スタートアップにおいてUIが死活問題な理由

まずサービスをリリースしてみる、これはスタートアップでは間違いなく重要だ。
実際のプロダクトがある時のインプットの質はヒアリングよりも明らかに高くなる。
特にtoCサービスはこの傾向が顕著だろう。

しかし、リリースさえできればUIは適当でいいか?

そんなことは絶対にない。
寧ろUIが適当なスタートアップは、検証しピードがかなり遅くなる。

なぜならUIは、決してボタンの色や配置、A/Bテストの最適化みたいな話ではない。
どれだけユーザーニーズが理解できてるかを表す指標なのだ。

UIを丁寧に作るメリット

以下にメリット・デメリットをまとめてみた(デメリットは実質メリットと同じこと言ってるけど)。

【メリット】
①ユーザー理解が進む
例えばC2Cプラットフォームで何かを購入する際、ユーザーさんはどう情報をフィルターして行くのか?買える日付なのか?出品者の質なのか?出品物の質なのか?
それに応じてまず最初の遷移やトップの構成がまるで違う。ここが曖昧だと、「日付も出品者も物も全部大事だから全部出しておこうか」という非常に曖昧なviewになってしまう。

類似プロダクトをパクればいいというものではない。全く同じ事業なら別だが、事業モデルやユーザー属性に応じて答えが違うので、そこは参考程度にユーザーさんの声と自分の仮説で絞っていくべきだろう。

②雑音が入らず、意思決定がスムーズに
ほぼ①に付随するが、こうしてできたプロダクトには一定の自信を持てる。そうすると、例えば購買が発生しない時、少なくとも
「ユーザーさんが理解できないから本当はニーズがあるんだけど買われないのか」
という懸念はなくなり、施策を打つ勢いが出てくる。

逆にそこがないと、地味なモヤモヤが続き、多大なメンタルコストにもなりうる。

UIを丁寧に作らないデメリット

【デメリット】
①ユーザー理解が疎かになる
ユーザーさんの気持ちを理解してるつもりでも全然違った、ということは往々にしてある。UIをある程度丁寧に作る議論を突き詰めると、「あれ?ここどうなんだろう?」「(ヒアリング等で出た)この意見って本当にこの機能が欲しくての意見なんだっけ?」みたいな瞬間が出て、より確度が高くなっていくのだが、UIを丁寧に作らないということは、そうしたチャンスを失うことになる。

②検証に雑音が入る
作ったプロダクトをきちんと使えれば課題は解決するのに、UIが微妙すぎて使われてないのか、課題が無いのか、という検証に確信が持てない。意思決定スピードが遅くなる。

効率的に必要十分なUIを作る方法

いま自社では①〜④のことを繰り返しながら行っている。
ちなみに①~③は(フルコミデザイナーがいないため)自分でやっているが、非デザイナーでも十分簡単にできる。

①keynoteか何かでサクッとイメージを作る
②prottに移す
③ユーザーテスト
④フィードバックを基に、デザイン着手(適宜③は繰り返す)
※ネイティブではなくwebアプリなので注意

もちろん遷移含め完全な状態でテストしたいなら他にも使い込むべきツールはある。
ただ(少なくとも初期に)アプリのパフォーマンス=クリティカル、というわけではないサービスについては、上記の方法で十分だろう(十分なのかな...笑)

We’re Hiring!

ちなみにここで書いてある失敗は自分が現在進行系でしたものなので、自社プロダクトのUI回収がまだできていないですwなのでwebサイトみて突っ込まないで下さい(震え)

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