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BlueSky時代の発信。自分ならでは、その活動ならではの、独自情報を伝える


新しいSNS・・・BlueSky


BlueSkyと言うSNSがあります。Twitter創業者の一人、ジャック・ドーシーさん等が始めたサービスなんだそうです。
招待制で運営されていたのですが、この2月から、招待がなくても誰でも参加できるようになりました。僕もアカウントを作ってみました。
あっという間にフォロワーが増え、登録から20日程度で140人に達しました。この速度が維持されれば、1年後には2,000-3,000人ぐらいになると思われます。
僕のTwitterフォロワー数が、15年やって、2,500人程度、この数年はだいたい年100人ぐらいの増加なので、それと比較すると非常に速い動きだと言えます。
まぁ、既に数千人単位のフォロワーを擁している人もいるようなので、そういう人と比較すれば、僕の方は大したことないとも言えますが・・・

楽しい発信の場となっているBlueSky

さて、BlueSkyとTwitter改めXを比較してると、BlueSkyにはTwitterにない「楽しさ」を感じます。
アニメ、筋トレ、哲学と言った分野でのある種の専門性を持った人達の参加が多いようです。芸能人とか政治家と言うような有名人とは違うかもしれませんが、何らかの形で「秀でた」人達が多いと感じます。
今のところ、Twitterでよく起きる「炎上」のような事がありません。
どうも、Twitterの場合、「トレンド」と言う形でみんながよく見る話題が表示される事が「炎上」を誘発しているような気がします。つまり、誰かが「なにか」の投稿に「噛みつき」始め、その話題が「トレンド」と表示されると、本来、その投稿と投稿への「噛みつき」の事を知らなかった人達が寄ってくる、そして寄ってきた人達がアレコレ言い出して、「ボヤ」程度の事が「大火事」に発展してしまう、そういう事があるように思われます。

BlueSkyの場合、このトレンド機能がないので、「引火」しにくいのではないかと思います。

また、Twitterが「X」化した後に登場した「インプレッション」機能がBlueSkyにないことも、「楽しい」と感じる場が出来る大きな原因かもしれません。

インプレッションは、その投稿が表示された回数の事ですが、「X」化したTwitterでは、その表示回数に応じて広告収益が還元される仕組みが出来ています。

そこで、「変な」内容、「おかしな」内容であっても、衆目を集めるような投稿をすれば、お金が入ってくる、その収益を当て込み、「インプレゾンビ」と言う人達が増えている、そういう推測もあるようです。

こうした「炎上」や「インプレ稼ぎ」につながる機能がないBlueSkyでは、それぞれ、アニメだったり、筋トレだったり、哲学だったり・・・
場合によっては、食事とか、日常の出来事とか、そういう事を楽しく投稿して、ほのぼの会話する、そういう雰囲気が保たれているように見えます。

ワンちゃんがお出迎えしてくれたって記事で野菜宅配のお客さんが増えた

ところでBlueSkyのCEOドーシーさんは、BlueSkyについて、インタビューの中で「基本方針は、プラットフォームではなくプロトコルに立ち返ること」だと述べています。
https://wired.jp/article/bluesky-ceo-jay-graber-wont-enshittify-ads/

僕は、SNSの技術思想(?)には疎いので、ドーシーさんが言う「プロトコル」と言うのがどういうものなのかよく分からないのですが、どうも、「楽しい場」を維持するための技術思想みたいなものではないかと見ています。

さて、こうした「楽しい場」であるBlueSky的な空間では、「自分(の活動)ならでは」みたいな発信が意味を持ってくるのではないかと思っています。

今までも・・・と言うのはBlueSkyのアカウント開設以前からと言う意味ですが・・・僕は、例えば、地元野菜宅配サービス・野菜のマイクロマーケットや見沼菜園クラブの半農予備校・菜園起業大学について、「自分の活動ならでは」の投稿をしてきました。

例えば、お客さんに野菜を届けた時、ワンちゃんがお出迎えしてくれたことがあるのですが、この話をブログに書いたところ、お客さんが増えると言うことが起きました。

なぜ、「ワンちゃん記事」がお客さん増加に結びついたかと言うと、おそらく、こういう事だと思います。
ワンちゃんを飼っていると言う事は、ワンちゃんと一緒に住めるおウチがあって、日々幸せな生活が出来ていると言う事だと思います。その幸せな生活の中に、地元野菜を育てた農家の人が届けてくれる・・・つまり、地元野菜は、自分の幸せな生活を再確認する道具になっているわけです。

その様子をみた他の人達が、自分も自分の幸せな日常生活を再確認したいと思って、地元野菜宅配サービス・野菜のマイクロマーケットに申し込んでくれた、そう思うわけです。

旬の味の料理・・・「小松菜の花芽のドリア」


実は、この間、菜園起業大学の受講生の人と面白い会話をしました。
昨年の秋から受講生の人が育てた小松菜が、春を迎えて花芽をつけてきました。
この小松菜の花芽を受講生の人が切って、おウチに持って帰りました。そうしたら、受講生の人の奥さんが、その小松菜の花芽を使って「ドリア」を作ってくれたんだそうです。

受講生の方が言うには、「オリーブオイルで小松菜の花芽を炒めた後、ご飯の上に置いて、チーズを乗せて、たぶん、ちょっとオリーブオイルを垂らして、オーブンに入れたと思う。小松菜の花芽の茎が柔らかかった」との事でした。

スーパーマーケットでは、まずお目にかからない「小松菜の花芽」。実際に、地元野菜宅配サービス・野菜のマイクロマーケットでお客さんにお届けしたり、イベントで販売したりしています。

しかし、そんな風にドリアにすると言うのは、今まで聞いたことがありませんでした。よし、レシピを作って、宅配やイベントの時に配布しよう、自分でも作ってみようと、僕も小松菜の花芽を切ろうとしました。

そうしたら、受講生の人が、「その花芽はだめです」と言うのです。彼が言うには、前回、自分が持って帰った花芽は、ツボミがだいたい直径1cm程度で、その花芽の下5cmぐらいを切ったと言うのです。

そのぐらいのものだと柔らかいけれども、僕が切ろうとしたものは、まだツボミがそこまで大きくなっておらず、茎が硬く見えると言うのです。

これも面白い点で、前回、彼が持ち帰った小松菜の花芽の茎の直径はだいたい5mmぐらいだったと思います。ツボミが直径1cmぐらいで、茎の直径が5mmぐらいの状態と言うのは、今の時季だから採れるものだと思います。

もう少し前だと僕が収穫しようとした、まだツボミが育っていないようなものばかりになります。
おそらく、後1-2週間経つと、茎の太さが2-3mm程度の「細い」花芽が沢山着くようになるでしょう。

だから、「小松菜の花芽のドリア」は、本当に今の時季しか食べられない「旬」の味だと思うわけです。

そして、そういう情報は、まさに野菜を育てているからこそ気づけたような事柄です。

育てた野菜で作ったお料理コーナーもある掲示板

実は、見沼菜園クラブのウェブサイトの中に、家庭菜園も含めた自分が育てている野菜や穀物の様子を投稿する掲示板を作ろうと思っていました。
この日の受講生の方との会話を通じて、育てた野菜で作ったお料理の投稿コーナーもあっていいなと思うようになりました。

自分が育てているからこそ気づいた事、出来た事みたいなものを発信しあう場、それがBlueSky的な時代に合っているのではないかと思います。

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