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野菜栽培を始めた頃に協力してくれた人と再会する、効率的な農園の野菜や雑草の観察記録の残し方など

昨日は、としまNPO推進協議会主催の「えんがわ市」で野菜を販売しました。僕が野菜農家の「師匠」に弟子入りしたのが21年前。その頃に野菜の販売にご協力いただいた方に会場で再会しました。

まだ地域でいろいろ活動しているとの事、今後、改めてご協力いただけることになりました。

動いていると次々と出来事が起こりますね。

農園の野菜や雑草の観察記録をTumblrを使って残していこうと思ったのですが、実際に写真を撮ってみて、難しい問題があると思いました。

初めからかなり写真の整理に時間がかかるだろうと予想はしていましたが、想像を絶する、と言うか、翌日にやろうとしても、アレ、どの畝の写真だっけ?みたいなのが多すぎて、整理が出来ない・・・

つまり、せっかく撮った写真が活用できないことが多すぎる

ことに気づいたわけです。

それで改めて考えてみました。

農地と言うのは1反(1000平米)を単位にしています。正方形の畑だとすると、約30メートル×30メートルです。多品種少量栽培をするため、長さ10メートルの畝を2メートル間隔で作るとすると、45本の畝が出来ます。

見沼菜園クラブ麦茶とお堀農園の場合、60メートル×50メートルで3反(3000平米)ぐらいの場所です。

ここに6列×23-24本の10メートル畝を作っているので畝の総数は140-150本ぐらいになります。

だいたい、一つの畝を右・中・左に分けて捉えるとおおよその雑草の様子を把握できるとみたのですが、一つ一つ写真に撮ると毎回400-500枚の写真が撮影されることになります。

気になった草と言うのもありますし、野菜の生育状態も撮影しなければならない、手帳に記録をつけていても、後で見返すと、どの写真がどれだったか?と言うのが分からなくなることが多い・・・

ここを改善するには、原則として、写真は、一畝で1枚程度+気になったもの程度にする、写真を撮影した草や野菜について、観察記録シートに書く書き方を統一化して、後からここで写真を撮ったと言うことがわかりやすくすると言った「運用方法」を確立しておくことが必要だと思いました。

今までは手帳につけていたのですが、これをA4サイズの紙(ノートかルーズリーフかレポート用紙)に変える、

手帳はポケットに入れやすく持ち運びに便利です。

しかし、せいぜい1時間程度で150本近い畝をみるのにいちいちポケットから出して書いて、写真を撮ってとやっているとかなりの手間です。

現在、ハサミや鎌などの農作業の「小道具」を潅水トレーなどに入れて持ち運ぶようにしているのですが、同様に記録用紙や定規などの「観察記録用具」をトレーに入れて移動した方が早く済むと思いました。

トレーに置くことを前提にした場合、1反をA4用紙1枚に書きあらわすのが合理的かなと思いました。

見沼菜園クラブ麦茶とお堀農園の場合、2列×24段の畝をA41枚に書くことになります。1列10センチ程度、1段1センチちょっとです。6ミリ幅の罫線が書いてある紙を使うと、どうにか、24段を確保できそうなので、それを使ってみることにしました。

今までも手帳には、オオイヌノフグリは「オ」、ホトケノザは「ホ」とだけ書いてきました。オ3と書けば、オオイヌノフグリの被度階級3(全体の2/4~3/4を覆っている状態)です。

この書き方はこれでいいとして、記録用紙に畝を表す横線を書いたら、その端にニンジンとかホウレンソウとか作物名を入れる、空いている畝は空き、「ア」だけでもいいから書く、特に写真を撮った野菜や雑草があれば、☆印をつけておく、例えば、ニンジンを育てていた後、畝の右側は収穫のために掘り返したので、雑草がなく、中央部と左側は、オオイヌノフグリが被度階級3、ホトケノザが2程度で、中央部にヒメムカシヨモギが一つだけあって、その写真を撮ったら、

「ニンジン 右:シュ・ス(収穫済の略)、ク・ム(雑草=草がない)、中央・左 オ3 ホ2 中央ヒ・ヨ☆」のように

まぁ、このやり方なら、たぶん、150本の畝を1時間程度で観察できるでしょう。

農作業の中で効率的に観察をこなすとともに、ある程度、「学問的」な観察結果にもなるようなものにしていくために試行錯誤が続いています。

2週間予報をみると、3/8には最高気温が平年値より10℃も高かったのが、3月下旬には4-6℃程度の状態になっていくようです。

このペースでいくと、平年値よりせいぜい1-2℃高い状態になるのは、4月中下旬と言うことになりそうです。

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