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「じターン」型の通作半農生活(通作型半農生活のススメ・その4)

菜園起業入門セミナーを受講する人で割と多いのが「じターン型」の通作半農生活を考えている人達です。

いったん、都会に出てきた後、故郷に戻っていくのがUターン。生まれ故郷ではないけれども、とにかく、農村部で生活をするようになるのがJターン、都会出身者が農村部で暮らし始めるのがIターン。

Uターン、Jターン、Iターンは、元々の出身と田舎暮らしする先の違いはありますが、「完全移住型」であることに変わりありません。

これに対して「じターン」は、ひらがなの「じ」のように、あるところから先が「点線」・・・つまり、完全に田舎に移住するのでなく、戻ったり、戻らなかったり、通って耕作する「通作型」になっているのが特徴です。

どうして、「じ」の字型になるかと言うと、それはなにかの事情で「田舎の農地」を受け継ぐことになったからです。

本人は都会に出てきて、仕事にしろおウチにしろ生活基盤は都会にある、もう都会暮らしを辞める気はない、そういう状態にあるわけです。

ところが、親が高齢化したとか、ご逝去されたとかと言う事情で「田舎の農地」についても管理せざる得なくなったと言う方がいるわけです。

こういう方の場合、週末なりに都会から田舎に戻って農地を手入れする・・・「通作型」半農生活にならざる得ません。

これが「じターン」型の半農生活です。

僕がやっているような方式・・・元々都会育ちだが、農地に通って耕作するのは、「じターン」に対して、「iターン」型と言えるでしょう。
完全移住する「Iターン」ではなく、田舎暮らしの部分が「点線(時々戻る)」やり方だからです。

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