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カボチャを育てるとけっこう地面に接触して腐ってしまう実も出てきます。

翌年、初夏になって陽気が良くなってくると、その実の中の種からカボチャが発芽してくる事があります。

こういう「こぼれ種カボチャ」もけっこう順調に育ちます。地元野菜宅配サービス・野菜のマイクロマーケットでお客さんにお届けすることもあります。

そして、陽気が良くなった頃にこぼれ種から自然発芽するカボチャは、草が茂っている中からも発芽してくる事があります。

それで思いついたのが、カボチャの草むら栽培です。

見沼菜園クラブたんぽぽ農園の一角に旺盛に春草や越冬性の草が茂っている場所があります。

中には、昨年以前のこぼれ種から自然発芽したチンゲン菜や小松菜などの「アブラナ科植物」もあります。

春草のツメクサ等は、6月頃になると枯れます。越冬性のスズメノカタビラも枯れます。

アブラナ科植物は、3-4月頃には菜の花を咲かせていました。花が終わると種を作り出し、倒伏して枯れていきます。

こういう春草や越冬性の草、アブラナ科植物は枯れて倒れた後、しばらく地面を覆っていて、夏草が茂るのを防いでくれます。

ここでカボチャが発芽してくると、カボチャのツルは、地面を覆う枯れ草の上を伸びていくはずです。

枯れ草は、カボチャの実が地面に接触して腐るのを防いでくれる役割も果たすでしょう。

カボチャの実が地面に接触するのを防ぐためには、敷きワラなどをする人もいます。

ただ、家庭菜園規模を超えた場合、広い面積全体に敷きワラをするのはかなり手間となります。

草むらの中にカボチャの種をまいて育つなら、この手間を省いて広い面積でカボチャを育てることが可能になります。

問題は、草むらの中にカボチャの種をまいて発芽するかです。

4月下旬、雨が降る中、草むらの中を歩いて、カボチャの種まきをしました。草をかき分けて、そこだけちょっと地面が露出するような感じにして、片手グワで地面に穴を掘り、カボチャの種を放り込で土を被せる、

1メートルぐらい先で、また、草むらをかき分けて…と言う感じで種まきをしました。

果たして、5月初旬、最初のカボチャの発芽が観察できました。

草むら全体では、どのくらい発芽してきているでしょうか?、まだ発芽していない種もこれから発芽するでしょうか?

連休が明けて、2週間予報の対象に「梅雨の走り」となってくる5月下旬も含まれてくるようになってきました。

今のところ、雨が降らない日が2週間のうち6日間で、雨が降る日の方がちょっと多いと言う予想です。

もっとも変わっていく可能性はありますが・・・

そもそも、4月下旬からずっとかなり雨が降る日が多かった感じがします。

「梅雨」と言う概念で考えるのではなく、単に4月から7月まで気温があがりながら、雨がちになりやすい時季があると考えた方がよいのでしょうか?

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