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1年半ぶりのnoteの訳と低糖ジャムより糖分を抑えた練乳作り

1年半ぶりのnote

なぜまた再開したのか、という理由はない。練乳を作りながらふと思い立った。
なぜ書くのを辞めたのか、という理由はある。辞めたというより書けなくなったのだ。

一年半前の9月のことだ。
年上の友人に末期がんの友人がいた。末期がんだった。私はその方の通院の時に車で送るようになった。彼女は一人暮らしで、相当に体力が落ちていたと思うが自活していた。もちろん行政や病院のサポートやご友人たちのサポートも受けながらだが、オペレーションしているのは彼女自身だということは、病院までの20分ほどのドライブのお喋りでもわかった。

このドライブが好きだった。降りる時に彼女はいつも小さなメモ用紙に短い文章を書いて手渡してくれた。達筆だが線は揺れていた。その日も私は病院に彼女を送り届けた。夕方、彼女から、入院することになったとショートメールが届いた。私は「退院されたらご連絡くださいね。お大切に」というような返信をした。
けれども、彼女は退院することなく数日後に亡くなった。

お葬式の前夜、横たわる彼女と再会した。死後も見据えての「オペレーション」だったことを知った。

私は彼女の一人で生き切る姿に、自然と自分の行く末を重ねていた。言葉はうまく見つからなかった。私もまた、死に向かっているのだ。死ぬのが怖いとかいうことではないが、覚悟も出来ていないな、そう思った。なんだか、noteを書くのを休みたくなった。

彼女にとっては最晩年のほんのいっとき、私にとっては偶然のいっときだったけれど、彼女と知り合えたことに心から感謝している。いつか、彼女のことを書けるようになれたらいいけれど。

糖分1/3に抑えた練乳作り

八百屋さんにいろんな名前のイチゴが並んでいる。その横に練乳も。練乳の糖分はお砂糖と同じとわかっていても、赤いイチゴに白くてツヤツヤとろりの練乳を回しかけていただく美味しさは辞められない!というわけで、糖質をやく1/3に抑えた練乳を考えてみました。

と言っても、5分もあればできるなんちゃって練乳です。
材料:牛乳:100cc・お砂糖20g・茶色いお砂糖5g・片栗粉小さじ1
これらを全部混ぜます。茶色いお砂糖を加えるのは、クリーム色を演出するため。笑。とっても甘く感じます、まっ白より。

片栗粉と砂糖をよーく溶かします

中火にかけて、休まずかき混ぜます。すぐにトロトロしてきます。なお混ぜていくと泡が大きくなってきます。

鍋の中央の方も泡立つことが大事

泡がますます大きくなって、あちこちで泡が弾けて鍋肌がはっきり見えるようになったら出来上がり。

このクリーム色は茶色いお砂糖のお陰です。

5分もあれば完成です。100ccの牛乳が大体70ccくらいになるから糖分は1/3。

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