「お前」という表現が悪いらしいので、歌詞を変えてみようと思う

障がい者関係は、話題になることが多くて記事にするには困らないのですが、どうにも社会批判的な内容が多くなってしまいます。今回は話題を変えて記事を書いてみようと思います。

今話題の、「中日ドラゴンズ応援歌の『お前』問題」
与田監督が、「『お前』は嫌だ。『選手名』にしてくれ」とおっしゃっていたので、私なりに歌詞を変えてみることにしました。

今回の、元(ソース)資料などは転載となってしまいますので、記事内では明記しません。どれもネット検索で容易にソースが見つかるものです。お手数ですが、詳細は読者の方のほうで検索してください。

◼️長すぎる前書き

しかし、ここで問題が1点。
問題の、「お前が打たなきゃ誰が打つ」は、原曲のサウスポーでの「得意の魔球を投げ込む」(「弱気なサインに首を振り」とほぼ同じ音です)の部分。テンポが早く、曲に合わせながら文字量を増やすことは困難です。
補足:「だけよ」の部分は、応援歌内では次の段落に入り、「今」にあたります。

何が言いたいのかというと、この応援歌の『お前』部分に、『選手名』を入れようとすると、4文字以上の選手名(高橋など)のときに語呂が悪くなるはずなのです。音に対して文字数を詰め込むのは基本的には難しいものです。

ましてや、このパートは応援団の方ではなく、球場にいらっしゃる一般客の方、もっと分かりやすく書くと、あまり野球や球団、選手の名前を知らない方側が歌うパートになるそうです。
チャンステーマは、基本的に2塁か3塁にランナーがいる場合に流しますので、そのときに誰がバッターボックスに立っているかで名前が変わります。
そんな臨機応変にできるほど詳しくないファンも試合によっては多くいます!!
ソースとしては、たまたまカープ女子に水曜日のダウンタウン(番組名)がインタビューしていた映像を見たことがありますが、昨今の野球ブームに乗っただけな、野球女子の野球知識は酷いです。私も、ニワカ野球ファンですが、「私以下のその知識でよくユニホーム着て球場に行けるなぁ……」と半分皮肉の半分関心するくらいです。

私の結論としては、「この『お前』の部分に、『選手名』を入れるのは無理」ということになりました。応援歌内の別部分に選手名があるので、それでいいよね?と。

◼️結論

今こそ打たなきゃどこで打つ

上のとおりにしました!

文法としては、「今こそ」と書けば、今という時間単位なので、文法だけを考えると、「今こそ打たなきゃいつで打つ」が正しいかと思います。
しかし、プロ野球の応援歌ではあまり、「いつ」という言葉は見かけず、「どこ」・「ここ」という表現が多い印象があります。
「こここそ」という表現はあまりないですし、最初を「ここで」にしてしまうと、前述の二の舞で曲と歌詞のバランスが悪くなると判断しました。結果、「今こそ」と「どこ」という組み合わせにしました。

どうしても、『お前』の部分に、『選手名』を入れるのであれば、『お前が』の部分まで『選手名』にすれば入るとは思います。ただ、いわゆるニワカ野球ファンの方に曲に合わせながらの瞬時に判断することは難しいと思います。
(曲に歌詞をねじ込んだパターンって、ソフトバンクとDeNAの球団親会社が変更になったときの球団応援歌くらいしか私は知りません……)

◼️最後に

既に同様の意見をたくさん拝見してはおりますが、野球の応援歌(特にチャンステーマ)で『お前』という歌詞は結構見ます。(私は広島の極チャンテを思い出しましたが)
あと、『お前』1箇所だけで不満を持ってしまったら、オリックスのチャンステーマ(たっぷりの皮肉を込めて、『お嬢チャンテ』とも呼ばれる)や、阪神のヤジ(ホームのはずな選手から辛いという苦情がある模様)あたりには耐えられないと思うのですが……。

私はその場の熱気を表す言葉して、『お前』という言葉遣いは野球応援でアリだと思う派ですが、今回は歌詞を変えて欲しいというリクエストがあったので、変えてみました。
ただ、他の球団にこの話題が波及してしまうことは残念ですので、この問題が早めに終結することを祈っております。

#エッセイ #ニュースで語る #野球 #サウスポー #中日ドラゴンズ #応援歌 #お前

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