早朝、山を走る。
山は実に表情豊かだ。虫は耳元でプーンと嫌な音を立てながら歓迎してくれた。罠かのように得体の知れぬ動物の糞も仕掛けてある。それこそが自然との共存なのだ。

「文豪気取り」彩夏著より引用
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