君と文通する『共依存』
眠った僕がいる空間に、君がいる。
君が生きていて、
隣で本を読んだり時々歌ったり。
生きていることを、眠った僕に伝えてくれる。
眠った僕の、近くにいてくれる。
その鼓動が愛しい。
誰も気にせず、
この二人がいつまでもこの二人で、
二人だけの世界を展開していく。
不安定な心を互いに持ち寄せ、共存したい。
手に取るように見せられるはずだから。
わかるはずだから。二人は。
お菓子の袋を開ける音、お菓子を噛む音。
今は離れているけど、また聞かせてほしい。
あのね、僕らまた出会えたよ。
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