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執筆実績:過去問題集の使い方、取り組み方、実際に使用した過去問題集の紹介、使用した過去問題集のおすすめ度

 

電験三種を受験するにあたり、使用した過去問題集はとにかく解説が分かりやすいものを使用しました。
電験三種の問題の解説は、難しく解説しようとすればいくらでもできるものだと感じますので、世の中に出回っている難しい解説の過去問題集が電験三種を必要以上に難しい資格と感じさせていると思います。
それでも、お勧めできる過去問題集をやっても基礎がなければ問題も解けません。これは受験科目の四科目すべてに言えることです。
大学の授業などで同じような内容を行っていなければ、まずは基礎を身に着けるために試験範囲の解説書が出ていますのでまずはそちらから行うことをおすすめします。
その知識の総仕上げとして、過去問題集を行うことが正しい過去問題集の使い方です。
資格試験の中には、過去問題のリピートのような試験もありますが、電験三種はそういった問題はなく、同じような問題でも数字や条件などが変わってきています。電験三種も過去問題を過去十年分やることをすすめられていますが、それでも全く出題されなかった問題が本番の試験で出てくることもあります。
しかし、そういった問題は1割ですので、過去問を完璧にすれば、ある程度の得点は取れると言えるでしょう。
過去問題集のおすすめはオーム社の過去問題集です。参考書同様、解説が分かりやすく、図も多いので初心者にとっては使いやすい問題集となります。
逆に電気書院の問題集は、図も少なく解説も専門的で、電気を専攻した人でなければ分かりづらいものとなっています。また、誤植も多く、問題を解いていて何か違うなと感じたら、やっぱり誤植だったということもしょっちゅうです。
10年分の過去問題集というものがよく出ていますが、10年以上前の問題は近年の傾向から外れていることが多いため、10年分を行うといいと思います。
過去問題集とは別の話になりますが、電気関係出版各社は電験三種予想問題集というものを出しています。
電気関係の受験雑誌でも電験の受験月となると、予想問題の特集がされていますが、これらはあまり的中していません。
これを参考に解くのはいいかもしれませんが、必ずやったほうがいいというものではありません。
これだけやれば大丈夫というのも危険ですので、あまり予想問題は受験の前に行う必要はないと感じます。
過去問題集について書いてきましたが、電験三種の試験本番は、過去問題と同じ傾向の問題も多く出題されることは確かです。
10年分の過去問題を解けるようにして臨むことが合格への近道です。


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