第13回 西湖ワーケーション協議会とは?

こんばんは、おはようございます、こんにちは。

サイコサイコー

今回もゲストをお迎えしてのインタビュー回です。
ワーケーションを通じて西湖を活気づける活動をされている、西湖ワーケーション協議会・代表の河西和奈さんにお話を伺いました。

はやし(以下、は)「よろしくお願いします。まずは簡単に自己紹介をお願いしていいですか?」
河西さん(以下、か)「よろしくお願いします。私は、甲府の方で店舗内装の仕事をしておりまして、今まで何個か店舗を手がけてきた中で、自社でも飲食店の経営をしておりまして、その関係で西湖の空き家バンクに載っていたこの古民家を3年前に借りることになりました。(最初は)飲食店を始めたんですけれども、その中で西湖と深く関わりを持つようになりまして、色々西湖地域の特色などを見てきたんですけれども、去年、飲食店から宿泊業に切り替える準備をしていた中でコロナになりまして、その中で何ができるのかということで去年『(西湖)ワーケーション協議会』というのを立ち上げ、ワーケーションの推進事業というのをこちらでやっています。」

「飲食店というのは何をされていたんですか?」
「居酒屋さんとレストランですね。」

「じゃあ最初から西湖というよりも、空き家バンクで空き家を探す中で西湖が出てきたという・・・」
「そうですね。建築の方で古民家再生の事業もやっているので、古民家を探していたのもあって、そこで見つけた物件でした。」

「西湖ワーケーション協議会というのは、具体的にどういう団体でどんなことをされてるんでしょうか?」
「目的というか、目指すところは西湖に活気を出すために、西湖の周りでいろんなことをやられている方々と一緒に活動をしていきたいですね。」

「地域活性化的なことですね。」
「そうですね。」

「西湖ワーケーション協議会を立ち上げる前にも、西湖でお店をやられていたということなんですが、お客さんや地元の方の反響はどうでしたか?」
「その時は生シロップを使ったかき氷屋さんをやっていたんですけど、夏から秋にかけての繁忙期にはかなりのお客様に来ていただいて、すごく盛り上がっていたんですけれども、やっぱりこの辺りは、11月以降春までの間、本当に人が少なくなってしまって。そこで『年間通して人を呼べるようなことってないのかな』っていうので宿泊をやってみようかなと。」

「冬が閑散期というのはやはり寒いからですか?」
「そうですね。」

「西湖の紹介の回でもお伝えしたんですけど、西湖って標高900mなんですよね。あと富士の麓っていうのもあって結構冬場は寒くなるので、そういったところで(西湖は)冬のコンテンツ作りに苦戦してきたというところですかね。」
「そうですね。この下のおうちの人とかは、冬場はマイナス6度でおうちの中のトイレが凍るらしいです。」

「あー。寒い地域とかは水道が凍ったりしますよね。」
「そんな河西さんですが、3年前から西湖の方には関わってこられたということで、西湖の魅力ってどんなところだと思いますか?」
「やっぱり一番は自然ですかね。富士五湖の中でも西湖ってなかなか目立たない存在だと思うんです。私も西湖でお店やるまであんまり来たことない場所だったので。」

「山梨県民ですらあんまり来たことない人多いですよね(笑)」
「そう、そんなに知らない場所だったんですけど、ここに通うようになって、一番良い場所じゃないかっていうぐらい、余計なものがないっていうか、自然溢れる良いところだと思います。河口湖や山中湖は観光地として賑わってますけど、そことはまた全然違った場所で、すぐ隣なのに。(もっと)知って欲しいなっていうのはありますね。」

「そうですね。特に去年はコロナがあって、元々賑わっていた河口湖や山中湖もだいぶ観光客が減って、ああいうところって海外からのお客さんが来ていたと思うので、そこが減ったことで西湖もだいぶ苦戦は強いられているとは思うんですけれども。」
「そうですね。今後どうなっていくかですよね。」

「では最後になりますが、3年(西湖に)関わってこられて、このタイミングでワーケーション協議会を立ち上げられて、今後、何をやっていきたいとか、どんな風に西湖を盛り上げていきたいとかありますか?」
「引き続きワーケーションも推進していくんですけれども、西湖に関わってきた中で色々見えてきた問題っていうのもあって、湖の利用の仕方や、樹海トレイルの遊歩道保全の問題、そういうものにも関わっていけたらいいなと思っています。」

「なかなか地方だと高齢化のこともありますし、自然保護っていうのはひとつ課題になってきますよね。」
「山梨県は去年コロナの影響で、良いのか悪いのかキャンプブームもあって自然の中でアクテビティを楽しむ方も多かったと思うんですけど、そういった中で自然保護のルールっていうのも見直されてきてますよね。」
「みんな分かっているけれどもなかなか(自然保護に)手をつけられない問題だったりするので、そういうことをできたらいいなと思います。」

「じゃあこれからも色々活動の幅を広げられていくということですね。」
「そうですね。」

「わかりました。ではこれからも時々河西さんには出演していただいて(笑)、色々な活動の進捗だったりとか、状況をお伺いしていきたいと思います。では今日はありがとうございました。」
「ありがとうございました。」


はいというわけで、西湖でワーケーションの推進や、自然保護など地域が抱えている問題にも取り組んでいくという河西さんの活動に、今後も注目ですね。

それではまた!

https://www.facebook.com/saiko.workation.saikooo/

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