令和という現代に危惧していること

元号が変わり、平成から令和となりましたが、noteの活動は続けて参りますので、よろしくお願いいたします。

いきなり引用(というか、今回は参考と表現したほうが正しそうです)元のニュースを出してしまいましたが、今回は私が令和時代に危惧していることを書いてみようと思います。

それは、便利になる反面、自由さが無くなるということです。

今回、引用した森永製菓の下請法違反は、もちろん法律違反ですし、下請会社に対するイジメに近く、許されないことだとは思います。
ただ、この違反をしたのは、森永製菓の会社全体ではなく、一部の部署でやった話だと思うのです。

森永製菓さん程の大きな会社であれば、当然のように社内でも問題視され、再発防止に向けた対策が取られることになるはずです。その際の対策の範囲は今回違反を起こした範囲に留まらず、全社(グループの会社全て)になってくると思います。

下請法というのは、強制法規です。違反と判断された時点で発注元会社の責任が問われます。
昨今のコンプライアンスに厳しいご時世、下請会社に注文を出す側が下請法を気にするあまり、弊社ではルールがどんどん厳格化されている現状があります。

すると、今まで下請会社とお互いの利便性、速やかな注文手配のために合意してやっていた方法が、「その手続きだと下請法の違反となるのでダメです」と指摘されることがあるのです。

結果、下請法に怯えルールに沿ったプロセスで手続きをすると、下請会社に対する作業に必要な資料等の開示が遅れ、下請会社側に迷惑がかかる……なんてことが私にも起きています。

会社絡みの話題ですと、他にも働き方改革でプロセスを簡素化した結果、相手方の協力が必須となり、サービスを受ける側にも準備や協力が必要となるケースも増えました。言葉を変えると、働き方改革の結果として不便になる部分があるということです。

また、会社関係とは違った方向の話ですが、SNSなどに載せた情報について、過剰反応ではないか?という話題も増え、卒業式の黒板に描かれた似顔絵をTwitterに上げたが削除というニュースも見ました。後は、空き巣対策に旅行については、‘なう’ではなく、“行ってきました”(つまり旅行中ではなくて、帰ってからの後日報告)にすることが推奨されているようです。

コンプライアンス(法令遵守)とか、働き方改革とか、IoTとか、ハラスメントだとか……。コミュニケーションを密にする、ひと手間かける、といったことが受け入れられない……。今までやってきたことが過剰に取られて、アレもコレもダメになってしまう。令和という時代はそうなるのではないかと心配しています。

以上、コンプライアンスの遵守が過剰でないかと疲れ、働き方改革や情報の(過度に感じる)保護に不便を感じ、休日の予定や彼氏の有無くらいなら聞いてくれて構わないくらいに思っている私が最近感じることなのでした。

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