコロナに感染した場合の医療費を保証してくれます

  11. ハノイからダナンへの飛行機代:7千円/人

  12. ダナンの空港から家までの車代:0円/人
    ※友人が迎えにきくくれたため無料でした。
    ※ここからはタクシーなどの利用もOKだそうです。

ということで、合計で44万7千円/人でした。
コロナ前は、ダナンから東京又は大阪の直行便が往復7万円だっったので
コロナ前の約13倍の移動コストということになります。

突っ込みどころとしては、日本では日本到着後のPCR検査は
日本国の負担で検査となりましたが
ベトナムの場合は、検査費用は入国者負担です。
隔離ホテルも、強制隔離の場合日本国が負担しますが
ベトナムでは入国者負担となります。
個人的には税金の使い方という意味では
ベトナムのほうが正しいような気はしますが。

なお、2022年1月からはワクチン2回摂取していると
ホテルでの隔離が無くなり、3日間の自宅隔離となっていますが

https://www.viet-jo.com/news/social/211217150113.html

ダナンみたいに直行便が飛んでいない場合は
飛行機が着いた都市(ハノイとかホーチミン)で
3日間ホテルで隔離した後に、国内線の飛行機に乗れるそうで、
やはりホテル隔離があるようです。
ただし普通のタクシーに乗れるのではと思われ
6、9の送迎代は必要なくなり、
7の隔離ホテル代も3泊4日で安くなるのではと思われます。
一人あたり7万円くらい安くなりそうです。
2022年1月以降に入国した方、情報求むです。

ベトナム入国時に申請は必要なのか?

そして、ベトナム入国時に申請は必要なのかという話ですが
上の3で費用に上がっているように、必要です。
ここで許可が出ない限り、ベトナムに入国することはできません。

しかも、かなりがっちりした申請で
駐在の場合は、駐在先企業の所在地の役所に申請する必要があり
これが承認されるまでにかなり大変な手続きがあります。
ここについては、次の記事で。

というわけで

今回の一時帰国は、一人あたり55万円
夫婦二人で110万円の費用がかかりました。
普通にとんでもない価格で、まとめてみてびっくりです。
普通に貯金が減って不安です。

これはもちろんベトナムの話です。
全ての外国駐在員が帰国→再入国にこれだけかかるという話ではないです。
とは言え、飛行機代も通常より高く
PCR検査の費用などもかかるので、
どこの国の駐在員も、
通常時よりはある程度高いお金がかかるのではと思われます。

そして、ベトナムは結構良いお金が飛んでいくので
気軽には一時帰国できないなぁというのが感想です。
本当に早く世界が正常化して、
一日も早くカジュアルに日本に一時帰国できる日を待つばかりです。


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