第18回 HAMAYOUリゾート 北山さんの話が超面白かった件

おはこんにちばんは。

今回から4回は西湖にある「HAMAYOUリゾート」の北山さんへのインタビュー回です。ツアーガイドとして活動されている北山さんですが、山梨に移住してきたことや、海外を旅してきた経験が僕と似ていて、とても楽しいインタビューになりました。

また、今回からnoteの書き方を少し変えて、ただのVoicyの書き起こしではなく、内容はちゃんとお伝えしながら文章の構成や量などは読み物に特化させて編集したものを公開していきます。
文字には文字の面白さもストレスもありますしね。

それではどうぞ。

HAMAYOU素材

はやし(以下、は)「それでは自己紹介からお願いします。」
北山さん(以下、き)「はい、HAMAYOUリゾートで企画やツアーガイドをしたり、来られる方が楽しめるものを日々探している、フリをして遊んでいるスタッフです。」

「(笑)」
「出身はどちらなんですか?」
「石川です。10年ちょっと前から西湖に。石川は天気が悪い時期が長くてもう少し明るいところに住みたかったんです。で、晴天率を調べたら岡山か山梨が高くて。どちらか迷ったんですが、富士山あるし仕事もありそうだったので(笑)」

「そこで選んだんですね!山梨の中でも西湖ってマイナーな場所だと思うんですが、なぜ西湖に・・・?」
「富士五湖を見たときに河口湖と山中湖って、バブル時代にできた形を脱却するのが難しいだろうなって。古くなっていくイメージというか。それで西湖に。」

「10年前の西湖ってどんな感じだったんですか?」
「景色はほぼ変わってないですね。60年前の写真を見ても変わってない。それが西湖の良さかなと。樹海とか上九一色村とかネガティブなイメージがあった分、光が当たらず、開発の目が向けられなかった。さらに(富士山が)世界遺産になって、余計に開発しづらくなって、綺麗に残されたんじゃないかなって思います。」

「北山さんが普段されているツアーはどんな内容なんですか?」
「西暦864年の富士山の噴火で流れ出た溶岩によって、剗海(せのうみ)と呼ばれる大きな湖が分断されたんですが、その時できたのが西湖と精進湖です。その分断された溶岩の上に森ができて、青木ヶ原樹海になった。さらに辿ると本栖湖も一つの湖だった時代があって古剗海(ふるせのうみ)と呼ばれ、おそらく琵琶湖につぐ大きさだったんじゃないかと。実は今も地下水脈で繋がってると言われてて、水位の変動が同時に起こるんですね。そこ(かつて湖だった場所)を舞台にツアーを開催していて、地球の活動のダイナミズムみたいなものを見てもらいたいと思ってますね。」

「四季の変化とともにツアー内容も変わってくると思うんですが、冬はどんなツアーをされてるんですか?」
「ほんとは冬も湖に出たいんですけど、まだそこは考えているところですね。冬の方が富士山も(雪で白くなって)綺麗だし、空気もすごく澄んでて圧倒的に綺麗なんです。春になると湖に出るツアーが増えてくるんですが、逆に風が吹くようになってきて湖面も波立つ。逆に晩秋から冬にかけては水面が鏡みたいになるんです。他の人もいないし。」

は「冬というとこの辺は閑散期というイメージですよね。」
き「閑散期の理由が『寒いから』なんですが、その寒さも売っていきたいなと。やっぱり年間通じて(お客様に)来て頂けると場所じゃないと、色々なことが続けて行けなくなってきますよね。そこがクリアできればもっと面白いことがどんどん生まれるんじゃないかなって思っています。」


というわけでHAMAYOUリゾート北山さんへのインタビュー第1回目でした。
冬の西湖、僕も含めどんなものを生み出していけるか楽しみですね。
今回から少し書き方を変えたnoteでしたが、いかがでしたか?
「読みやすくなった」とか「前の方がいい」など、どんなことでも良いのでご意見いただけると泣いて飛び跳ねて喜びます。

次回以降も面白い話が続きます!
それではまた!

https://www.hamayouresort.com/

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