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【悪寒】破壊を楽しむ者が近所にいる恐怖

夏なので暑いです。頭がボーっとなったり、汗疹ができて痒くなったり。仕事中はスーパーの食品売り場で涼しくなりたい。そのことばかり考えています。

暑い時は積極的に「あつい!」と言うようにしている主義ですが、少しでも涼しくなりたい。なので冬の思い出を記事にして、その間だけでも涼しくなろうと、なっていただけたらと思いました。ダメですか。

昔々、毎年。

ある最寄りのJR駅自転車置き場の前に、冬になると雪だるまを作成している謎の団体がありました。その雪だるまは、木枠を使って雪を入れて固めたりして、サイズも大きく本格的。下は今年の雪だるまです。

今年は去年より出来が悪い。眉毛が無い!と、横目でチラ見しながらの出勤です。ちょっと悲しそう?なんか恐れおののいているようにも見えます。そして下が去年の雪だるま。

ドラえもんとジャイアンが融合したようなデザインに感動を覚えました。元気そうやん!お腹には謎の穴、これは四次元ポケットでしょう。よく見ると、折れた人参が入っています。おそらく親切な人が落下してしまった鼻を可哀想に思い、入れたのでしょう(座布団も敷かれています)。優しい人がいるんだなぁ、このご近所に。なんと言う幸福感!

しかし次の日。破壊されます。

頭部が!ひどい!なんでじゃ!どうしてじゃ!

実は毎年、お披露目の次の日くらいには頭部が破壊されています。いったい誰がこんな心ないことをするんだ!こんなことをしてカッコいいと思っているのでしょうか、動機がわかりません。そういえば頻繁にパトカーが巡回しているなぁと、不安が襲ってきます。昔の凶悪事件もよぎります。

近所に破壊を好む者がいる。((確信))

この土地は10年以上住んでいますが、あからさまに怪しいガラの悪い人物を目撃したことがありません。しかしながら確信しました。私の住んでいる近所には、普通の人間の皮をかぶった暴力的な破壊衝動を抑えきれない者が確実にいます。

いつ本物の頭が転がっていてもおかしくない。

写真を撮っている自分を、今どこからか見ている視線を感じて怖いです!最初は小動物の頭部かもしれません。荒巻鮭の頭部が切断され、道路に転がっていたのも思い出しました。次は遠い昔の記憶が蘇ってきました。幼い頃、四国に住んでいたときです。散歩中に首なし地蔵を発見したのです。その時の気持ちと同じだ。。ガチーン!背筋が凍ります。いやだなーいやだなー。

そういえば首なし地蔵は昔からある。

こんなひどいことをする人物はどんな奴で、単独なのでしょうか。また、頭部を破壊することになんの意味があるのでしょうか。しかしアレ?こんな頭部のないお地蔵さん全国にあるじゃん!各地に!昔から危ない人物ってそこらへんに沢山いたんじゃないです?検索すると、首なし地蔵については沢山の諸説があるようです。泥棒中に目があったから破壊とか。幕府に保護されていた仏教が堕落し、民衆が嫌って破壊したなどです。大勢に不満があった、もしくは世間から弾かれちゃった。そういう人なのもしれません。悲しいです。

お地蔵さんは嫌われたのかもしれませんが、雪だるまはどうなんでしょう。可愛いし楽しそうじゃないですか!自分も子供の頃は作りましたよ。あの頃は幸せだったー!

あの頃は。。。その時、自分の心に影がさした感じがしました。

今、自分は十分に幸せだと思うんです。思えば雪だるまの、あの幸せそうな顔を、蹴り落としたくなった動機についてですが。。。

暑くてしょうがないので、今日は考えるのをやめましょう。

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